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お彼岸のお墓参り、「正しい墓参り」の作法を改めて振り返ってみませんか?以外と知らない墓参りの作法

2019年のお彼岸は9月20日(金)から9月26日(木)です。
秋のお彼岸にはお墓参りを行う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

彼岸は雑節のひとつで、春分・秋分を中日とする前後3日間の合計7日間こと。
一般的には中日には先祖に感謝をし、残る6日は悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日にひとつずつ修める日とされています。

この期間、お墓参りをする人は多いですよね。
しかし、みなさんは正しいお墓参りの方法はご存じでしょうか?
もちろん、多くの方が習慣的に行っていることなのでご存じでしょう。

今回は改めて「お墓参り」の方法についてご紹介します。

お墓参りの意味や心持ち、ご存じでしょうか

お墓参りの意味や心持ち、ご存じでしょうか

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

そもそもお墓参りをなぜ行うのでしょうか?

お墓参りは古代神話では「死者を祀る」でした。
その後の風習においては「死者と出会い、心いくまで会話を交わす」という意味を持ったのです。
その後、お墓で供養することで「ご先祖様が恩恵をもたらす」という考え方が根付いていきました。

現在でもお墓は個人を偲び、お祀りする場所と言うことは変わっていませんよね。

お彼岸は特に多くの人が集中的にお墓を訪れますが、結婚などの報告、命日、お盆などは今でも墓参する人は多いのではないでしょうか?
基本的には訪れる時期に特に決まりはありません。
したいときにお墓参りをすれば良いのです。
しかし、「お盆」「お彼岸」は仏教的に特別な意味を持つ日です。
せめてこの日くらいは先祖を供養し、敬う気持ちで大切にするため、できるだけ毎年お墓参りをしたいですよね。

お墓参りのマナーや作法などは次の項でお伝えするとして、ここではどのような心持ちでお墓参りをするのが良いのか、についてご紹介いたします。

感謝

まず大事なのは先祖への感謝です。
墓前で手を合わせたとき、ご先祖様や亡き方、お墓に眠っている方に感謝の気持ちを思い浮かべましょう。

「いつも見守っていてくれてありがとうございます。」
「この世に生を授けていただいてありがとうございます。」
「生前にしていただいたこと、とても感謝しています。」
など、さまざまな感謝を思い浮かべながら、お墓参りをしましょう。

報告

報告もお墓参りでは一般的です。

例えば就職が決まった、結婚が決まった、子どもができた、孫ができた、孫が小学校に上がった、家を建てることになった。
どんなことでも構いません。
自らの近況を報告しましょう。

伝える

自らの思いを伝えるのもとても大切です。

これからこんな目標がある、目標を達成するために頑張る、といった決意や思いなどを伝えましょう。
決意表明などの会話を墓前でする方も多いのでは亡いでしょうか?

思い出

お墓に眠る亡き方との思い出を語るのも良いでしょう。

生前行った旅行の思い出、ちょっとしたハプニングの思い出、言われたこと・心に残った一言の思い出など、故人との関係が深ければ深いほどたくさんの思い出があるもの。
そうした思い出を墓前で手を合わせながら、語りかけてみるのも良いですね。



願掛けはNG?

手を合わせて願い事を唱える方もいます。
もちろん、宗派によってはそれも良しとされているケースもあるでしょう。

願掛けというと神社やお寺で手を合わせながら行いますよね。
墓前での行為がこうした行為と似ていることから、願掛けをする人もいるようです。

ご先祖様やお墓で眠る人の立場で考えてみましょう。
おそらく願掛けをすると、気持ち的には応援してくれるでしょう。
しかし、運命を左右するような願いを叶えるほど、力を発揮してくれるのか? というと疑問が残ります。
「ほとけ」様ではありますが、阿弥陀如来や大日如来、観音様やお地蔵様ではありませんよね。
いつかは氏神様になるご先祖様も祖霊です。
なので、ご先祖様にはご利益を求めるのではなく、思いや感謝を伝えるようにしましょう。

とはいえ何を思うのかは個人の自由

何かを伝える、というのが墓前での心持ちですが、何を思うか、何を語りかけるのかについて「正しい」ものはありません。
強制するものではありませんし、誰かに強制させるものでもありません。

しかし、ご先祖様もご利益を求められるより、生前の思い出を語ってくれたり、近況を語ってくれたりした方が嬉しいと思いませんか?
こうしたことを覚えておくだけでも充分です。
ぜひお彼岸のお墓参りの際にはご先祖様へ何か語りかけてみてくださいね。

いつ行くのが正しいの?何時がいいの?服装は?墓参セットは何を用意すればいい?正しいお墓参りの方法

いつ行くのが正しいの?何時がいいの?服装は?墓参セットは何を用意すればいい?正しいお墓参りの方法

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

ではお墓参りの作法について見ていきましょう。

最近、お墓参りの際に水をかけてはいけない、墓石をこすってはいけないなどというマナーを見かけます。
墓石に水をかけてはいけない理由は、墓石が割れてしまうから、人の頭から水をかけないですよね? などと理由が述べられていますが、実際にはそんなことはなくて、お墓参りには特別な作法はないのです。
墓石はキレイな方が感謝の思いが伝わる、と思えばしっかりと洗ってあげましょう。

故人やご先祖様に手を合わせ、感謝を伝えるということがもっとも大切なこと。
この点をしっかりと覚えておきましょう。

とはいえ、最低限の手順などは覚えておきたいところ。
ここでは基本的な手順について確認しましょう。

まず時間帯ですが、お彼岸のお墓参りに時間は関係なので、行ける時間に訪れるようにしましょう。
お盆の場合はお迎えの場合、15時から17時、お見送りは17時〜19時が良いとされています。
いずれにしても、自分の都合をある程度優先しても構わないようです。

続いて持ち物ですが、生花、線香、ロウソク、お供え用のお菓子や飲み物、それを置くための半紙、数珠、マッチかライター、ゴミ袋などが一般的。
このほかに手桶やひしゃく、ゴミ袋、たわし、ホウキなどを持っていく方もいるでしょう。
寺院や霊園などの場合、ひしゃくや手桶などは備えられているので、持って行く必要はありませんよね。

寺院墓地の場合、お寺についたらまず本堂のご本尊をお参りします。
その後、住職に挨拶をしましょう。
お彼岸の時期には「彼岸会法要」を行っていることも多いので、時間に余裕がある場合はなるべく参加します。



その後は管理事務所などで手桶、ひしゃくなどを借り、手桶に水をくんでお墓に赴き、合掌礼拝してから墓地を掃除しましょう。
掃除を終えたら花立てに水を入れ、お花を飾ります。
お供え物や飲み物は半紙を敷き、その上に置くのがスマート。
最近ではカラスなどがお墓を荒らすため、供物は持ち帰るようになっていることも多いので、このあたりは霊園などのルールに合わせましょう。
まれに故人がお酒好きだったから、と墓石にお酒をかける方もいますが、お酒は墓石と化学反応を起こし、変色する可能性があるのでかけないのがベターです。

その後はろうそくに火をともし、お線香に点火したあと香炉に立てるか、線香皿に寝かせましょう。
点火する際は風防付きのライターがオススメです。

お参りは故人と縁の深い人から順番に。

全員の合掌がすんだらお墓参りは完了です。

今の時代、「お墓参り代行」というのもある!

今の時代、「お墓参り代行」というのもある!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

故郷を遠く離れているため、墓参できない、という方のため「お墓参り代行」もあります。

掃除、剪定、献花、お供え、合掌などを代行してくれるもので、相場は1件5,000円ほどなのだとか。
お墓参り後はお墓の様子を写真で撮って送ってくれるようです。

利用者は近年かなり増加しており、副業として行っている人もいるそう。



お墓に何が何でも行かなければならない、というわけではありません。
感謝の心、敬う気持ちがあればよい、と考える人もいます。
しかし、お墓が荒れ果てているのはかわいそうです。
どうしても行けない場合は、お墓参り代行サービスなどを活用してみても良いかも知れませんね。

コメント
  1.  彼岸と盆の墓周り清掃を地元のシルバー人材センターがしているのは、愛媛で数年前に聞きしました。花を供えるサービスもあったはず。大阪で仕事をしていた愛媛出身の仲間は「特急は乗り換え、乗り換え。飛行機も家族では高いし、帰っての足が不便。車は時間かかるし混む」とこぼしていました。
     私は四国に家族で1回、単身赴任で2回。帰省は逆コースなので、混雑した経験はありません。 暮らした時代は国鉄民営化、平成の大合併、最後は昨年春までの計12年間。
     過疎に拍車をかけたのは、今世紀の町村合併と小泉親が抵抗勢力を排し強行した郵政民営化。国鉄は元々少なかったが、民営化の影響はこれからの不採算路線廃止が効いてくるでしょうね。
     団塊世代を物差しにすると、子育て時代、地域を引っ張った時代、最後はシルバー人材センタ時代になります。
     
     

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