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北國街道東脇往還(松代道)を歩く➝松代宿-②

姨捨山人さん
姨捨山人 さんのブログ[カテゴリ:寄り道散歩
2021.10.16 21:20
 お約束の「松代藩文武学校」の「中の辻」を挟んで「真田邸」がありますが、私のいつもの気まぐれで、真田邸の表門へ向かう途中「旧樋口家住宅」「真田公園」へ寄り道をします。



 旧樋口家は、禄高230石。目付け役の役職などを務めた藩では上級の武士に当たります。2,131.63㎡(646坪)の敷地に中央には泉水路(水路から庭の池に入った水が水路に戻らずに、隣家の庭の池に直接入り、そこからさらに隣家の池へと流れていく水路。庭の池に水を供給するために、屋敷内の池と池を結ぶ独特の水路)が流れ、主屋、長屋、土蔵、庭園が残されています。
 薬医門と主屋。

 全景、手前は茅葺きの長屋奥は茅葺きの母屋。

 庭側から見た母屋、土蔵、泉水路。邸内では、講義、お琴、絵手紙体験、絵画、写真展、外国人への茶葉のおもてなし、投扇興の体験、演奏会などに無料で利活用されています。



 向かいの「真田公園」へ向かいます。小さいながらも町民の憩いの場所です。園内には散策路のあちこちに信州の作詞、作曲家の童謡碑があります。
海沼実:「音羽ゆりかご会」を設立。代表作「みかんの咲く丘」「おさるのかごや」「あの子はたあれ」「里の秋」「蛙の笛」「見てござる」など
草川信:代表作「夕焼け小焼け」「どこかで春が」「ゆりかごの歌」「汽車ポッポ」「みどりのそよ風」「春の歌」
坂口淳:代表作「小鹿のバンビ」「ママのおひざ」
山上武夫:作曲家海沼実と組んで30年にわたり作品は2、000曲を超す。昭和44年日本レコード大賞童謡賞を受賞。



https://www.youtube.com/watch?v=FHuFBZAWv8g
 公園の北側には「恩田木工民親(おんだもくたみちか)」邸跡。藩財政を立て直した功労者として今でも北信濃ではよく知られた人物です。


 冠木門の「真田邸」に入ります。この建物は明治に近い元治元年(1,864)9代藩主「幸教(ゆきのり)」によって義母、貞松院の為に建てられ、「新御殿」と言われていましたが明治になって真田家の私的住宅になったことから「真田邸」と呼ばれるようになりました。

 御殿(主屋)は表座敷、居間、湯殿など江戸時代の大名邸宅の面影をよく残していて、土蔵、表門、往時の姿を残す庭園など質素ですが、全体が残っている「御殿建築」は、全国にもほとんど例がなく非常に貴重なものです。
 主屋の入り口

 表座敷

 厠。おっと失礼。

 御湯殿。土間の部分に湯舟が置かれていました。その右側は湯を流すことが出来るよう角度を付けて板が張られています。
 
 庭園と「泉水枡(せんすいます)」池に流れ込む砂などを沈殿する役割を持つ。発掘調査の時に発見されました。





 新御殿を出て「海津城(松代城)」へ向かいます。山本勘助も海津城の構築を手がけたそうです。この城辺りでは、信玄に勧めた「きつつきの戦法」を謙信に見破られ、責任を感じ奮戦の後討死にしたなど逸話の多い地でもあります。
城の入り口(虎口)に立ちます。前に広がるのは二層の櫓門(太鼓門)と奥の桝形門(橋詰門)の二つの門で構成されています。

 太鼓門前橋と太鼓門。城で一番大きな門です。それと、桝形門。此方の方が城の門に相応しく見えます。


 お城の中は何もありません、唯一「海津城祉之碑」のみ、城らしい天守閣、櫓もありません。東には今はレプリカの門礎石で場所を示す「東不明門」と堀に架かる「東不明門前橋」があります。この橋は通常閉じられており、太鼓門前橋が利用出来なくなった時、通用門として開かれたそうです。


 東不明門を出た先の東には「二の丸」の石場門があったそうですが今は、東不明門と同様レプリカでその位置を示しています。

 北には「北不明門」があります。本丸の裏口(搦手・からめて)に当たります。太鼓門同様、櫓門と表門(桝形門)の2棟による構成です。千曲川改修前は、河川敷に接していたので「水之手御門」と呼ばれた時期もありました。


 城ガールなどの城好きでしたら、もっとまともな説明もできたでしょうが、中身の無い門ばっかりの海津城(松代城)でした四苦八苦の跡だけを残します。
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コメント
チャコさん
チャコ さんのコメント
2021.10.17 10:44
樋口家も松代藩もすごい敷地と庭。 よくここまで残されていますね。 現代の建築でも大いに学ぶところがあるでしょう。 この保存は市や県がかかわっているのですか。

童謡。 どれも歌詞が出てくる親しみ深く余韻があります。 3月のひな祭りの頃には家伝来の雛壇が飾られ観ることができると知ってから訪ねたいと願っているのですが実現しないままです。 ご覧になったことおありですか。
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姨捨山人さん
姨捨山人 さんの返信コメント
2021.10.17 15:43
チャコ さん
こんにちは
真田邸(新御殿)の敷地は2.400坪余り、建物の総面積は400坪余り、部屋数35もあるそうです。建物の維持費は国の重要文化財なので国からの補助がありますが、どの責任者から聞いてもとても足りないとおっしゃいます。県や市、心苦しいですが入場料などで賄っているのが現状です。
日本全国どこも同じでしょうが青息吐息の行政です。

松代町のひな祭りには象山神社横の小川に神社でお祓いを受けた折り紙のお雛様の流しびなの行事もあります。
チャコさんの言われる、三月のひな祭りのお話は少し離れた「須坂市」の豪商「田中本家」のひな祭りのことと勝手に思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=G0QD4gEtYJo
よろしかったら見て下さい。良い日がこれからも続きますよう・・・。
1人がいいねと言っています
チャコさん
チャコ さんの返信コメント
2021.10.17 20:41
田中家のひな祭り。 「休日くらぶ」の雑誌で見た気がします。 いつか行ってみたいと切り抜いておいたのですがもうちょっと無理になりました。  でもこれだけの雛壇を飾るのも大仕事ですね。 ありがとうございました。
1人がいいねと言っています
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