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北國街道東脇往還(松代道)を歩く➝松代宿へ―2

姨捨山人さん
姨捨山人 さんのブログ[カテゴリ:寄り道散歩
2021.10.11 21:51
 雨宮地区から沢山川(三滝川)の橋を渡り、土口地区へ向かいます。「謡坂(うとうざか)」の緩い坂を下ります。藪の中に名号碑、どなたか藪を刈って頂けないだろうか。


 地区内を歩くと石垣を高く積んだ「水屋」が目立ちます。洪水に備えて石垣を積んだ蔵で「輪中」と同じ役目を担います。奥まった広場に「洪水水位標」。寛保2年の「戌の満水(いぬのまんすい)」の大洪水の水位は表示されていませんが、明治以降の水位が表示されています。


 一段と立派な水屋の家人に聞いたところ、重い口を開いて、今は農業をしていますが、昔は庄屋をしていたこと、近くに立派な水門も出来、石垣も今では飾りですと笑っていました。

 土口集落の終わりに近い場所に、ブロック塀に囲まれた墓に「十王堂跡(閻魔堂)」の標識。痕跡は皆無で、その先の「土口一里塚跡」も同様です。


 その先の右側に「土口将軍塚古墳入口」の標柱。この辺りには「森将軍塚古墳」より規模は小さいですがいくつかの将軍塚があります。薬師山の尾根にある将軍塚へは地元の人に聞くと、登り口は整備されておらず、行くのは断念しました。

 その麓にある「古大穴神社(ふるおおなじんじゃ)」に立ち寄りました。この地は塚穴が多く、大穴郷(おおなごう)と呼ばれていたそうです。境内の石段の所にも大きな古墳があったといいます。社殿には見事な龍、獅子、鶴亀、千鳥などの彫刻があります。
境内には外に「金刀比羅宮」を始め庚申塔など沢山の石碑があります。蛇足ですが「手水」の作法を載せておきます。





 街道に戻って直進します。同じ右手に「振袖地蔵尊」。各地に伝承があるようですがここの「振袖地蔵」にはどんな物語があるのでしょうか。同じ場所に筆塚、供養塔などもありました。



 高速のガードをくぐり、今は廃線になった「長野電鉄河東線」のトンネルを右に見て、左を見れば堤防道路に大きな水門、これを見れば土口地区は水害から逃れることが出来ます。千曲川は何もなかったように今日も流れています。



 千曲川と山に挟まれた国道403号線をテクテク歩きます。辺りには人家はありませんが、山際に「水天宮」があり、奉納酒は誰も持ち去りません。( ´艸`)


 千曲川から離れ、岩野地区に入ります。地区の秋祭りでしょうか準備が進んでいました。少し行くと千曲川にも近い左手に寛保2年の戌の満水の「川流溺死者供養塔」と「六字名号碑」がありました。これからも出てくる「松代の民話」を掲げますが、トリミングしたものですので読んで頂けるか不安です。



 岩野地区と清野地域の辺りは「長芋」の産地。秋掘りの収穫が下旬頃から始まります。零余子(むかご)、クリ、菓子グルミ。秋ですね~




 再び高速道路のガードをくぐります。人目の付かない所に「清野村役場跡」、「清野村道路元標」今は昔になりました。

 間もなく、国道から離れて旧街道との二股に分かれます。ここは中道島「真田十万石の城下町 松代」「善光寺御開帳回向柱寄進の地 松代」の案内標識。

 街道に入ってすぐに「松代焼」の窯元。松代焼の特徴は青味を帯びた器肌と豪快に流された青緑色の釉薬で、昔、家にもうどんをこねる兜鉢(陶器製のこね鉢)、今でもどっしりした小さな湯飲みを愛用しています。

 少し遠かったのですが、いつもの好奇心で「松井須磨子」の演劇歌碑と松代藩二代藩主「真田信政」の御霊屋である林正寺に足を伸ばしました。道々一ヶ所に集められた二十三夜搭、庚申塔などを眺めながら進むのですがなかなか前に進めません。真田信之(松代初代藩主、真田幸村の兄)の供養塔と高源寺跡を見たり、畑の隅に祀られた道祖神、石祠などを見ている為です。




 坂を上り詰めた所に「林正寺」があります。元、同町「長国寺」にあった真田家2代藩主信政の霊屋として建てたもので霊屋をここに移したのが「林正寺」です。見事な彫刻が施されています。
境内には新劇女優で歌手の「松井須磨子」の「カチューシャの唄」の歌碑があります。


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コメント
しょうくさん
しょうく さんのコメント
2021.10.12 7:05
歩かれるのに、実にじっくり歩かれているのに感心しました。
ついつい先を急いで、アチコチ寄り道したりじっくり眺めたりを怠りがちな自分に反省。
信州は実にいろいろ残ってますね。
松代焼、白土と銅などを使った釉薬、今度試みてみますかな。
どんな緑色が出るかな・・・・・。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2021.10.15 17:39
しょうく さん
そうですね、しょうくさんが焼き物をされているのを失念していました。
一度絶えた松代焼を今は二つばかりの工房で焼いています。
田舎らしいぼってりとした器ですが私か好きです。しょうくさんの松代焼見てみたいです。
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雪豹さん
雪豹 さんのコメント
2021.10.12 5:51
懐かしい思い出が蘇りました ありがとうございます(^^♪
実は亡くなった義父は歌はあまりうまいとは言えませんが、カチューシャの歌を歌っていましたね〜
今思えば録音でもしておけばよかったと(笑)
ブログからいろいろ思い出してしまいました。

     カチューシャかわいや わかれのつらさ
     せめて淡雪 とけぬ間と
     神に願いを(ララ)かけましょか

     カチューシャかわいや わかれのつらさ
     今宵一夜に 降る雪の
     明日は野山の(ララ)路かくせ

     カチューシャかわいや わかれのつらさ
     せめて又逢う それまでは
     おなじ姿で(ララ)いてたもれ

     カチューシャかわいや わかれのつらさ
     つらいわかれの 涙のひまに
     風は野を吹く(ララ)日はくれる

     カチューシャかわいや わかれのつらさ
     ひろい野原を とぼとぼと
     ひとり出ていく(ララ)あすの旅
4人がいいねと言っています
姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2021.10.15 18:06
雪豹 さん
相変わらず同じ間違いをしています。返信したのですが「ボタン」を押すのを忘れました_(_^_)_
私は何となく気恥ずかしく歌ったことはありません。
歌詞全部は知らなかったです。全曲書いて頂き感謝です。
0人がいいねと言っています
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