続く新型コロナの流行、ストレス発散方法は？

2020年からはじまったコロナ禍。2022年は少し変わるだろうと思ったものの、新たな変異ウイルスであるオミクロン株の流行などでまた気軽にお出かけできない日々が続いています。かなりストレスがたまった方も多いのではないでしょうか？

コロナ禍のストレス解消はどのように行っていますか？
本日はコロナによるストレスを発散する方法についてご紹介します。

コロナの自粛でストレスが溜まっている人は多い

画像提供：imagenavi(イメージナビ）

転職の情報メディア「CareerStock」(https://www.kansai-careers.com)を運営するSTOKE合同会社は、20〜60代の男女100名を対象に「コロナ禍におけるストレス・ライフスタイルの変化」に関するアンケートを2021（令和3）年6月2日〜6月16日の期間で実施しました。

調査の結果、「コロナ禍の自粛により『ストレスを感じる』が9割」「ストレス解消方法の上位は『運動・筋トレ・散歩』『ドラマ・映画・音楽』『美味いものを食べる」など」、自粛に伴うライフスタイルの変化として『運動をする機会が減った』という回答が6割」、「それに伴い『睡眠が浅くなった』『起きるのが早くなった』という意見が5割」ということがわかりました。
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

同調査で、まずは「コロナ禍における生活の変化でストレスを感じますか？」と質問。
その結果、「やや感じる」が57パーセント、「大いに感じる」が29パーセントとなり、合わせて86パーセントの人がストレスを感じていることがわかります。
一方で、「むしろ減った」が7パーセント、「以前と変わらない」が7パーセントとなりました。

上記で「感じる」と回答した人へ「どんなことにストレスを感じていますか」と質問を実施。
ストレスの種類としてもっとも多かったのが「コロナで外に外出できない」という回答でした。このほか、「マスクを着用しないといけない」「友人や家族と会えない」という回答が多く見られたそうです。皆さんはどのようなことにストレスを抱えていますか？
一方、少数派の意見として「家族の時間が増えて1人の時間がなくなった」「転職活動が非常に困難になった」「漠然と将来が不安」という意見も見られたそうです。

家族と過ごす時間が増えるのはメリットもありますが、従来と生活スタイルが変わり、メリハリがつかず、ストレスを抱えてしまう、というのはこのコロナ禍ならではの悩みでしょう。

eBay Japan合同会社のアンケート調査

インターネット総合ショッピングモールQoo10を運営するeBay Japan合同会社が20代～30代の働く女性を対象に行った調査の結果をまとめた「働く女性の2021年行動白書」を見てみましょう。

コロナ禍の生活でストレスを感じていたかどうかを尋ねたところ、「とても感じた」が28.2パーセント、「感じた」が33.6パーセント、「どちらかというと感じた」が22.8パーセントで84.6パーセントの人がストレスを感じていることが分かります（「どちらかというと感じなかった9.2パーセント」「感じなかった2.8パーセント」「まったく感じなかった3.4パーセント」）。

どんなときにストレスを感じることが多いのかを尋ねると、もっとも多いのが「思うように外出できないとき」が76.4パーセント。次いで多いのが「友人・知人に会えないとき」で52.7パーセント、「イベントが中止になるとき」「38.3パーセント」と続きました。
緊急事態宣言等の発令により、外出を自粛せざるを得なかったり、イベントの開催が延期や中止になるなど、外で過ごすという楽しみを奪われたことへのストレスを感じた人が多いことが分かりました。
このほか、「家族がいる時間が増え、一人になる時間がとれないとき」「10.9パーセント」と回答した人もいました。企業ではテレワークを導入するなど、今までと生活スタイルが大きく変わりました。その結果、今まで自分だけの時間だったのが、常に家族が側にいる、という環境になり、この変化にストレスを感じるようになったことが窺えます。

一方、「2021年の上半期は充実していたと思いますか？」と尋ねたところ、「充実していた」と回答した人は50.6パーセント。「充実していたことは？」という問いに対し、「趣味」が30パーセント、仕事が19.8パーセント、育児が12.3パーセントという結果に。美容8.3パーセント、勉強7.5パーセントなど、自己投資に多くの時間を割いた人も多いようです。

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