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七夕は何をする日?笹にお願いごとを飾る意味は?今年の七夕はどう過ごす?おうちで七夕を楽しく過ごす方法をご紹介します

7月7日は七夕。
昨年に引き続き、まだ新型コロナウイルス感染症が収束していない中で迎える七夕ですが、皆様はどのように過ごす予定ですか?

そもそも七夕はどのようにできて、なぜ笹にお願いごとをするのか知っていますか?
本日は七夕の由来とコロナ禍で七夕を楽しむ方法についてご紹介します。

七夕はいつから始まった?日本だけ?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

七夕は織姫と彦星が1年に1度、天の川を渡って逢瀬を交わすというのが伝えられてきたエピソード。このエピソード自体は多くの方がご存じではないでしょうか?

このエピソードは中国最古の詩集である「詩経」に掲載されています。詩経には織姫=織女、彦星=牽牛として描かれており、このエピソードを元にして中国六朝時代の詩集である「文選」の「古詩十九首」で悲恋の要素が加わり、現代の七夕のエピソードに近づいてきたそうです。

織女は神である天帝の娘。神々の着物を織ることを仕事としており、恋人の作らず、懸命に働いていたそうです。その姿を見た天帝は天の川の対岸に暮らす牛飼いである牽牛を引き合わせました。やがてふたりは結婚します。
ところが結婚後、ふたりは働かず遊びほうけたそうです。次第に神々の着物はボロボロになり、牛たちも病気になりました。これに怒った天帝はふたりを天の川の対岸に引き離し、1年に1度だけ会うことを許したそうです。

これが中国で伝えられてきたエピソードとなります。
では日本にはいつ頃伝えられたのでしょうか?

日本に七夕のエピソードが伝わったのはかなり古く奈良時代だと言われています。乞巧奠(きっこうでん)という宮中行事が行われ、この日に星を眺めたり、詩歌を楽しんだりしていたといいます。
江戸時代になると「七夕(しちせき)の節句」として五節句のひとつに数えられ、庶民の間にも七夕は広がっていきました。
昔は「しちせき」と呼ばれていたのですね。



日本では現在の七夕行事に結びつく「棚機津女(たなばたつめ)」という伝承があります。これは棚機津女と呼ばれる女性が水辺の機屋で神のために着物を織って備え、豊作を祈るというもの。そのときに使う織機の名前が「棚機」だったといいます。
中国伝来の「七夕(しちせき)」が「棚機津女(たなばたつめ)」と融合し、現代の「七夕(たなばた)」と呼ばれるようになったと考えられています。

日本において七夕は願い事を書いた短冊を笹に吊します。1年に1度しか会えないふたりに願い事をするのが酷な気がしますが、こうした行事は昔から行われているものなのでしょうか?

これも乞巧奠が由来だといわれています。乞巧奠は織女にあやかって裁縫技術の上達を願う行事です。現代の7月7日の七夕に、庭先の祭壇に針や五色の糸を供え、星に祈りを捧げていたそうです。後に書道なども加わって、芸事全体の上達を願う行事へと変化していきました。
日本に伝わった頃には芸事の上達を願う宮中行事となっていました。前述の通り、乞巧奠では当時から芸事全体の上達を願っていた、ということですね。しかし当時は供え物をしたり、里いもの葉に溜まった集め、墨を擦り、梶の葉に歌を書いていたといいます。とても優雅ですよね。この風習が現代では笹飾りにつながっている、と考えられています。
梶の葉についてあまりピンと来ていない方もいるかもしれません。梶の葉はカジノキの葉のことで、家紋としても使われています。変わった形の葉っぱが特徴で、また非常に大きいのも特徴。紙が貴重な時代において、大きくて字が書きやすい梶の葉が重宝されていたといいます。
里いもの葉の夜露を集めるのはそれが天の川のしずくだと考えられていたからだそうです。
なんだかとてもロマンチックなエピソードですよね。

現代の七夕

現代の七夕の原型は江戸時代に完成しました。

江戸時代の七夕の節句では天の神が降り立つ目印として、屋根の上に笹竹を立てていたそうです。これには神様を迎えるといった意味のほかに厄災を水に流す、という意味もあったそうです。
笹竹には詩歌や文芸の上達を願った短冊や切り紙細工といった色とりどりのものを飾るのが特徴で、七夕前には笹竹売りが多くいたのだとか。
現代でも笹に短冊を吊しますよね。しかし、これは5色という原則があるそうです。前述の通り、元々5色の糸を備えたことからこの風習は生まれました。色は「青・白・赤・黄・紫」で、中国の陰陽五行説に則った色が用いられていました。



北海道の七夕

全国の文化がアレンジされる北海道の七夕は、函館や根室など一部の地域を除いて8月7日です。これは旧暦の7月7日が新暦の8月にあたるためで、農耕文化が根強い北海道は旧暦の7月7日に合わせて、新暦の8月を七夕としました。

このほかにも独特の風習があり、子どもたちが浴衣を着てローソクを集める地域もあります。歌詞は地域によってさまざまですが、「ロウソク出-せー出-せーよー。出ーさーないとーかっちゃくぞー。おまけにかみつくぞ」のようになかなか怖い歌詞の歌を子どもたちが唄いながら街を練り歩きます。
ハロウィンに似た文化ですが、現在も北海道ではこうした七夕まつりが行われています。
とはいえ、現代ではローソク出せと歌いつつ、もらうのは「お菓子」。この風習はねぶた祭が由来だといわれています。

地域によって行われる行事のカタチはさまざま。皆さんのお住まいの地域の七夕では、どのような珍しい催しが行われますか?

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