お仕事が忙しく
終電の時間を気にしながら帰ることも
しばしば。。。

外ではいつも明るく
悩みがないでしょ？って聞かれると
あぁーバレてないんだってホッとする。

22才で結婚して
3人の男の子を育てて
主婦業を完璧にしようと
いつも頑張ってた。
外の世界を知ってしまうと
戻ってこれない気がして
ひたすら家庭の中だけで頑張ってきた。

ある日
突然。。。
何の前振りもなく
別れたい！って
切り出される前までは
こんな平凡な幸せが
ずっとずっと続くと信じてた。

専業主婦だった私が
就活を始めたのは47才。

ちょっぴりだけあった
ヘソクリも家賃や食費で
みるみる減っていった

何社履歴書を送り返されたかな
もう、ここがダメだったら
生きていけないかも。。。
そう思って最後に受けた会社は
面接までこぎつけた。

この先
どうなるかわからないから。。。と。。。
最後に残り少ないお金で
実家に帰った。
お母さんは
いつも明るい私と会うと
元気になれるって言ってくれた。

本当の事は言えなかった。

たまには
贅沢しようか！と
お母さんと2人で
ホテルでランチをした。。。
楽しく2人で話をした。

帰りの車に乗った時
最後に受けた会社から
合格の知らせが入った。

張りつめていた心の糸が切れた。
明るい私しか見せていなかった
母の前で
子供の頃のように号泣した。
泣いて泣いて泣いて。。。泣いた。。。
父が亡くなった時だって
こんなに泣かなかったのに。。。


社会の常識も知らないのか！！って
何度も怒られた。
電話の取り方１つから
教えてもらった。。。
こんな年齢で
新入社員と同じ扱いは
本当は辛かった。
でも、生きて行くために
弱音は吐けなかった。

お仕事が終わって帰る時
見上げるスカイツリーは
いつも涙でキラキラ輝いてた。


お仕事を始めて５年。
今では電話の取り方で怒られることもないし
敬語だってちゃんと使えるようになった。

専業主婦だったら
こんな事は経験することさえ
できなかった。。。

幸せは。。。
形を変えてやってきた。

今日はお休み！
好きな曲を聴きながら
のんびり空を眺めています。

今日の夕日は綺麗かな？
夕方には海に行って
日が落ちるのを
眺めよう。。。

この先もずっと
幸せが続きますように。。。

12月25日は
私の一人暮らしデビューの日