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とんとんさんの投稿

植木屋

とんとんさん
2019.9.11 21:19
植木屋殺すにゃ刃物は要らぬ雨の十日も降ればいい

なんてこというのは、植木屋という所を普通に職人の名前にしたら、結構みんなそんなものだったんだと思う

ケガと弁当は手前持ち

十時三時のお茶は頂いても、弁当は必ず持っていくものだった

実際、結婚したとき
夫は一人親方の植木屋で
雨が降る季節は収入が少ない
毎日、植木屋仲間の家に行って麻雀三昧

仕事は人工(にんく)を融通し合って、一人親方の仲間もいたし、親からの代の人は職人が何人かいる人もいた

手伝いに行く日と、手伝いに来て貰う日と、やりくりしながら、それでも段取りとかいろいろ有ると半月分働ければ良い方だったように思う

新婚早々から、1週間に4日も友だちが泊まり込みで仕事に行って帰って来てお酒を飲む
夫は飲めないから、1杯のビールですぐに寝てしまう

神米主婦の私は、酒の肴を作るのも遅くて、出したそばからなくなって台所にずっと立っているような状態だった
それに、生活費をちゃんと貰っているなら、手を抜いて買ってきたものを並べることも出来るけど

不定期に、例えば5万渡されても、その5万で何日食べるんだろうと思うような生活、その上、植木を買いに行くから2万くれとか、また生活費と思っていたところから持って行かれる

サラリーマンという実家での生活からは考えられないことだった
結婚前に、1ヶ月分をちゃんと用意して、1ヶ月ずつずらしていくような生活費だったら良かったのに、そんなことも出来なくて

仕事が終わったお客様の家に集金に行くのに、貰えなかったと言って帰ってくることもあって、お金持ちほど払いが遅いを実感したりして・・・

もうずっと、お金のない心配だった
だからこの時期だ、バスに乗って、溝の口の市場のようなお店に行って、洗面器1杯のイワシを買って帰ってきたときの嬉しさ
お刺身も大丈夫と言うから
買ってきた日はお刺身
その日のうちに、つみれを作り、イワシハンバーグ、甘辛く煮たり、1週間イワシが出たときには、夫がいい加減にしてくれと言ったけど、私のやりくりとしては自分で自分を褒める

バスに乗って40分もかかる駅まで行くのに、両手で持ちきれなくて買えないことが悔しかったり,一回だけ、もう一度買いに出たこともある

夫が果物は温州ミカンと梨だけ有れば良いと言う人だったから
洗面器1杯の、ナポレオンという黄色いさくらんぼを、ひとりで食べたとき、嬉しかった・・・お腹壊したけど^^;

でも、ひとりしか食べない果物はあまり買わなかった
もったいなくて自分のためには買えなかった

夫に怒られたとき、悔しくてリンゴを買った、リンゴは私の好物だったから

でも、食べないと言っていた果物、皮を剥けば食べるようになって、子どもが食べる頃には、好きも嫌いもなく何でも食べるようになった,梨は自分で皮を剥いても食べるなんて言っていたけど、自分で皮を剥いて食べたことなんかない

話がどんどんそれた^^;
日曜日は首都高が空いているからと、日曜に東京の仕事を入れるから,卵屋さんで働いていたときには、完全にすれ違いだった
いつもひとりぼっち

夫は、母のお客様の個人のお家の庭の仕事が多かったから
ひとりで行くことも有るし、友だちに頼んでいくこともあって

そんなとき、お弁当箱に、紙に包んだお菓子のようなものが入っていると、これどうしたの?と聞けば

お客様の家で出されたお菓子が器の上に紙が敷いてあって紙の上に置いてあるお菓子は、紙ごと全部貰ってくるのが礼儀だって
紙が敷いていなかったら食べた分だけで残してくる事があっても持ち帰らないんだって

そんなことをわかっているお家がどのくらい有るのか知らないけれど

それとは別に、ずっと後で、テレビを見ていたら、植木職人の人が話していて
お茶を頂くときのお茶碗を茶托やお盆に戻すとき
小指をお茶碗の糸切りの下に添えて、音を立てないようにお茶碗を置くのだという・・・そんなことをしている人が居るのかなあと思いながら見た^^

6月頃の鬱陶しい時期になると、ツバキ科の木にチャドクガが発生する
チャドクガは成虫だけじゃなく、幼虫もサナギも、卵さえかぶれる、服からも移るので、夫は何回も上半身やられたと真っ赤になって帰って来た

作業服は別にして洗濯をして
ひどいときには病院に行って、たぶんカルシウム拮抗剤とか言うのだと思うけど注射をして貰って治まるという感じだった

新庭と言って、新しく庭を造るとき、夫はツバキの仲間の木を植えるのを何とか他の木に変えさせたとかいうこともあった

私が和裁を習っていた頃は、夫のための印半纏も縫った
藍染めの40数年前1万2千円の袢纏は良い値段だった
仕立代が掛からないだけ安上がりだったと思う
昔の袢纏はお客様から頂く物だったらしいけど、もうそんなことはないわけで、友だちと顔つなぎで入れて貰った組合で、その袢纏を作るというので1枚買った

袢纏とくれば、下はどんぶり ぱっち
手甲、地下足袋、脚絆
脚絆を縫ってくれと言われて、こはぜを東京のボタンを売っていたお店に買いに行った
こはぜなんてもう昔の物かな

どんぶり勘定のどんぶりという言葉は、胸からお腹に掛けてきている物の呼び名で横から手を入れることが出来るようになってる、その中で貰ったお金を入れたりするどんぶり勘定と言うらしくて・・・詳しくは知らない、違っていても、良いことにして^^;

夫はちゃんとどんぶり勘定じゃなく請求書も領収書もしてたから大丈夫^^

食べる丼鉢のことかと思ったら、チンチロリンじゃないんだからって、何じゃそりゃ?と思ったら、丼の中にサイコロ2ついれて賭けるのかな?チンチロリンって、サイコロと丼の音だって・・・知らなくて良いよね、そんなこと

何書いてるんだろ、なはっ
そう、夫は、子どもが生まれて何年目かなあ
腰痛で、ドクターストップというか,植木屋の仕事をしていられるような腰じゃないという事になって、仕事を辞めた

夫は昔植木屋だった・・・なんて話しだった
流星一の糸せっちゃん〇ほなっ日記飛翔@スズジイ@りょう 7人がいいねと言っています
コメント
一の糸さん
一の糸 さんのコメント
2019.9.12 0:40
今晩は
「夫は昔植木屋だった」
私の友人に「植木屋」がいまして、釣り仲間で紹介されたのかな?
気が合ってですね、庭木の手入れをして貰っていました
ある日「うちの息子が阪神タイガースに入りましたよろしく」と、それが誰あろう、あの「新庄選手」阪神ー大リーグー日ハムと渡り歩いた男
日ハム時代が華でしたね
「プロ野球アメリカ帰りが盛り上げる」なんて川柳を投稿したことがあったっけ。
おそらく「イチロウ選手」とは対曲線上の選手、好きですね。
新庄の親父、そんな彼でしたが、亡くなってしまいましたね、私より随分若いのに。
多分最後まで植木職人はやっていたと思います。
あれ?こんな話になっちゃったね、御免なさい。
それにしても、とんとんさん
いろいろご存じですね
どんぶり勘定も知りませんでした、チンチロリンも。
1人がいいねと言っています
とんとんさん
とんとん さんの返信コメント
2019.9.12 18:14
こんばんは^^
私は野球のことも、とにかくスポーツのことをほとんど知らないのですが、それでも新庄選手はテレビで見ました
かっこよかったですね^^
そうなんですか、お父さんが植木屋さんと言うのは知りませんでした
えへっ、知らなくていいくだらないこと知っていたりして^^
0人がいいねと言っています
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