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高原だより

姨捨山人さん
姨捨山人 さんのブログ[カテゴリ:野山の散策
2020.7.2 22:08
 さて、梅雨の晴れ間の6月29日「鍋倉ザゼンソウ」を見に、鍋倉山に行きましたが、見落としで逢えずにすごすご帰ってきました。葉は結構大きく、花は6cm前後と小さいですが、多分見落としだと思っています。来年は捲土重来を期して必ず見に行きたいと思っています。
 その失敗のトレッキング記です。長野と新潟の県境である斑尾山を含めた関田(せきだ)山脈のほぼ尾根沿いを縦走する総延長約80kmのロングトレイル(長距離自然道)の一部を歩きます。登山口の「茶屋池」から出発です。

 昨晩遅くまで降った雨で濡れた山道を登ります。挿入する写真も多少、本来の物から変わって見えるかもしれません。最初に見えたのは「トウゲシバ」(ワラビ、ゼンマイ、ツクシと同じシダ類)と「ギンリョウソウ」別名ユウレイタケ(菌類に寄生し、色素はなく透通った白色の腐生植物)が両側に、これでもかとうんざりする程延々と生えていました。


 出たての「ギンリョウソウ」なかなかお目にかかれない。

 進むにつれ、大小の「ツクバネソウ」が出現、実が羽根つきの玉に似て黒紫色の玉になるため「ツクバネ」。クルマバツクバネソウとは、葉の数、花の付き方が違います。

 黒倉山頂に近ずくに従って、花期の終わった「オオイワカガミ」が両側に沢山ありました。コイワカガミに比べ葉の大きさは格段に大きい。黒倉山頂は信越トレイルの関田峠への分岐です。ここから鍋倉山へはトレイルのコース上です。

 ここから鍋倉山へは、「ナベクラザゼンソウ」を注意深く探しながら登りましたが、山頂(1.289m)に着くまで見つけることは出来ませんでした。頂上には小さな祠があり、お賽銭がむき出しで上げてありました。(失敬する人は居ないのでしょう)勿論、三角点にはタッチ。

 ザゼンソウが見つからなかったので、目に留まるものを手当たり次第に撮りながら下山することにしました。ザゼンソウを諦めた訳では無いので、探しながらの下山です。頂上の木の葉に止まっていたトンボの「アキアカネ」です。
 私達が「赤トンボ」と呼んでいる種類は「アキアカネ」「ナツアカネ」「ミヤマアカネ」です。ここにいる赤トンボは胸の模様から「アキアカネ」だと思います。山での避暑が終わり背中が赤くなり、里に大群となって下りてきます。古くから「あきず」と呼ばれ,秋の実りの頃害虫を食べ五穀豊穣の土地柄を示す地名(秋津洲)となり、大和の国の枕詞にもなりました。トンボの豊富な日本でも特に身近なトンボです。

 二つのピークの中間点の鞍部に小さな池があり、岸辺の木の枝には「モリアオガエル」の泡状の卵が幾つもぶら下がっています。孵化して池に落ちる時、下にはサンショウウオが口を開けて待っています。モリアオガエルのオタマジャクシの危機の時であります。

 そのにっくき相手の「サンショウウオ」の卵です。モリアオガエル、クロサンショウウオとも天敵がおり、生き残るのは極わずかです。

 さらにこの池には、「オヒルムシロ」がありました。浮葉は見れましたが、沈水葉は見れませんでしたが、ヒルムシロ、フトヒルムシロとは違うように思えました。東日本に多く、関西以西では稀とのことです。水辺から遠く沈水葉の確認、花の拡大写真は不可能でした。

 雨に濡れた苔「ヒモヒツジゴケ」他にヒツジゴケ、ナガヒツジゴケがあるが、雨に濡れたヒモヒツジゴケに確定。

 更に下ったところにあった「スジチョウチンゴケ」がありました。コケに似合わぬ姿かたちです。雨に濡れて風情があります。透明感のある綺麗な葉とかわいい花のように開いた葉や卵型の葉が特徴的な苔です。

 2,3日前から以前の活動を再開したので、ブログを書く時間が少なくなりました。脈略のない内容のブログになりましたが、ご容赦ください。
真由topkat海食崖一の糸ふぐのひれ酒チャコゆりかもめマー子しょうく真実一路 22人がいいねと言っています
コメント
コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2020.7.3 9:02
こりゃまた珍しい山の自然を紹介いただいて、目の保養になると同時に、
「脳のブラシアップ」にもなりました。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.7.3 11:25
コキリコ さん
こんにちは。
山で生活する人にとっては目新しいものはありませんが
都会に住む方々には珍しいものもあると思っています。
「田舎の学問より京の昼寝」の田舎の生活をしています。
これからもよろしくお願いします。
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しょうくさん
しょうく さんのコメント
2020.7.3 4:36
久し振りに、ギンリョウソウみました。
別名ユウレイタケ?。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.7.3 6:38
しょうく さん
お早うございます!
山全体がギンリョウソウが寄生する菌で一杯なのかと思うほどたくさんありました。
葉緑素を持たないのでそう呼ばれているのだろうと思います。
支離滅裂なブログをお読み頂き有り難う御座いました。
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ゆりかもめさん
ゆりかもめ さんのコメント
2020.7.3 3:59
自然がいっぱいですね・
ギョリンソウ。変わった花です。
幽霊花なんて名もついて・

昨日は私もその幽霊の花を都内で見つけました。
見つけた時はビックリ。
梅雨の中に咲く自然ですね。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.7.3 7:12
ゆりかもめ さん
お早うございます。
拙いブログいつもお読み頂き有り難うございます。
一度、返信したのですが、行方不明になりました。再度の返信です。
平地で見られるのを聞いたのは初めてです。
ギンリョウソウは種をゴキブリが運びます。家にいるチャバネゴキブリではなく、
モリチャバネゴキブリです。撮った写真の中にゴキブリが写っていたのでトリミングしてみました。見られるといいのですが。
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ふぐのひれ酒さん
2020.7.3 0:52
凄い健脚ぶりですね。
山岳でしか見られないものばかりで興味深く拝見しました。
有難うございます。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.7.3 5:56
ふぐのひれ酒 さん
お早うございます。真夜中のコメント有り難うございます。
私には、珍しいものではないですが、山に行かなければ見られない物もあります。
登った者のご褒美だと思っています。
同属の動植物なら近くの公園でも見つかるかもしれません。
コケなら身の回りにあると思います。ルーペなどで見て下さい。
不審がられるかもしれませんが(^_^)
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