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映画「新聞記者」の記事とは・・・

映画仙人さん
映画仙人 さんのブログ[カテゴリ:映画
2019.7.20 0:04
「新聞記者」

監督/藤井道人
製作/河村光庸
原案/望月衣塑子
脚本/詩森ろば 、 高石明彦 、 藤井道人

キャスト
シム・ウンギョン /松坂桃李 /本田翼

あまり宣伝もしていないで公開するやいなや、高い評価を受けて観客が集まっている映画、と聞きました。

この映画は、
官邸関係の記者の暴行事件見もみ消しや、
内閣府が直接、設置する研究機関の謎、
内閣中心にいる人物の自殺、
といった現在進行形の解決されていない現実問題を背景にした映画です。

首相の名前こそ、出てはいないものの、
現首相への批判そのものであるのは明かです。

日本映画には、いくつかの法則がありました。

その一つに「政治的映画はヒットしない」というものがありました。

黒沢明が「悪い奴ほどよく眠る」で政界の汚職を題材にしましたが
よく分からない、
と評判はいま一つでした。
山本薩夫監督が
「金環食」で政財界の悪党しか出てこない映画は、
批評家の評価は高くても人気は、いま一つでした。

アメリカ映画の「五月の7日間」、「博士の異常な愛情」は、日本では見向きもされなかった映画でした。

この映画を見ていて、その流れが変わっている気がしました。

この映画は、俳優の顔のアップで進みます。
テレビでは、よく使われている方法で
顔のアップが続くと迫力あるテレビ画面となるそうです。
この映画は、それだけではない気がしました。
アップの画面で構成する事のよってセットの貧弱さを見せないようにしたのではと思いました。
でも、それが成功しています。

俳優陣達は、個性的ではない、普通の人物を選んでいるのが分かります。
それがリアルさを増しています。

ヒロインは韓国籍の母と日本国籍の父から生まれたと、してあるのは、事件から一歩、離れた人物を置いて客観的にみようとした現れのような気がしました。

ドッキとする言葉。

「政権の安定が国を支える」

「正義は国民が決める」

「この国には形だけの正義があればいい」

一つ一つのセリフが、迫ってきます。

女(ヒロイン)と男(ヒーロー)が、
運命の糸を手繰り寄せるが如く出会っていく構成は見事です。

えてして恋愛感情を入れるとシラケテしまいますが、
それはありませんでした。

この結末は荒唐無稽ととるか、問題提起ととるかは、
観客に委ねられています。

私は、後者、問題提起ととりました。

映画に出てくる「調査部」での世論操作は
もしかして・・・
と恐ろしくなりましたから・・・
ほなっ日記織田 照 2人がいいねと言っています
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