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高原だより 紅葉を求めて右往左往(5)

姨捨山人さん
姨捨山人 さんのブログ[カテゴリ:野山の散策
2020.11.4 15:21
 七色大カエデを見に行った翌々日(29日)、暇人の爺がノコノコ戸隠の鏡池に凝りもせず紅葉を見に出かけました。普段の行いが悪いので戸隠の神様がお怒りになって、湖面に波を立てて鏡池にも拘らず紅葉を映し込んではくれませんでした。まずプロローグ(?)として途中の紅葉から入ります。

 私のせいで神様がお怒りになった鏡池です。右の山並みが戸隠山「蟻の塔渡」「剣の刃渡」の難所があります。左の黒い山並みは西岳。波立ち綺麗な紅葉、山並みが映りません。

西岳方面を撮ってもお怒りは解けません。

勿論、当然のことながら戸隠山方面もお怒りは解けません。

 鏡池から古道を通って、奥社参道の途中の「随神門」へ向かいます。信仰の場所なので至る所に石仏(?)が鎮座しています。


 30分ほど歩いて随神門に着きました。大分屋根に草も生え苔むしてきました。そろそろ葺き替えの時期に来たなとお節介にも思いました。

 杉並木を歩きながら、以前吉永小百合が「大人の休日倶楽部」のCMで寄り添った杉はどれだろうとキョロキョロ見ながら参道を上がります。


https://www.togakushi-jinja.jp/news/2017/09/
https://www.youtube.com/watch?v=R5nLgL2Wv3M

 随神門から20分(健脚者)も歩くと「戸隠神社奥社」です。祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。無双の神力をもって、天の岩戸を開いた神様です。社紋を見て下さいお寺の卍ではありません「鎌卍」(かままんじ)といい水の神、豊作の神である戸隠大神の初めに農作業で使う道具としての鎌をご利益の象徴として形に表したものだそうです。私も戸隠講の一員としてお米を奉納していました。

 戸隠神社は霊峰戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。順序は逆になりましたが残りの4社を巡ります。
 奥社のすぐそばにある「九頭龍社」。祭神は九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)奥社以前に地主神として祀られていました。

 この社の下側に戸隠山の登山口があります。中学一年生の時に登ったのが登山に目覚めた思い出の山です。その当時「天岩戸」の岩(扉)があったので宮司さんに聞くと「以前あったと聞き及んでいますが今はそのようなものはありません」と????。

 三つ目の「中社」。祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作られた神様です。社殿と樹齢800年を超える三本杉の一つを見て下さい。


 「火之御子社」祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)かの有名な天岩戸の前で踊った神様です。社の傍らには「西行桜」が自生しています。

 最後の社です。本当はいちばん最初の御社です「宝光社」祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)270余段の石段を登ると神仏習合時代の面影を残す荘厳な社殿があります。社殿の横に2基のお神輿を収めたガラス張りの建物があり、景色が映り込んで見づらいですが撮ってみました。



 戸隠神社五社を参拝すると、世の中の全部の願い事が出来ます。杉の林に包まれたパワースポットです。一生に一度は参れ善光寺の後に是非戸隠神社をお尋ねください。

 昼が一寸過ぎお腹もすいたので新蕎麦の「戸隠蕎麦」を食べて帰ろうと思います。戸隠神社周辺には30余軒の蕎麦屋が軒を連ねていますが、私はちょっと離れたご夫婦だけで営んでいる蕎麦屋さんに行きます。お腹がすいてきましたが、食べるまでに少々時間がかかります。読んで頂けるでしょうか?(小一時間待ちました)



 店内の様子です。タイミングを見計らって少しずつ出して下さいます。鞍掛豆のお浸し、蕎麦がゆが始まり、蕎麦の香りがたまりません。

 野菜の天ぷらそばを頂きます。蕎麦は「粗挽き」と「細か挽き」の二種類です(ほかに更級蕎麦を含めた三種もあります)最初に其の儘か、塩を付けて蕎麦本来の香りを楽しみます。天つゆは来ていますが天ぷらはまだです。

 天ぷらが来ました。撮る前にピーマンの緑を食べてしまい見栄えが悪いです。大きな海老の方の天ぷらを頼めばよかった。全て店主の配膳でございます。

 最後に、蕎麦湯と蕎麦羊羹の演出。この濃い目の蕎麦湯が絶品、他にはない香りと濃度です。全品一度に出していただくとブログの見栄えもいいのですが、そうすると店主の配膳の心配りが台無しです。

https://www.soba-yamasho.com/

 長々と趣旨に反して、食レポまがいのことで終始しました。これも皆様に本当の戸隠蕎麦(三大蕎麦:島根県の出雲そば・岩手県のわんこそば、異論もあるでしょうがご勘弁ください)を知っていただきたい一心で他意はありません。
モミジを訪ねる旅は終わります。独りよがりのブログ最後までお読み頂き有り難うございました。
信々亭しょうくホテイラン雪豹☆さくらまゆ♡柚月ゆりかもめ流星@スズジイ@ 22人がいいねと言っています
コメント
topkatさん
topkat さんのコメント
2020.11.5 5:03
姥捨山人さん、こんにちは。

今回も素晴らしい旅のブログ、温かい血の通った解釈(?)説明に思わず引き込まれました。

今が紅葉の盛りの鏡池は十分に綺麗だと思いますが、もっと綺麗に見たことがあれば、物足りなかったのかも知れません。

霊山、霊峰と呼ばれる山々は神々しい、何事も神の意志のように思えて、すんなり受け止められる。
六根清浄お山は晴天、と言って登るのも、その通りの気がします。

パワースポットも、行けばパワーをもらえるというよりも、自分で行こうという気になって、いろいろ工面して実行するということに意味があるんじゃないかしらね、実現させたということで自信が生まれ勇気も湧いてくるということなんじゃないかなと考えてしまいました。

しかし、この三本杉、見事ですね!
根っこの繋がった一卵性三つ子なのか、シャム三つ子なのか、三卵性三つ子なのか?
三本が同じように長生きしてるということは、ケンカが無い、やはり根は一つなんでしようね。
どのようにして三つに分かれたのか・・、3でキッチリ割るのは難しいのよね、自然の不思議。

戸隠蕎麦は有名ですよね、確か乾燥蕎麦の商標にもなってるんじゃあないかしら、買ったことがあるような気がします。
良い店をご存じですね、蕎麦がとても美味しそう、料理人の自信と拘りがいいですね、いつか此処で食べてみたくなりました。

此処ヨーロッパでは、しょうがないから、とうぶん、蕎麦粉のパンケーキで我慢します。 ハイ。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.11.5 9:04
topkat さん
此方ではお早うございます。
チョットお隣りへとはいきませんが、いつの日か訪れて頂きたいと思います。
奥社参道の杉の大木の中に身を置くと何故か厳かな気分になります。これがパワースポットと言うものなのでしょうか。

>この三本杉、見事ですね!
不思議な杉の木です。何時も周りを回ってしまいます。この杉はお社を中心に三角形に三本あります。
https://www.togakushi-jinja.jp/about/history/myth06.php

蕎麦屋さんで我が儘を言って、むかし、母が作ってくれた素朴な「そばがき」。決して美味しいものではありませんが、何故か懐かしく食べてしまいます。
 戸隠で自家製蕎麦十割の店はここしかありません。好き嫌いがあるかもしれませんが是非立ち寄って食べて頂きたいです(遠くて無理でしょうが)
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チャコさん
チャコ さんのコメント
2020.11.4 21:01
もうだいぶ前ですが長野に仕事で行ったとき、戸隠のペンションに泊まり翌朝車で鏡池に連れて行った頂きました。 早朝ゆえ誰もおらず静かでしたがあまり写真にはなりませんでした。

戸隠神社 秋の雨の後この杉並木を歩きました。 ちょっと寂しく秋の一人旅はこわいな~と感じましたね。
お蕎麦 いろいろ洒落たお店が出来ましたね。 ここの竹細工が好きで長いこと使わせていただきましたよ。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.11.5 7:41
チャコ さん
お早うございます。しばらくご無沙汰していました_(_^_)_
文面から、戸隠の印象イマイチだったようで、地元の県民として相済まない気持ちです。

雪深い信濃の冬の仕事として発展した竹細工。タケノコの「ネマガリダケ」のチシマザサ、マダケに比べしなやかで丈夫なことで生活用品に使われています。

蕎麦用のザル、戸隠産のものも目にしておられるかもしれません。今人気の竹の「コーヒードリッパー」や皿や篭、バックなどの実用品を一度手にとってご覧ください。色も素敵に変わり何代も使えます。以上宣伝でした(*^^)v
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雪豹さん
雪豹 さんのコメント
2020.11.4 20:45
いつも思うのですが、ネームの横にある写真は昔の
お金ですか(^^♪
6文銭とか(^^♪
そんなお宝お持ちなのですね(^^♪
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.11.5 7:05
雪豹 さん
コメント何時もありがとうございます。
真田家の家紋で六文銭、六連銭とも言います。
地獄の三途の川の渡し賃が六文なので、それに因んでいます。

私のプロフィール画像も菩提寺が六文銭だったり、住んでいる上田が真田の領地だったり、その他いろいろ関係が深く六文銭を使わせてもらっています。
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gamisanさん
gamisan さんのコメント
2020.11.4 20:30
戸隠中社で一週間大学の某クラブで合宿をしました、54年前のことです。
戸隠山、蟻の戸渡、怖かったです。
お蕎麦もいただきましたが味のほどは覚えていませんが。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.11.5 6:19
gamisan さん
お早うございます。
昔と比べると、観光客も増えて世俗化も著しいと感じますが、まだまだ信仰の里の雰囲気は残っています。
「蟻の塔渡」長さ20m、幅50cmで両側絶壁。皆さん這いつくばって登っていらっしゃいます(^_^)
戸隠蕎麦、当たり外れもあろうかと思います。思っていたのと違うとガッカリされる方もおられます。好みも人夫々ですから・・・。
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ゆりのきさん
ゆりのき さんのコメント
2020.11.4 20:23
由緒ある神社ですね~
行ってみたいと思いながらも遠いので
なかなか行けません、写真付きの詳しい
解説をして頂き大変参考になりました。

険しそうですが戸隠山など登ってみたいです。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.11.5 6:02
ゆりのき さん
お訪ね頂き有り難うございます。
紅葉は終わりになりますが、春のカラマツの芽吹きの頃もお勧めです。
奥社へ向かう参道の杉の巨木に包まれるだけで厳かな気分に浸れます。本当のパワースポットというのはこういう所かと、実感できると思います。

是非、霊峰戸隠山においでください。結構お年を召した山ガールの方も挑戦していらっしゃいますが、「蟻の塔渡」「剣の刃渡」のナイフブリッチにはお気を付けください。
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しょうくさん
しょうく さんのコメント
2020.11.4 16:05
戸隠神社、はて何年前だったかなー
当然のこと、戸隠蕎麦食べたなー、何の花が咲いてたかなー、どの店だったかなー
確かクリンソウ見た記憶あり・・・・。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.11.4 16:30
しょうく さん
コメント有り難うございます。
まだ記憶がおぼろになる歳ではありませんですよ。
糸口にその頃の写真を見て思い出してくださいお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
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ぎ~やんさん
ぎ~やん さんのコメント
2020.11.4 15:51
持っております雑誌で、戸隠さまを拝読させて頂きます。昼メシが当たっておりませんので、粗挽きと
細か挽き蕎麦が、空きっ腹に堪えます。[画像は削除されました]
1人がいいねと言っています
姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2020.11.4 16:23
ぎ~やん さん
空きっ腹にタイミング悪く蕎麦の話申し訳ありません_(._.)_
良いご本をお持ちで私の出る幕がありませんでした。せめて鏡池に映る紅葉を見て頂きたかったです。
0人がいいねと言っています
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