ガーデニングで虫が増えたことが最近悩み！一層ワイルド ＆ サステナブルな庭はいかが？

新型コロナウイルス感染症拡大以降、庭やベランダでガーデニングをする人が増えているようですね。
しかし、植物を育てるようになってから虫が増えて悩む方も多いようです。
庭であれば少々の虫なら気にならないかもしれません。しかしそれがベランダなら……。窓を開けられなくなりますし、困ってしまいますよね。

本日はガーデニングにつきものの虫について考えていきます。

ガーデニングしてから現れるあの虫は何？

画像提供：imagenavi(イメージナビ）

ガーデニングをしていると切っても切れないのが昆虫との関係性。植物を育てるのは好きだけれど、虫はイヤ……という方も多いでしょう。
花や葉につく虫をまずは見ていきましょう。

アオムシ

まずはアオムシですね。アオムシは蛾や蝶の幼虫で毛やトゲが生えていない虫の総称です。枝や茎といった植物の上を移動し、若葉や芽などの柔らかい部分を食べてしまいます。非常に食欲旺盛で、たった一晩で植物全部が食い荒らされてしまう……なんてことも……。
1匹1匹が大きいので、すぐに見つけられるでしょう。ピンセットや割り箸などで簡単に葉や茎から引き離すことができます。

アザミウマ

花の害虫でもあるアザミウマは花やつぼみ、新芽の奥に潜り込み、植物の組織を破壊しながら汁を吸います。
被害を受けた部分は銀白色に光って見え、大量に発生してしまうと葉の縮れや貴兄、褐変斑、果実の肥大不良などを引き起こしてしまいます。かわいそうですが発生源となった枯れた花をこまめに摘み取ることで予防できます。

アブラムシ

ガーデニングをすると必ずと言っていいほど遭遇するのがアブラムシ。新芽や茎葉に寄生し、植物の栄養を吸い取ったり、排泄物ですす病などを引き起こしてしまいます。
集団で植物に寄生することが多く、雌雄どちらも卵を産めることから次々数が増えて知ってしまいます。
数が少ない内はガムテープやピンセットなどで取り除けばOKですが、増えすぎてしまったときは木酢酢や牛乳スプレー、市販の薬剤などを用いて駆除しましょう。

ウリハムシ

ウリバエとも呼ばれるウリハムシは春〜夏に発生する害虫。特にナスやキュウリなどの植物に寄生することが多いことから、この名前が付けられました。葉の表面を円形にかじっていき、どんどん内側に進み、葉を食い荒らしていきます。

ウリハムシの退治は容易で、葉の表面についているのをみかけたら取り除きましょう。

カイガラムシ

花木、庭木、果樹などの植物に発生するのがカイガラムシ。植物の汁を吸って弱らせる直接的な被害を与えます。排泄物はすす病などを引き起こしてしまうので注意しなければなりません。
成虫になると排泄物が身体の周りで固まって、硬い殻のようになるので、薬剤で駆除することができなくなります。

そのためカイガラムシを予防するためには幼虫が発生する5〜7月頃に月2〜3回ほど殺虫剤を散布するのがオススメ。カイガラムシを成虫にさせないことが何よりも大切です。

アカダニ

ハダニともいわれるアカダニ。アカダニは乾燥を好み、葉の裏について栄養を吸い取ってしまいます。見た目はクモのようで、赤い種類が多いことからアカダニと呼ばれているようです。
アカダニがついた葉は無数の斑点やかすり状の傷を葉っぱに付けるため、見た目が悪くなってしまう上、植物が枯れてしまいます。
乾燥する夏頃にピークを迎えるため、日ごろからしっかりと葉っぱを水で濡らすよう心がけ、植物周辺の湿度を適切に保つようにしましょう。

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