ぬる湯 さん
ぬる湯さんの投稿
再び太郎に会いに…
先日運転免許の更新に行った時
待ち時間に交通公園の植え込みで
マテバシイの大きなドングリをたくさん拾った。
今度太郎に会う時にお土産に持って行ってやろうと思ったからである。
太郎とはこの前の日記にも書いたが
生石高原に棲んでいるツキノワグマの太郎である。
まだ赤ちゃんの時に母親を殺され、
その後生石高原で保護されている30歳のツキノワグマである。
8月末に十数年ぶりに太郎に会って以来
ずっと太郎のことが気になっていた。
それで昨日思い切ってお土産を持って出かけたわけである。

秋はススキのシーズン。
山頂に至る道路は狭く曲がりくねった道だが
車の数は大変なものだった。
ススキの名所の生石高原はススキを楽しむ人で駐車場は一杯のだった。

そこから少し下ったところが太郎の家である。
太郎の家まで車を乗りつけたが太郎の姿が見えない。
年齢が年齢だけに不安がよぎる。
お土産を手に何度も
「太郎~」
と呼びかけるが
一向に気配がない。
それじゃと先に持ってきたお花で花子の墓にお参り。
また檻に戻ってたろうと声をかけたら何やら寝床の方で動いている。
やっと安心してなおも声をかけたら
入口から太郎がでてきた。
ぼくの顏をみてうれしそうに近づいてきた。
「お土産だよ~」と
マテバシイの実をあげたら少しかじってあんまりほしくないそぶり。
今度はも一つのお土産の柿をあげたら
これも少しかじっただけ。
しかたないので¥100の太郎のおやつを買ってあげたらこれは上手に食べた。
食べ終わったら太郎は水飲み場でがぶがぶ水を飲んだ。

飲み終わってもそこから離れようとしないでじっとぼくの顏を見ていた。
その顔を見ていたら急に愛おしくなって涙がでそうになった。
いつまでもぼくの顏を眺めるのである。
お互いの間には言葉はないが
気持ちが通じ合った気がしてその場を離れるのがつらくなった。
太郎はもう30歳
いつまでも元気でいてほしいと願いながら山を下りた。
帰り道

棚田百景のあらぎ島に向かい二川ダムを見て
JAの産直市場で有田みかんをゲット。
待ち時間に交通公園の植え込みで
マテバシイの大きなドングリをたくさん拾った。
今度太郎に会う時にお土産に持って行ってやろうと思ったからである。
太郎とはこの前の日記にも書いたが
生石高原に棲んでいるツキノワグマの太郎である。
まだ赤ちゃんの時に母親を殺され、
その後生石高原で保護されている30歳のツキノワグマである。
8月末に十数年ぶりに太郎に会って以来
ずっと太郎のことが気になっていた。
それで昨日思い切ってお土産を持って出かけたわけである。
秋はススキのシーズン。
山頂に至る道路は狭く曲がりくねった道だが
車の数は大変なものだった。
ススキの名所の生石高原はススキを楽しむ人で駐車場は一杯のだった。
そこから少し下ったところが太郎の家である。
太郎の家まで車を乗りつけたが太郎の姿が見えない。
年齢が年齢だけに不安がよぎる。
お土産を手に何度も
「太郎~」
と呼びかけるが
一向に気配がない。
それじゃと先に持ってきたお花で花子の墓にお参り。
また檻に戻ってたろうと声をかけたら何やら寝床の方で動いている。
やっと安心してなおも声をかけたら
入口から太郎がでてきた。
ぼくの顏をみてうれしそうに近づいてきた。
「お土産だよ~」と
マテバシイの実をあげたら少しかじってあんまりほしくないそぶり。
今度はも一つのお土産の柿をあげたら
これも少しかじっただけ。
しかたないので¥100の太郎のおやつを買ってあげたらこれは上手に食べた。
食べ終わったら太郎は水飲み場でがぶがぶ水を飲んだ。
飲み終わってもそこから離れようとしないでじっとぼくの顏を見ていた。
その顔を見ていたら急に愛おしくなって涙がでそうになった。
いつまでもぼくの顏を眺めるのである。
お互いの間には言葉はないが
気持ちが通じ合った気がしてその場を離れるのがつらくなった。
太郎はもう30歳
いつまでも元気でいてほしいと願いながら山を下りた。
帰り道
棚田百景のあらぎ島に向かい二川ダムを見て
JAの産直市場で有田みかんをゲット。
人間と熊の共存は難しいですね・
心なしか太郎君の目が寂し気に見えます。
会いに来てくれる人の心の優しさが
太郎君にも伝わるでしょう。
山の森の中で自由に暮らせたら
どんなに幸せだったかと思うと
ホントに悲しいです。
遡って太郎くんのブログを拝読しました。
このような施設を作られた有志の方々には頭が下がります。
野生動物たちが暮らせなくなっている現状は世界規模ですね。
もちろん、だからといってクマができてきてしまったらやっぱり怖いから通報することになります。
なんとか、野生に帰してまた暮らせればいいのですが。
言葉が話せたら何と言うのでしょうね。
また来てくれたの?今度はいつこれる?
なんだかじ〜〜んとします。
人間に追い詰められて
今人間に頼って生きている太郎。
理不尽さを拭うことはできませんでした。
あらぎ島は、木津呂みたいですね。
紀伊半島独特な川の流れなのかしら?
川の蛇行に合わせた地形ですね。
比較的低い稜線が寝食されず残ったので
棚田になったんでしょうか~?
守っていきたいです。
もうこれ以上絶滅はたまりません。
太郎に会えて良かったですね
マテバシイの実 家の前の空き地に 3本有ります
2本は 立派な木の実を 落とします
今は 毎日沢山・・車にひかれて 中が砕け 白い粉が 溜まっています
時々掃きますが 全部落ちるまで 大変です
この木は 全部葉が落ちないで 交代?で少しずつ 変わっていくので ドングリの方が
お掃除の目標です
春新緑杉が落葉の時ですね。
そのころは落ち葉掃除が大変です。
どんぐり集めてお孫さんにあげたら
喜びますよ~
大型だし…(^_-)-☆
で待ちました 生石高原にいつもススキを見て帰るだけですが今度太郎君も見てきたいと思います
それまで元気で!!
多分同じでしょうね。
ぼくもテント下で受付時間まで待ちました。
交通公園で待てなしいを一杯拾って
太郎へのお土産にしました。