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頑張り過ぎてないですか?

ハーバルはなさん
ハーバルはな さんのブログ[カテゴリ:漢方
2021.12.13 23:35
 私もそこそこがんばんって生きてきた面もあるし、頑張るということばが好きだったころもある。しかしいつごろからか、この言葉が好きでなくなってしまった。まあ、もともととことんやるということが得意ではなく、ある程度で手をぬいてしまうので、私自身は頑張りすぎて破綻する、なんてことなくなんとかやってきた。しかし、患者さんを診ていると、自覚はしていないようだが頑張りすぎじゃない?と思う方が時々おられる。

 そんな方には、よしだたくろうの「ガンバラナイけどいいでしょう」という歌を聞かせてあげたくなる。そして必要ならば、エネルギーを補ったり、ストレスをうまくよけさせてあげるような漢方薬を見つけてあげたくなる。

 特に女性の場合、一人で何役もこなしながら生活している方などは、「やらなくちゃ!」という気持ちが強すぎて、手を抜くことに罪悪感を感じたりするようですね。体にかかる無理より、心にかかる無理のほうが本人も自覚しにくいのでしょうね。いいかげん、いや、良い加減に生きることができなかったりするようです。

 体の調子が悪いけれど、検診などでは異常なしと言われるそこのあなた。機会があれば、漢方診察室を探して受診してみてください。そして、からだで気になることを話してみてください。話すことで、自分で気づけることもありますし、そのお話からぴったりあう漢方薬なども探し出しやすくなります。また、日本で漢方医を名乗れる人は、西洋医学をきちっと学んだ医師ですから、ひょっとしたら異常を見つけてくれるかもしれません。そして、検査で見つかるような異常がないけれどつらい症状がある、というときこそ漢方診療の本領発揮です。

 西洋医学と東洋医学に優劣などないと感じています。西洋医学で素早く快癒できるものもあれば、東洋医学でなければ取り除けない不調もあります。お互いが補完し合っているわけです。両方をうまく使ってこそ、医師にとっては臨床の面白さを味わうことができますし、患者さんにとっても限られた人生をよりよい状態で楽しむことができるのだと思います。

 皮膚のかゆみに対して、抗アレルギー薬、保湿剤、ステロイド剤などを使い、使っているときはいいけれどやめるとまたかゆくなる。そんな時、血虚といって貧血傾向で皮膚の栄養が不足している状態だと考えて、漢方の補血剤一剤を使うだけで、かゆみがすっかりなくなったなんてこともあります。困っている症状があり、普通に病院で受ける治療ではなかなかすっきりしないというときには、ぜひ漢方を試してみてください。

 ぴったりの処方に出会えれば、試してよかった、ときっと思いますよ。

 さて、頑張りすぎて体調を崩していると思える人に使う漢方薬の種類をあげてみましょう。元気をつける補剤。ストレスをうまく処理する方向に働く柴胡剤。ストレスから血のめぐりが悪くなっている人には駆瘀血剤。気のめぐりが悪くなっている人には理気剤。消化機能が落ちてしまっているなら補脾剤。などなど、様々な処方があなたのストレス疲れを癒してくれる可能性がありますよ。

 しかしまあ、スローネットに集う方々は老成し、過ぎるということは少ないでしょうから、要らぬ話だったかもしれません。ただ、子供や孫が頑張り過ぎて体調を崩していると思ったときには、人生の先輩としてひとこと言ってあげたり、漢方薬のことを助言してあげたりしていただけるといいかもしれませんね。
おかし彦左ヨギー@スズジイ@四つ葉コキリコ 6人がいいねと言っています
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