自分の魅力的な声を定年後活かすには？シニア声優の世界をご紹介

声優の種類もたくさんある！

画像提供：imagenavi(イメージナビ）

先ほども軽くご紹介しましたが、声優にもさまざまな種類があります。ここでは一気に声優という仕事の活躍場所をご紹介いたします。

アニメ・ゲーム

まずはアニメーション作品やゲーム作品の声優です。
映画やアニメ、ゲームなどの映像に「アフレコ」（＝After Recording）する仕事です。
アフレコは演技力が必要で、特にアニメやゲームなどの場合、架空のキャラクターを演じるので、自らの声で表現する仕事です。

映画・海外ドラマ

吹き替え作品に声をあてるのも声優の仕事。海外映画など別言語の映像に日本語で声をあてます。海外映画やドラマの場合は実在する俳優や女優のセリフを日本語に変えて表現するので、自然に演技することが求められます。外国語独特の言い回しや表現といったものを日本風にアレンジして吹き替え、さらに作品全体のイメージは損ねないというなかなかに高度な声優技術が求められます。

司会・MC

司会の仕事を請け負う声優も多いもの。裏方のイメージがある声優という仕事ですが、司会業は顔を出して働きます。司会、MCというのは声優の本業ではなさそうなイメージがあります。しかし、声、そして話術のプロである声優は、多くの場で司会として採用されています。
ほかの声優の仕事と異なる点は、ライブであること、やり直しが利かないため、台本を暗記しておかなければならない点ですね。一般的には台本を見ながら発生することが多い声優なので、ほかの仕事に慣れている声優でも難しいことがあるそうです。
司会は人の目が集まる場でプログラムに沿って、時間を守りながらイベントを進行します。プロの司会者は時間通り、滞りなくプログラムを進行するのはもちろんですが、話術で場を盛り上げる技術も求められるのだとか。

館内放送

よく耳にする館内放送も声優の仕事のひとつ。館内放送のほか、ニュースなどを伝える場合も声優が起用されることもあるのだとか。
アナウンサーの仕事なイメージがありますが、アナウンサーというと主戦場はテレビやラジオ。声優はデパートやスーパー、駅、イベント会場のアナウンスで多く起用されています。

ラジオドラマ・朗読劇

声優の仕事の真骨頂といえるのがラジオドラマや朗読劇です。多くの人は耳よりも目から得られる情報を優先しています。ラジオドラマはその大切な映像がないのです。作品の世界観、すべてを声だけで表現しなければなりません。そのため、映画やドラマ、アニメなど映像のある作品とは違う技術が求められるのです。また、舞台と違うのは全身で表現することもできない、ということですね。
朗読劇、ラジオドラマは文字通り、声だけで聞いている人の想像力を刺激し、世界観を造り上げていかなければならないのです。

ラジオドラマ・朗読劇は、声優としての技術すべてが求められる仕事です。

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