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フォトエッセーという新しい試み;「年輪」

コキリコさん
コキリコ さんのブログ[カテゴリ:フォトエッセー
2017.5.8 20:53
 パソコン、スマホをはじめ、銀行などの金融機関でパスワードに代わり、「生体認証」が
標準になるらしい。その主流は指紋だが、掌紋認証だとか静脈認証とかを組み合わせて精度を
上げているとか。思わずわが手を見た。深い皺、浮き上がった静脈。私の年輪が刻まれている。

新緑の、とある神社。鳥居が三連になっているのは時空の広がりを演出する細工だろうか?

三つの鳥居が同じ時期に建てられたものかどうか、建立日で確認していないが、
境内の木々や狛犬は生き証人。陶製の狛犬は比較的新しい。

さらに進む。輪切りにされた古木。中空になったもの、切り口の新しいもの、古くなった
もの、それぞれ年輪が刻まれている 樹齢100年はゆうに超えている。

神社の一角に小さな池と木製の橋。陶製の河童はそれほど古くないが、座っている苔の座は
時を感じさせる。

静寂が境内を支配する。

遊歩道に埋められた古い瓦はいまだに滑り止めとしても働いている現役だ。

山藤は何年生きてきたのだろうか? 太い枝は風格さえ感じさせる。

短い一生を懸命に生きるクマン蜂。留まることなく花から花へと飛び回る。

池のほとりに小判草の群生。

この一茎についているだけでも良い、これが本物でわが財布にあったならと見とれる。

境内を出てしばらく歩くと、朽ち果てんとするお堂。
仏具などはまだ光を残しているが、最近お参りした人はなさそうだ。

それでもお地蔵さんと花はまだ見守っていてくれる。

年を経た瓦ぶきの小屋はモッコウバラに覆われている。ここまで来るには何年かかったのだろう。

 年輪、それは無意識に過ぎていく「時空のメモリー」。

こぶしを握り締め、皺を伸ばしてみたが、七十数年の歴史は隠せない。私の年輪だ。
信々亭katsu625涼音天天くるみACANGANAあゆむ 7人がいいねと言っています
コメント
コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2017.5.19 8:45
信々亭さんはじめ10名の皆様、「いいね」をありがとうございました。
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コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2017.5.11 20:49
topkat さん、今晩は。

いつもコメントありがとうございます。
今回のブログは鬼瓦の里の散策路の終わりの方で撮った写真をいかにまとめるか? という
ことでした。
 鬼瓦とは全く異なる被写体の中で、輪切りにされた大木の年輪、朽ちかけたお堂、
モッコウバラに覆われた小屋、歩道に埋められた瓦…。それらが共通して、
撮影者の私の語りかけた被写体からのメッセージ。そのキーワードが「年輪」でした。

 デジブックでは文字数に限りがあるので、フォトエッセーという手法を取り入れて
見ました。狙いを理解していただいてありがたいことです。
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topkatさん
topkat さんのコメント
2017.5.11 20:21
コキリコさん、こんにちは。

写真エッセイ、グットアイデアですね!
私もやってみようかなと思います。
来年になって、見直してみたら、成長してるのか後退してるのか、おもしろいかも・・。
でもね、今、ちょっと忙しくて・・、もしかして来年あたりから始められるかも・・、やはり、これじゃあ後退するのみかしら?

この個人情報を守るために、世の中がますますしちめんどくさくなったような気がします。
ITによってもたらされた素晴らしい世界は不便不都合が増えてきて、むしろ危険になってしまったなんて、誰が憂えたでしょうね、今まで考えられなかった犯罪が増えてきて、人間が神を恐れなくなってしまったのか、暗黒の中世に逆戻りみたいですよ。
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コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2017.5.11 20:02
あゆむさん、今晩は。

コメントありがとうございます。
このブログはあゆむさんに一番読んでほしかった作品です。私の意図を
確実に読み取っていただいて、ありがたいことです。

 ここの写真は5月3日に高浜の鬼瓦の里を訪れたときに撮ったものです。
150枚ほど撮った写真の中で鬼瓦とも無関係な写真を、どう扱うか、
頭をひねりました。春日神社、大山公園関係です。
 この中で輪切りにした写真が非常に強く焼き付いてました。それを生かしたい。
そこで「フォトエッセー」に仕立てたわけです。古びたお堂もかなり印象に残って
ました。「古びたものの美」ですね。それをまとめるキーワードが「年輪」。

 ブログの狙いを読み取っていただいて、アップした甲斐がありました。
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あゆむさん
あゆむ さんのコメント
2017.5.11 10:26
お早うございます。
我が家のゴールデンウィークの招待状もひと段落して、久しぶりの静寂。

老いを見つめながら、老いを成熟にと願いつつ、人間の業を突きつけられ
尻込みしたり、サササーっと拭き取ったり、そんな自分の生き様を目には見えない意思に
試されながら生きている気がします。

「時空のメモリー」
写真仕立てのエッセイの面白い試みに惹きつけられました。
一枚一枚に込められた思索の泉は、読む人見る人に委ねられより深いですね。

お堂、もっこうバラ、そして手、物悲しくも時空、、、、、じっと見て、そっと撫でて
「それでもお地蔵様は見守っていていてくれる」

孫のお守では味わえない{時}をありがとうございました。
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コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2017.5.9 20:41
千恵さん、今晩は。

 コメントありがとうございます。

 ちょっと重いブログだったかもしれません。
写真だけでは伝えにくい「撮り手」の心を理解してほしいなってことで
エッセーに仕立てました。わかっていただいて、ありがたいことです。

コマドリ騒ぎも終わり、山﨑川にも日常が戻ってきたようです。今、繁殖期で
鳥撮会の会員さんがホームページに投稿される話題も増えてきました。木曜日あたり
また出かけてみたいなって思ってます。
 
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千恵さん
千恵 さんのコメント
2017.5.9 15:21
命あるものはいつかは終わりが来る・・
寂しいけれど・・・
そのためには今という時を大切にしたいと思うのですが・
コキリコさんの写真には時の流れを感じます・・
年輪を重ねた手にも・・
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コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2017.5.9 8:36
涼音さん、おはようございます。

いつもコメントをいただき、ありがとうございます。

5月3日に「鬼のみち」を散策したとき、コースの最後が春日神社と大山公園でした。
そこでの写真をいかしたいけど、何かないかと工夫したのが今回のブログ。
「エッセー風にすれば脈略のない写真も生きるのでは?」
 そこで頭から離れなかった、輪切りにされた太い木の年輪をメインテーマにすること。
5月30日から改正個人情報保護法が実施されることになり、企業や自治体は
個人情報の管理の徹底を求められています。個人情報へのアクセスを厳密に
しなければならない。 パスワードに代わる厳密な方法。それは生体認証。
どうもこれが主流になるようです。

 指紋や手のひらを公開するわけには行かないので、節くれだったコブシをモノクロにして
話の切り口にしてみました。
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コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2017.5.9 8:25
カラヤンさん、おはようございます。

コメントありがとうございます。

5月30日から改正個人情報保護法が実施されるとのこと。
企業や自治体などは管理を徹底するため、パスワードに代わる生体認証の導入を
検討しているところが多いとか。
 そういう話を聞いて、今回のエッセーを思い付いた次第です。
節くれだった見苦しいわが手を題材にしたのもそため。モノクロにすれば
多少は見るにたえるかなーって、工夫してみました。
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コキリコさん
コキリコ さんのコメント
2017.5.9 8:20
ぎ~やんさん、おはようございます。

「生体認証」って言葉から始めたのはエッセー書くための「枕詞」。
金融機関で生体認証を使うと、ご指摘のような問題が起き、下手すると
寝たきりになった時に介護に必要なお金も引き出せない事態になりかねませんからね。

 5月30日から「改正個人情報保護法」が実施されることをご存知ですか?
企業や地方自治体などは個人情報の、より厳密な管理を要求されるようになり、
個人情報へのアクセスのため、パスワードに代わって「生体情報」が必要になる
ということです。
 現に全国に1700ちょっとある自治体のうち、すでに270ほどが生体認証に
切り替えたという話があります。

 知らぬ間に安倍ちゃん、着々と色々たくらんでます。
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涼音さん
涼音 さんのコメント
2017.5.9 6:35
コキリコさん、おはようございます

銀行もこれからはカードさえもいらなくなるかもしれませんね。
生体認証・・・・
何を使うかというのが問題ですけどね。

コキリコさんの手・・・・ステキだと思いますよ。
手の皺も年数を重ねてきた証拠、その人の人生そのものです。
その手でどれだけの人たちと握手を交わされましたか?
その手でどれだけの人を守ってこられましたか?
大きくて温かい手をなさっているんだと思います。
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ぎ~やんさん
ぎ~やん さんのコメント
2017.5.8 21:12
「生体認証」ですけど、ご本人が元気で機能出来ている間は、真に安全なシステムかと存じますが、ご当人が独りになられて、なお意識が不安定な痴呆気味になられますと、ご家族・御兄弟がいらっしゃっても、おいそれと引き出すことが出来ないんですょ。金融機関が、個人にこの方式を勧める時は「これほど安全なものは無い!」と、お上手に導入させるのですが、イザ本人でないのが引き出そうとすると、あーでも無い・こーでも無い「本人の委任状が書けないから、上限は医療機関の請求分まで」など、不利益になる事ばかり言い張ります。挙句に預金者本人が亡くなってもごらんなさいょ、金融機関は永遠に出せなくしちまうんです。身どもの経験上、この方式に移行なさらない方が得策と判断します。
2人がいいねと言っています
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