Vogelfrei さん
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ニーノ・ロータ
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Vogelfrei さんのブログ[カテゴリ:カウチMovie]2022.12.8 16:35
日経新聞の名物コラム「私の履歴書」。著名人が、毎日一ケ月間を通して、自分の人生を語る。一流人の生きた道なので、どの分野のどなたが執筆される月でも、必ず読む。
今月は、リッカルド・ムーティ。イタリアのナポリ出身の世界的指揮者。(らしいが、音楽分野については、まったくの無知なので、彼の名前も今回初めて知ったというオサマツさ)
この名指揮者が若かりし頃、イタリア南部ブーリア州にあるバーリ音楽院の入学試験を受ける。時の学長がニーノ・ロータ。ムーティ少年の弾くピアノを聴き、他の試験官のいる前でいう、「君には最高点をあげるけれども、それは今の君にではなく、将来の君に対してだ」。合否発表当日、合格者の名前が張り出され、ムーティのところには最高点プラス賞賛の言葉が記されていた。後年、オーケストラ指揮者への道もロータが開いてくれた。
ムーティは、師でもあり友でもある作曲家ニーノ・ロータについて、「映画音楽で世界的に有名だが、さらにクラシック音楽の大家として評価さるべきだ」と書いている。
「ゴッド・ファーザーPartⅡ」のDVDを引っ張り出して、ニーノ・ロータの情感あふれる名曲(アカデミー作曲賞)を聴いた。第一作の「ゴッド・ファーザー」は、作曲賞ノミネートまでで受賞は逃したが、映画としては、「PartⅡ」は第一作に及ばないと思っている。
今月は、リッカルド・ムーティ。イタリアのナポリ出身の世界的指揮者。(らしいが、音楽分野については、まったくの無知なので、彼の名前も今回初めて知ったというオサマツさ)
この名指揮者が若かりし頃、イタリア南部ブーリア州にあるバーリ音楽院の入学試験を受ける。時の学長がニーノ・ロータ。ムーティ少年の弾くピアノを聴き、他の試験官のいる前でいう、「君には最高点をあげるけれども、それは今の君にではなく、将来の君に対してだ」。合否発表当日、合格者の名前が張り出され、ムーティのところには最高点プラス賞賛の言葉が記されていた。後年、オーケストラ指揮者への道もロータが開いてくれた。
ムーティは、師でもあり友でもある作曲家ニーノ・ロータについて、「映画音楽で世界的に有名だが、さらにクラシック音楽の大家として評価さるべきだ」と書いている。
「ゴッド・ファーザーPartⅡ」のDVDを引っ張り出して、ニーノ・ロータの情感あふれる名曲(アカデミー作曲賞)を聴いた。第一作の「ゴッド・ファーザー」は、作曲賞ノミネートまでで受賞は逃したが、映画としては、「PartⅡ」は第一作に及ばないと思っている。
興味なしと思ったはずなのに、妙に説得力のある書き方に気を取り直し、今では一番の楽しみ
にしています。
投稿ありがとうございます。
書きました内容は、日経にムーティ本人が執筆している「私の履歴書」からの抜粋です。小生にそのようなストックがあるはずがありません。
これに懲りず、今後も、「カウチMovie」をお覗くださいね。
いただいたコメント、「全くの無知である音楽の世界にあって・・・」の書き出しで、小生、文脈を読み違えたようですね。僭越にも、小生のブログのことを書いていただいたと思い込み、失礼しました。
これに懲りず、今後も、「カウチMovie」をお覗ください、は変わりませんが・・・・。
ニーノ・ロータの大ファンなので興味深く読まさせて頂きました。
1、作曲家ニーノ・ロータ
映画音楽で世界的に有名だが、さらにクラシック音楽の大家として評価さるべきだ。
2、映画としては、「PartⅡ」は第一作に及ばないと思っている。
全く同意致します。( ´∀` )
ご同意の投稿嬉しく拝見しました。
こちらは、音楽関係はまったく無知蒙昧。しかし、ニーノ・ローターの映画音楽への貢献は非常なものということは万人の認めるところでしょう。
今後も、よろしく。
フェデリコ・フェリーニ監督と組んだ音楽が、「道」「崖」「甘い生活」「8 1/2」「フェリーニのアルマコルド」など多いですね。
ほかの監督の作品でも、ルネ・クレマンの「太陽がいっぱい」、ルキノ・ヴィスコンティの「山猫」、フランコ・ゼフィレッリの「ロミオとジュリエット」、ジョン・ギラーミンの「ナイル殺人事件」などなど、映画フアンを楽しませてくれました。
ふぐのひれ酒さんだけでなく、映画ファン全員がニーノ・ロータの大ファンなのでしょうね