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40代からの老後の人生設計「老活」 お金の準備、趣味の充実、コミュニティ探し

WHO(世界保健機関)が発表した日本の平均寿命は2016年時点で84.2歳。
1960年台は67.67歳だったことを考えると、超長寿社会になっているといえるでしょう。

男女の平均寿命の平均は世界でもっとも高く(2016年時点)、2位のスイスは83.3歳、3位のスペインが83.1歳なので、おおよそ1歳の差があります。

人類がこれまで経験したことのない超長寿社会を生き抜くには、一体何を準備しておけばよいのでしょうか?

「終活」から「老活」へ。40代から始める老後の人生設計

「終活」から「老活」へ。40代から始める老後の人生設計

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

「終活」とは終わりが近づく人生をより良いものにするための活動のこと。
具体的には断捨離(≒掃除)や、お金の管理、死後のことなどをまとめるといった活動が中心で、ツアーが組まれたり、セミナーが催されたりと、定年を迎えたシニア世代が取り組んでいる活動のこと。
実際にスローネットでも過去、数多く取り上げてきました。

過去記事

【終活】遺品は誰に?どうやって?生前整理のプロに学ぶ終活
シニア世代が列をなす「終活ツアー」どんな旅行ツアー?
終活も気遣いの時代「エンディングノート」で家族への負担を減らす【シニア】

終活の多くは死に向かうための準備ではありますが、老後を楽しく過ごすための活動ではありません。
自分の死にきちんと向き合い、生前やっておきたいこと、遺したいことなどを見つめ直すことが中心。

今注目が集まっているのは老後をより良いものにするための活動である「老活」。

素晴らしい老後を過ごすための活動で、定年退職したあと、自分がどれだけ楽しく、健やかに暮らせるかが大切です。

「老活」という言葉が耳慣れないのは当然で、最近使われだした言葉だから。
出版業界などでは、老活にまつわる書籍も販売されはじめています。



これらの書籍の多くは、自分の健康を良い状態で保つ方法や、良い人間関係を構築するための心がけ、介護が必要になった場合、老人ホームに入所するなど、老後にまつわる活動について記されています。

老活のキーワードは「お金・健康・趣味」。

老後を楽しく過ごすために欠かせないこれらを充実させよう、というのが老活の主な目的となります。

たびたびお伝えしていますが、公的年金だけでの暮らしは厳しいものに。

総務省統計局が発表した高齢無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上で夫婦のみの世帯かつふたりとも無職、及び60歳以上の単身無職世帯)の家計収支を発表。
2017年の調査では、高齢夫婦無職世帯の1ヶ月あたりの消費支出と非消費支出の合計は平均月26万3,717円だそう。
一方、収入の平均は社会保障給付や仕送り金などを含め、20万9,198円が平均となっており、毎月5万4,519円の赤字となる計算になります。
毎月の赤字は現役自体の貯蓄を取り崩さなければならず、徐々にお金が減っていく生活をしなければならないのです。
65歳で定年を迎えた場合、平均寿命の84歳まで生きるとすると1,140万円が必要に。
100歳まで生きるとすると、単純計算で2,100万円必要になります。

だからこそ、老後の暮らしを考えた場合、少しでも多くのお金がほしいし、なるべく使いたくないもの。
少しでもお金を残しておくためには、65歳を過ぎても働くことが一番ですが、健康でなくなってしまうと、収入が途絶えてしまうことになりますよね。

だからこそ、老後のお金の準備は40代から動き出したほうが良いのです。

40代から資産形成や運用をしっかりと行っていれば、安心して老後を迎えられる可能性も高くなります。
もちろん、資産運用にはリスクもあるので、しっかりとした知識を若いうちから持っておくことが大切だといえそうです。

長い老後を楽しむ準備は定年前、できるだけ早くから始めたい。どこのコミュニティに所属するかが大事

長い老後を楽しむ準備は定年前、できるだけ早くから始めたい。どこのコミュニティに所属するかが大事

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

老後の生活を考える上で欠かせないのが趣味。
趣味を楽しみ続ける、というのはもちろんですが、趣味を行うためのコミュニティに所属するというのも生き生きとした老後を過ごすためのポイントだといえます。

定年まで働き詰めで、近所付き合いもそれほど頻繁でなかったため、定年退職後は出かけることもせず、家に閉じこもりっきりの亭主がいる、なんて昔から言われていますが、実際に所属するコミュニティがなければ出かける用事もありませんし、お金も使いたくないので、閉じこもりきりになりがちに。
だからこそ、趣味を持つことで、外に出るきっかけになり、外に出れば歩くこともできます。
趣味を持つことが、最良な老後を過ごすためのひとつのヒントだといえるでしょう。

特に50歳以上ともなるとセカンドライフの不安や悩みを抱えている半面、期待を持っている方も多いそう。
人生100年時代と言われている現代のセカンドライフは、期待もあれば、不安や悩みもたくさん抱えてしまうのです。



漠然とした50代から60代の会社員に向けたサービスは多数あり、それぞれがコミュニティを形成しています。
これらのサービスでは、定年後の不安や期待などの早期認識を促し、共有できる仲間や知識が得られる場や環境を提供。

たとえば、「お金のこと」「健康のこと」「仕事のこと」など気になるイベントやセミナーを多数開催しており、お得な情報をオンラインで学び、学べて楽しめるイベントはオフラインで行うことで、50代、60代のコミュニティを創出に貢献。
サロンを通じて知り合った趣味の合う、興味の合う人たちと楽しい老後を過ごすことができるのです。

老後のことを何も考えていない、老後が漠然と不安だ、という方はシニア向けのサークル、コミュニティ、サロンを利用してみてはいかがでしょうか?

定年後の趣味が人生を変える?

定年後の趣味が人生を変える?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

定年退職後のイメージはありますか?

夫婦ふたりのんびりと暮らす、仕事を続けたい、趣味をマイペースに続けていきたい、新たなことに挑戦してみたいなど人によって希望はさまざま。
特にこれまで仕事一筋で、プライベートな時間をあまり持てなかった方は期待に胸をふくらませることでしょう。

2005年に実施されたOECDの調査「Women and Men in OECD Countries」の「Social issues」という項目によると、日本人男性の約17%が友人や同僚と教会やスポーツ、文化的活動に参加したことが「ほとんどない」「まったくない」と回答。
これはOECD加盟国21カ国中トップの数字となっており、社会から孤立している状態にあるともいえます。

この調査は全年齢を対象に実施したため、シニア世代のみつながりが薄いのか? というとそうではありませんが、特に定年退職後に男性の孤立は顕著になると考えられています。
在職中から複数のコミュニティに所属し、さまざまな活動を行ってきたという方なら問題ありませんが、仕事だけを一生懸命やってきた方は居場所を失ってしまうのです。

自由な時間はあるのに、やることがない。
ただ死を待つだけなのに100歳まで生きられてしまうかもしれない。

健康で100歳まで生きられればよいですが、途中何かしらの病気は患ってしまうもの。
いくつかのコミュニティに所属することで、外出し、楽しいと感じ、美味しいと感じる機会も増えるので、健康増進効果も期待できます。

定年退職を迎える前から、家庭、職場以外の居場所を見つけることが老後を楽しく過ごすポイントだといえるでしょう。

老活は老後を元気に、いきいきと過ごすための活動。
家庭、職場以外の居場所を見つけ、趣味を見つけ、健やかな老後を過ごしましょう!

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