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とんとんさんの投稿

お米のこと

とんとんさん
2018.3.16 17:36
今日の朝、5時前に目が覚めて、5時15分頃までウトウトしていた

夫のつけているテレビでニュースが流れた
何時だったかは覚えていないけど
2018年の今年、米の減反政策が終わるという事だった
それがいつ終わったのか、終わるのかわからなかったけど

ネットで見たら2013年には5年後の2018年には減反政策が終わるという事だった
その時のことは私の耳には聞こえていなかった

ちょっと激しい雨が降ると次男の職場まで走る道すがら、畑の水が溜まって、池か、湖かという具合になるのを見ながら走った

田んぼを、芝生畑に変えたからだ
穀倉地帯の茨城県は、芝生生産日本一の茨城県になった

私は農業に関係しているわけではないのに
田んぼを見るのが好きだ
大型連休の前に水田に水が入るのを見ると、田植えの時期が来たことが嬉しいし

弱々しい早苗が田植えの後しっかりと根付いて青々としてくるのを見るのも好きで
8月末には稲刈りになる

そのどの田んぼも、私は好きでよく見ていた

私が子どもの頃には、秋田の八郎潟の干拓の話しも聞いていた
それなのに、いつの時代だったかと見てみたら、私が高校を卒業する頃から、減反政策がはじまったらしい

田んぼは水をためるように作られているのだから
そこに芝生を植える
芝生は、生産するときに地表を切り取るように芝生の出荷となる
切り取った芝生畑に土を入れるようなことはしないから
何回も芝生を切り取れば、畑はどんどん凹んだ状態になる
だから雨が降れば、池のようになる

芝生よりお米が良いなあと思いながら他人事なのだからどんなに大変なのかという事ではなく、ただ好きという思いで田んぼを見ていた

1994年には、国産のお米が足りなくなって、タイ産のお米をどう美味しく炊くかなんてテレビ放送が流れたりしていた
国産のお米が高くなったとき
今まで通り、職場のパートさんのお家にお米をまわして貰うのは申し訳ないから、その年は農家さんに頼まず、私も抱き合わせでタイ産のお米が付いてくるのを買ったりした

その後は又同じ農家さんに頼んで買わせて貰っている

食糧自給率というのがどの食料に対して言うのかも調べずにただ4割としか知らないけれど
そういう中での減反は情けない気がしていた

これから農業がどんな風に変わっていくのかと思うけれど
茨城の田んぼが減らないようにと思う

これからは作りたいだけお米を作れるのだ、と言うような言い方もあるけれど、実際はどうなっていくんだろう

10アール当たり7500円という補助金が出なくなると言うことは、どんな影響が出るんだろう

なるべく国産の食品を食べたいと思っているけど、なかなか全部というわけにはいかない
お金持ちにしか国産は食べられなくなるのか

思いは有るけど、働かない私には言う資格は無いのだと思うけど

私の住んでいるすぐ近くの悲しい昔話に
水海道という昔の町の田植えに
結婚したばかりのお嫁さんに、深い田んぼに木の梁を渡してその木の上を歩きながら田植えをするという田んぼに

家の嫁ならこの田んぼ一枚田植えが終わるまで帰ってくんじゃないと姑に言われて、夫が心配だから見に行こうとすると親に止められて・・・
あまりに遅いから様子を見に行ったら
田んぼに編み笠が浮いていたという・・・

お嫁さんは亡くなったという終わり方だと思うけれど
その話しを知ったとき、編み笠だけ浮かばせてどこかに逃げていったんだったら良いのに、なんて思ってしまった・・・

とにかく、そんな深い田んぼでもお米を作るという農業だったのに、減反政策なんて聞いたらその昔の人たちはどんなだっただろうなんて

さあ、お米をといで ご飯の支度しなくちゃ
Akatukinobuotakaりょう 4人がいいねと言っています
コメント
とんとんさん
とんとん さんのコメント
2018.3.16 19:55
★ねこさん^^
おばんです^^
きれいですね~黄金の稲穂
2年前に、秋田に行ったとき、日本は黄金の国だと思えたきれいな秋の田を見ました、感激でした^^

農業を、子どもに継いで貰えるような農業にしないといけないですよね^^
0人がいいねと言っています
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