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とんとんさんの投稿

次男のこと2

とんとんさん
2018.6.23 10:50
脳室ドレナージの手術が終わって、頭のてっぺんから管が出ていて、それが袋につながって、真っ赤な血液が袋に溜まっていた

病室は、小児科のナースセンターの隣、大きなガラス窓があって、ナースセンターから2つ並んだベッドが良く見えるようになっていた

手術が終わったのはもう夜で、完全看護の病院、本当は付き添いはないのだけれど、今日はこのまま泊まっても良いからと、隣のベッドにも患者さんがいないからの配慮だったかもしれない

イスに座ったまま次男を見ていて、それでも長かった1日の終わり、私もウトウトと寝た

翌日、夫に来て貰って車を取りに行く、もう通うことのない総合病院の駐車場

2時からの面会時間に合わせて病院に出掛けた
次男は目を覚ましていて
お母さん、これでもう宿題しなくて良いね 
と言った

何のこと?って思った
夏休みの宿題のことだった
最後までうるさく言ってやっとかたづけた宿題は1日の土曜日に持っていったのに

2時から7時の面会時間が終わって、家に帰った
その時のことなどもう覚えていない

翌日、2時に合わせて病院に行った
病室に入ると、頭から出ていたチューブが無い
看護師さんが来て
昨日の夜、いきなり起き上がって、もう治ったと言ってチューブを抜き取ったのだという
隣のナースステーションから急いで行っても、間に合わなかったと

手は軽く結わいてあったけれど、ゆるくて拘束にはならなかったらしい

脳室の血液のことを考えると、このままにしておけないので、お腹に管を通すシャントという手術をすること

このチューブを抜くのは手術室でするべき事で、ここで抜いたので穴から空気が入れば髄膜炎になることがあること
など聞かされた

その後、シャントの手術をして、首の脇に細い管が皮膚の外からも解った

しばらく落ち着いて
もやもや病のための間接手術をするという朝、手術の時は面会時間より早く行って良いと言うことになっていて病室に行くと

注射をしようとしたら上手く入らなくて大泣きしたこと
脳外科の医師より小児科の医師を呼んでこようとして、看護師さんが発熱していることに気がついた

高熱で、髄膜炎の発症という事だった
薬で叩いて、細胞数を減らすという
1桁有ってもいけないという髄膜炎の細胞数が4桁有るという
脳梗塞、水頭症、髄膜炎、知的レベルの低下の三拍子そろってしまった

シャントのチューブを抜き、脳室ドレナージ、落ち着いたところで、反対側にまたシャント
そして間接手術の両側2回の手術

入院中に、新たな脳梗塞が起きて、右手にマヒが出た
失語かと心配したけれど、2週間一言も話さなかったのが、お母さんという言葉で復活した

病棟に詰めている保母さんに聞いてみたら、3才まで退行していると思うという

病棟に居る間長いこと紙おむつだったが、退院する少し前に同じぐらいの年の女の子が入院したときに、紙おむつは恥ずかしいという事で取れるようになった

1つ上のお兄さんが脳腫瘍で入ってきたとき、良い影響になるかと思ったけれど
1+1は?と聞いても、次男は解らない、と言う
笑うしかなかった

クラスメートからは、千羽鶴が届いた、いくつかヒモに通した鶴と、ヒモに通さないカゴに入ってバラバラの鶴だった
どんなふうに言ってこの鶴を折ったのだろうかと思った
私は、次男の友だち関係の良くないことを知っている
クラスの邪魔者だったこと知っている
死んじゃうからと思っての鶴だったのか、千羽鶴ほどイヤなものはない

7時に病院を出て帰るとき10キロの道を運転しながら
信号がぼやけた、泣きながら帰った

娘を預かって貰っていた友だちの家に迎えに行って
ご飯を食べて寝るだけの毎日だった
余計なことは考えないことにしよう

6回のうちの1回目は夫が居たけれど
あとの5回の手術室の前には私1人だった、3時間ぐらいの手術だからとは言っても、夫は仕事人間だった

いつのことか忘れたけれど
長男に、次男のことをお願いと頼んでしまった
お母さんが死んだ後、次男のことをお兄ちゃんお願いと・・・そんなことを言うべきでは無かったかと、あとで思った

2ヶ月半に6回の手術をして退院した
入院中に11才になった
ほなっ日記cosi cosi海食崖みやさんりょうnobuo 6人がいいねと言っています
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