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海食崖さんの投稿

糸島半島を巡ってみました

海食崖さん
海食崖 さんのブログ[カテゴリ:旅・自然・歴史・風土
2020.9.10 18:35
福岡県の西側、玄界灘に少し突き出た所に糸島半島があります
当方の末娘がこの辺りに住んでいますが、コロナの影響などでお盆も現地に留まりましたため、盆が開けて暫くしてから、家内とともにこちらから出向いて見ました
車で大阪から652㎞
行くだけで一日かかります
夕方に到着、元気でいる事を確認し、夕食を共にし、家内は娘の家に、私は近くのホテルに宿泊(客用布団が一組しかないため)、翌日の朝私も含め3人で糸島半島を巡ってみる事といたしました
宜しければ、少し長くなりますが、最期までご一緒にお付き合い頂ければ嬉しいです

さて、先ずは糸島半島から少し中に入った、厳密に言うと糸島半島ではないのですが、ほぼ場所的に近いと言う事で、白糸の滝へ
白糸の滝と言うと富士山の麓のものを想起しますが、九州ではこれから行く滝がそれ
少し狭くなった山道を登って行きます
途中はこんな感じの景色で、半島から玄界灘が望めます

さて、白糸の滝です
結構人がいて、滝の前が込み合っています
人が映り込んでいますが、光が差したこの光景が結構好きです

シャッター速度をスローにして何枚か撮ってみました


滝から下の流れはご覧の通りで、多くの人、家族連れが涼を求めて、魚とりなどを楽しんでいます


さて、この間にも日が高くなるにつれて、多くの車が細い山道を登ってきます
これ以上の混雑を避け、早めに次に向いましょう
ここからが本当の糸島半島です
全国的にはあまり知られていないようですが、九州では結構知名度もあり、穴場のような感じです
海沿いの道を暫し走り、一寸した船着き場に到着しました
糸島市志摩芥屋(けや)です

暑いですが、雲一つない好天で、海の青も一層引き立つように感じます
今から小舟で芥屋の大門(けやのおおと)に向います

芥屋の大門です

日本三大玄武洞の内でも最大のもので、海蝕によってできた洞窟は私・海食崖にとって大変魅力的な所です
小舟は洞窟の中に入ってゆきます
見事な玄武岩の柱状節理です

洞窟の奥はこんな感じです

天井です


一時洞窟を楽しんだ後は、船着き場の近くにあった氷屋さんで、かき氷を頼んでみました
余りに熱いもので・・・
一杯の量が結構多いので、一人分だけ頼むこととしました


さて、時は既に正午を過ぎ、暑さ凌ぎのかき氷で飢えが凌げる訳はなく、昼食場所を探します
実はここ糸島は結構お洒落な店がポツンポツンとある所で、それがこの地域の魅力を一層引き立てている面はあるようですが、取り敢えず一番近い所にあった昼食の出来るカフェ「ココペリ」に入ってみます

ドアを開けると靴を脱いでスリッパに履き替え2階へとの案内がありました
どうもカフェは2Fの様です

食事とともにゆっくりとお茶した後で、次の所に向います
海岸沿いを走っていくと、この景色が見えてきます

お伊勢さんではありません
福岡県にある桜井二見ヶ浦
天候がいい事も有り、中々の景色で、そこそこ人もいます
私は本家のお伊勢さんより、砂浜と伸び伸びとした雰囲気のあるこちらの方がいいのではないかと思います



さて、元寇防塁跡等、まだまだ見るところは一杯あるのですが、少し趣向を変えて、工房を巡ってみたいと思います
半島内のいたるところに点々と色んな工房がひっそりと点在しているようです
興味は風景や写真ではなくて、この地に移り住んだ多種多様な工房と作家の皆さん
先ずはパン工房へ
車のナビにはほぼ反応しないので、グーグルが頼りです
殆ど看板も出ていない古民家にそれはありました

どう見てもパン屋さんには見えませんが、パン工房「のたり」です
自家製酵母に拘る店で、古民家を借りて営業されているようです
ベーグル等固めのパンに少々野菜も買ってみました
こんな所でお客さんが来るのかと訝っていますと、おばあさんが来店、暫くすると別のグループ(前出の写真)も来ましたので、それなりに繁盛しているのかも知れません
不思議なものです

さて、「のたり」の人に陶芸をやっている所を教えてもらいましたので、次に窯元を訪ねる事としました
グーグルマップは私より娘の方が使い慣れているようですので、娘の指示に従って、更によくわからない、片道切符のような道を行きます
窯元「ろくろ」を見つけました

ひょっとしてこれが駐車場?というような所に車を置いて、入ってゆきます
人の気配はなく訪問者を想定したような感じもありませんので、どうしたものかと考えていますと、奥の方で何やら機械を動かす音がしましたので、興味津々の家内が近付いて、後ろ姿の男性に声を掛けます
何度も「スミマセン」と声がけし、やっと振り向いた窯元のご主人
今日はたまたまなのかどうかは判りませんが、古民家の雨戸は閉まったままでしたので、ご主人がそれを開け、私たちは玄関から履物を脱いで座敷に上がります
広い座敷には作品が並べられており、少し拝見させていただく事としました
陶芸作家の御主人、常滑と唐津で修行されたそうで、ここ糸島に窯を開き土は唐津から持ってきているとの事でした
「何々焼と言った名称は無いのですか」と尋ねた所、特にそういうものは無く、あえて言うなら常滑と唐津の融合と言っておられましたが、私にはその作風は少々大人しい感じがしました
暑い午後の日差しの中、クーラーのないこの古民家、意外と涼しく、ここに飼われている猫数匹もゆったりと気持ちよさそうにゴロゴロしたり、客である我々に興味を持ったりしていました
湯呑や銘々皿を買い、ここでもまた他の面白そうな工房について聞いて見ました所、カフェとギャラリーをやっている木彫の工房はどうですかと言うので、そちらに行ってみる事にしました
またまた娘のグーグルマップを頼りに車を進めます

少し坂道を上がった所にそれはありました
カフェ・木彫ギャラリー「ピノ・グリ」です
今度は古民家ではなくて、お洒落な洋館風の大きな建物です
駐車場がありましたので、ベンツの隣に当方の車を置き、玄関に向います
玄関には「しばらくお休みしています」の張り紙
アチャー
玄関前をうろうろしていますと、中から人の気配が
ガチャっとドアが開いて奥さんと思しき人が「コロナの影響でお休みしているのですよ・・」と言いながらも、中に招き入れて頂きました
中はゆったりとした木彫の空間
ご主人は木彫家でギャラリーのあちらこちらに大きな作品が置かれ、その間にカフェのテーブルがセットされています

これは木彫のソファーですが、見事な座り心地でした

少し判りにくいですが、松の木の空洞を利用し枝部分の後に照明をつけたもの

これは最近彫られたワニ

かなり大きなものです
ゆったりとギャラリーの雰囲気に浸りながら、特別に出していただいた冷たい飲み物を頂き、奥さんと暫くの間歓談致しました
ご主人の事、お子さんの事、コロナの影響、又当方の事や世情・・・

余り長居も何なので、程よい所でお暇させていただく事とし、「さて行くか」と本日のメインでもある次の目標に向おうとしたところ、家内が野菜を買いに行きたいと言い出します
場所は市街地の方にある「伊都菜彩」、JA糸島の産直店の様です
「えー・・・」
時は17時を回っており、夕暮れ時
実は私は、昼に行った二見ヶ浦を再び訪れ、落日を見たいと思っていましたので、間に合うかどうか
取り敢えずここは一つ野菜購入に付き合う事とし、制限時間を決めて、少し急いでいただきました
そして二見ヶ浦に向います

何とか間に合いました
伊勢の二見ヶ浦は朝日で有名ですが、ここは夕日
二つの岩の間に日が落ちるのは夏至の辺りらしく、今は結構ずれています
それでも魅力的であり、鳥居の向こうに落ちてゆく様は、少し角度に問題はあるものの、このタイミングでは可能です
色んな角度や場所から撮ってきました








さて、日も沈みました
日没後の残照に身を置きながら、海辺のレストランでディナーなど如何ですか
ご一緒に
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コメント
topkatさん
topkat さんのコメント
2020.9.11 15:46
海食崖さん、こんにちは。

素晴らしい旅日記をありがとうございました。
見たこともなければ、もちろん聞いたこともない所でしたが、すぐにでも行ってみたくなりますね。

白糸の滝も二見ヶ浦もあるというのもスゴイ、元祖(一般に関東などで知られてるという意味ですが)にもひけをとらないと言っちゃ申し訳ないほど神聖的、驚きました。
白糸の滝で若いお母さんが元気な家族を撮ってる写真はベリーグットショット!
日の出で有名な伊勢の二見ヶ浦と対になりそうな、落日の二見ヶ浦 wow! とても洒落てる!

素晴らしい自然と人間に囲まれて、ユニークでオリジナルな芸術家たちが好んで暮らすのも解るような気がします。
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海食崖さん
海食崖 さんの返信コメント
2020.9.11 23:10
topkat さん 今晩は
コメント有難うございます

一日かけて回りましたが、天気と同行者、そして糸島の自然、風土、生活に助けられました

白糸の滝・・・今、元祖の表現でいみじくも思い出したのですが、そう言えば50年近く前、学生時代の九州への一人旅で、ある人から「九州にも白糸の滝があるよ、こちらも中々いいよ」と言っていたのを聞いたことがあるような気がします
二見ヶ浦は、広々とした雄大で透き通るような青に囲まれた糸島の方が、魅力的だと思います
最初の写真、私も大変気に入っています
光が左上から差す様は、何処かの絵画のようで

紹介させていただいた工房の皆さんは、いずれもフレンドリーで楽しかったです
他にも工房が沢山あるようですので、日を改めて再び訪れかも知れません

この様な所が日本にもまだまだあるような気がしますので、今回の旅が、次への大きな動機になりました
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コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2020.9.10 21:43
こりゃ素晴らしい旅をされましたねー。

糸島半島、聞いたことがないですねー。
観光地として、取り上げられていないからですかねー。
こちらのツアー案内では見たことがないです。

ホント、ツアーコースがあるなら行ってみたほどの魅力にあふれたところです。
紹介、ありがとうございました!
1人がいいねと言っています
海食崖さん
海食崖 さんの返信コメント
2020.9.10 22:45
コキリコ さん 今晩は
コメント有難うございます

多分九州以外の人にはほとんど知られていないと思います
博多の奥座敷ですね
当方が知っているのは、この糸島半島の中ほどに九州大学が全面的に引っ越しており、当方の末娘が院生として通っているので

是非行ってみてください
福岡市への通勤圏で博多から筑肥線で多分30分ぐらいではないでしょうか
残念ながらツアーは無いと思います
1人がいいねと言っています
一の糸さん
一の糸 さんのコメント
2020.9.10 21:12
糸島紀行文
嬉しく読ませて頂きました
白糸の滝、芥屋の大門、伊都菜彩、二見が浦の夕日
これだけ撮られたら言うことありませんね。
二見が浦の夕日は、私は未だ行って居ません
私が免許持って居た頃は鳥居が立って居ませんでしたから
伊都菜彩は全国の道の駅の嚆矢といいます
イヤー糸島見直しましたね。
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海食崖さん
海食崖 さんの返信コメント
2020.9.10 22:38
一の糸 さん 今晩は
博多っ子の一の糸さんに、過分のコメントを頂き、光栄です
天気がよかった事や、娘がこの地に詳しい事が奏功しました
鳥居は言われるように新しかったですね
比較するのに少しクレームがあるかもしれませんが、私は糸島に湘南や鎌倉のイメージを持ちました
お洒落な店やコンセプトを持った所が沢山ありますし、勿論自然も
大阪郊外の海岸線、例えば加太や岬町なんかも見習うべきだと思いますよ
糸島は間違いなく知る人ぞ知る魅力的な所ですね
多分、当方は行きそびれた所を中心にまた行くと思います
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雪豹さん
雪豹 さんのコメント
2020.9.10 20:24
ハンドルネームはお好きな場所から執られているのですね(^^♪
やっとわかりました。
大変良いところですね。
どうしたわけか福岡、佐賀、長崎は未踏の地となってしまいました(^^♪

この4連休明けには三重県に行く予定ですけど、そこの二見ヶ浦で間に合わせとします(^^♪
素晴らしい景色をありがとうございます。
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海食崖さん
海食崖 さんの返信コメント
2020.9.10 22:30
雪豹 さん 今晩は
コメント有難うございます

ハンドルネームですか
四国の大堂断崖を学生時代に訪れてから、海蝕断崖に興味を持ち、日本の断崖は殆ど走破しました。
福岡、佐賀、長崎は未踏の地ですか
歴史的にも地理的、自然の探求も、魅力的な3県ですね
未踏の地走破に向けて、まだまだ長生きしそうですね

因みに、長崎県の福江島には、海蝕断崖の一つ、大瀬崎断崖があります
少し不便な所ですが
尤も雪豹さんにはオランダ坂のほうが合いそうですね

二見ヶ浦や伊勢は三重県中部ですが、三重県は北から南まで結構長く、楽しめる場所も結構あるようです
有意義な旅を
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ビッグパパさん
ビッグパパ さんのコメント
2020.9.10 20:23
私の従兄が、糸島で、保育園をやってるので、一昨年行きました。新幹線と、地下鉄を乗り継いで。
保育園を見学して、従兄の家に立ち寄り、そこから別の従弟達と博多で夕飯を食べるために、
車で送って貰いました。なので、こんな海沿いの風景、御馳走があるとは、後で知りました。
次回、行くときは、牡蠣小屋目指して、ゆっくり観光も兼ねて行きたいと思います。
1人がいいねと言っています
海食崖さん
海食崖 さんの返信コメント
2020.9.10 22:16
ビッグパパ さん 今晩は
コメント有難うございます

そうでしたか、従兄さんが糸島で保育園を
この辺りは福岡への通勤圏ですし、九大が全面的に移転して来た等、発展途上の場所のように思います
海岸沿いにはまだご紹介できなかった所もあり、糸島半島は隠れた名所ではないでしょうか
工房も多く、移り住んでくる人も少なからずいるようです
大阪人の私が言うのも何ですが、是非糸島にお出かけください
1人がいいねと言っています
mogajiさん
mogaji さんのコメント
2020.9.10 20:22
糸島・・洞窟や二見ヶ浦などの旅が楽しめました ^^//
1人がいいねと言っています
海食崖さん
海食崖 さんの返信コメント
2020.9.10 22:09
mogaji さん 今晩は
コメント有難うございます

拙い文章と写真ですが、楽しんでいただけましたら、大変嬉しいです
余り知られていませんが、糸島、いい所です
0人がいいねと言っています
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