メニュー
ゲストさん
姨捨山人さんの投稿

農家の敵、田んぼの雑草

姨捨山人さん
姨捨山人 さんのブログ[カテゴリ:散歩で見つけた野の花
2020.9.3 19:30
 農家の憎っくき敵、雑草。抜いても抜いても後からゾロゾロ、除草剤を使ってもまた来年、ヒョッコリ。何とも始末に負えない代物です。
 雑草に罪はないことは頭ではわかっていても、夏の暑い盛りに我が世の春を謳歌している雑草をみると「敵!」と思うのは素直にその通りだと思います。
 非農家(昔はいくらかの農地を持つ兼業農家)の私が雑草の味方をするようなブログ書くにあたり、お叱りを覚悟の上で紹介したいと思います。
 言い訳がましいですが、迷惑な帰化植物であれ、雑草であれ、懸命にに生きる花や草が、お前は変態だと皆にいわれようが純粋に愛おしいのです。

 沢山ある田の雑草ですが、ここでは自宅から5~60mの範囲にのものを紹介します。初めに我が家の家紋にも使われている「オモダカ(沢瀉)」別名「ハナグワイ、サンカクグサ」などいくつかあります。発芽の初めは線形の葉を出します(雑草のコナギに似る)。

 成長が進むと矢じり型の葉になります。

 説明が難しいですが、柄の付いた花が藤の花のように下から上に咲いていく咲き方を「総状花序(無限花序ともいう)」と言い、オモダカも同じように咲きます。花の直径は約2㎝、3枚の花弁。花は単性花で、花序の上部に黄色の雄しべが目立つ雄花、下部に雌花がつきます。



 現在は受粉を終えた種が成長すると共に、オモダカの栽培種「クワイ(慈姑)」と同じように塊茎でも増えます。群生すると矢じりを並べたように見える為、「勝ち草」「勝軍草」などと言われ武将が好んで家紋にし、今でも十大家紋の一つとして使われています。

 花とは言えませんが、厄介な雑草「ホタルイ(蛍藺)」茎の途中に小穂が付いたように見えますが、小穂は茎頂に無柄で数個つくきます。小穂は卵形で、長さ1〜1.2cm、小穂の上は長い苞葉です。よく似た「イヌホタルイ(犬蛍藺)」は小穂が長楕円形で先が尖ります。



 折ると傷口がすぐ黒くなり、筆のように書く事が出来る変わった雑草。「タカサブロウ(高三郎)」名の由来は不明で別名「モトタカサブロウ」湿地や田の縁などに群生する。似た花に「アメリカタカサブロウ」があり、素人にはチョット見では判別がむずかしい。花びらがとても綺麗な白色をしていて花の直径は1cm弱。


 私の子供の頃は無かった帰化植物の「ホソバヒメミソハギ(細葉姫禊萩)」以前からあった「ヒメミソハギ」が減って、ホソバヒメミソハギが目立つようになりました。不謹慎ですがホソバの方が花は綺麗なように思えます。対生した葉と茎の基部に小さな紫の花を咲かせます。茎は断面が正方形です。


 この水生雑草退治は食べてしまうのが一番「コナギ(小菜葱、子菜葱、小水葱、子水葱)」。別名も「ツバキグサ」などたくさんあります。ホテイアオイと同じ科で花も青紫で似ていますが、ずっと小さいです。姿かたちの変化が多いため色々な名前で呼ばれます。




 この他にも「ミゾハコベ」「キカシグサ」「アオウキクサ」や以前紹介した「ミゾカクシ」などもまだ我が物顔に蔓延っています。雑草でも人の役に立つものもあれば、悪さばかりする雑草もあります。
 いろいろな雑草を見て認識を改めて頂きたい気持ちが私にはあります。どんな悪人にも一つぐらいは良いところがあるように、雑草の良い所を皆さんにお伝え出来ればと思っています。 
☆さくらホテイランぎ~やん真由一の糸gamisan海食崖ふぐのひれ酒チャココキリコ 19人がいいねと言っています
コメント
ホープさん
ホープ さんのコメント
2020.9.4 14:55
姨捨山人さん
こんにちは。m(_)m

初めまして。

時々投稿のお写真を拝見しています。関東の方のお写真を拝見して懐かしく思う投稿にお邪魔いたしました。

キツネノカミソリの投稿でお邪魔いたしました。

私は「おおきつねのかみそり」の群生地に行った事がございます。
その時のYouTubeのURLです。
どうぞご覧ください。m(_)m
https://youtu.be/GI5LBAFDRBg
1人がいいねと言っています
姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.9.5 7:20
ホープ さん
お早うございます。コメント有り難うございます。
「オオキツネノカミソリ」の貴重な大群落の映像を見せて頂きました。
私の「キツネノカミソリ」の写真も「オオキツネノカミソリ」だと思います。
ここ長野県中部以北では「オオキツネノカミソリ」を見る機会は少ないと思いまが、上手くすると両方の花を見ることが出来そうです。
ホープ さんの「オオキツネノカミソリ」と私の「キツネノカミソリ」は共に、雄しべが花弁より突き出ているので、厳密には「キツネノカミソリ」ではありません。
柔らかい指摘ありがとうございました。
1人がいいねと言っています
やまびこさん
やまびこ さんのコメント
2020.9.4 13:14
本当にどの花も
可憐で精一杯
咲き誇っていますね。
生まれて出る
雑草に罪はないと
ついつい思ってしまいました。
1人がいいねと言っています
姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.9.5 6:13
やまびこ さん
お早うございます!
農家の皆さんには「ゴメンナサイ」。
やまびこ さんと同じように
世の中に一人ぐらい懸命に生きている憎まれものの雑草を愛でる者がいても良いのではと思っています。
良い一日でありますように・・・。
0人がいいねと言っています
gamisanさん
gamisan さんのコメント
2020.9.3 21:09
昔田んぼにオモダカがよく生えていて、手で取っていましたが最近田植え前に除草剤を散布しオモダカは見当たりません。
1人がいいねと言っています
姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.9.4 5:34
gamisan さん
お早うございます。
確かに、昔ほど雑草は見られなくなり、水深の浅い沼地でしか見られない物もあります。
除草剤のおかげで農家の方は昔ほど苦労をしなくて済むようになりました。
ただ、ある農家の方は自家用米などには除草剤を極力避けて、「アイガモ農法」をしていらっしゃいます。これも省力化の一つかもしれません。
いつもコメント頂き励みになります。有り難うございます。
1人がいいねと言っています
ジャムさん
ジャム さんのコメント
2020.9.3 19:56
「オモダカ(沢瀉)」中々除草剤で退治できなくて、朝晩の涼しい時に一時間づつ
除去に一週間入っても、除去できない厄介物を思い出しました。
(一反の田圃での毎年の作業でした)
1人がいいねと言っています
姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.9.3 20:18
ジャム さん様
コメント有り難うございます。
オモダカに限らず、田畑の雑草夏の暑い盛りに繁茂するので除草が大変です。
私も、田の草取り。2番取り、3番取り大変でした。
1人がいいねと言っています
雪豹さん
雪豹 さんのコメント
2020.9.3 19:46
農家さんの雑草との戦いは大変そうですね。
散歩コースの畑でも、とってもとっても雑草は生い茂ってますね~
この前おばさんがしっかり雑草を根こそぎ退治していたと思っていたのに、
その数週間後にはまた同じものが生えて来てますものね~
涙ぐましい戦いだと思います(^^♪

でも雑草にも名前があり、嫌われても花が咲くとは、素晴らしい根性
私も雑草魂で仕事を頑張ってきました(^^♪
1人がいいねと言っています
姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.9.3 20:08
今の農家の人は、除草剤という武器を持っていますが(私は除草剤汚染が怖い)
昔の人を思うと涙が出ます。
話は違いますが、雪豹 さんの茄子の棘のつぶやき、コメントが沢山で私の出る幕ありませんでした(>_<)
1人がいいねと言っています
人気記事

Slownetの公式SNSアカウントをチェック!

ボタンをタップしてフォローしてね!