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【ほんとは怖い】インフルエンザ対策!シニアは予防接種が第一

今年は早くもインフルエンザが流行の兆しを見せています。

60歳以上の人は、15歳から59歳の人に比べて、約17倍も多くかかるとみられているのだそう。
シニアの予報対策の基本は、予報接種。

医療イメージ

画像提供:imagenavi(イメージナビ

肺炎球菌ワクチンとの同時接種もオススメです。

例年11月下旬から流行、今年は早い県も

冬の風物詩としえばインフルエンザ。
老若男女を問わず感染し、一度感染すると高熱関節痛筋肉痛などで苦しむ病です。
インフルエンザは例年11月下旬から流行が始まり、ピークは1月から2月

今年もすでにインフルエンザ感染者が報告されるなど、9月以降は各地の小学校を中心に学級閉鎖が出始めています。

インフルエンザは咳やくしゃみのしぶきに含まれるウイルスによって、感染を拡大していきます。
38度以上の高熱、咳・喉の痛み、全身のだるさというのが主な症状です。

罹患率は、15歳から59歳は患者1万人あたり2.1人ですが、シニア世代(60歳以上)は36人と17倍もの差があります。
60歳以上になると抵抗力が落ち、持病を持っている人も増えてくるため、罹患率が高まるといいます。

インフルエンザを含め、完成症に感染すると体内で炎症反応が起こります。
その結果、インフルエンザを起因として持病が悪化したり、炎症の際にできてしまった血栓で心筋梗塞や脳卒中を発症してしまうリスクが高まります。
インフルエンザの場合、炎症を起こしたり、気道粘膜に「肺炎球菌」など別の病原菌が感染し、肺炎や敗血症になる人もいます。

シニア世代にとっては大敵なインフルエンザ。
飲食する体力も奪われ脱水状態になってしまうなど、全く油断できない病です。
インフルエンザに罹患する前に万全の準備を整えておく必要があります。

予防接種は症状を軽くする効果も

ケーキ材料

画像提供:imagenavi(イメージナビ

そんなインフルエンザに罹患する前の準備として最適なのは「予防接種」です。

人の身体にはウイルスに感染するとそのウイルスを排除する抗体を作り出し、ウイルスが再度侵入してきたときには攻撃し、やっつける「免疫」という機能があります。

この働きを利用し、インフルエンザウイルスを攻撃しやすくしておくのが、ワクチン接種です。

インフルエンザのウイルスには香港A型など多数の種類があることをご存知の方は多いでしょう。
このウイルスの型の流行は毎年異なります
世界での進行状況から、今年はどのウイルスのタイプが流行るのか? をWHO(世界保健機構)が予測。
WHOの予測に基づいて日本の研究機関でもワクチンの開発を進めています。

一般的にインフルエンザの予防接種といえば、厚生労働省が認可した4価ワクチン1種類が摂取されます。
4価ワクチンとは、インフルエンザウイルスA型とB型のそれぞれの培養して製造されるワクチンで、より多くのインフルエンザに対応することが可能なワクチンです。

インフルエンザの流行は毎年変わるので、予測が100%当たることはありません
予想が外れ、思わぬ型のインフルエンザが流行してしまっても、50%から60%は予防接種の効果があるそう。
予防接種をするだけでそれなりの効果は期待できそうです。

ただし、気をつけなければならないのが、予防接種をしたからといってインフルエンザに罹患しないわけではないということ。

インフルエンザの予防接種を行うことで、罹患の可能性が減り、罹患しても重篤化を防ぐことができます。
罹患率が下がり、重篤化が防げるということは合併症や後遺症リスクも低減することができるので、ぜひこの冬はインフルエンザの予防接種をしておいたほうが良いでしょう。

肺炎球菌ワクチンと同時接種がオススメ

サプリメントを持った女性とシニアの男性

画像提供:imagenavi(イメージナビ

少しだけ触れましたが、インフルエンザの場合、肺炎球菌感染症も心配です。
肺炎球菌に感染してしまうと、入院するリスクも高くなります。

インフルエンザ重傷者のなかには、肺炎球菌感染も同時に起こしている例は少なくないのです。

そこでオススメなのは、インフルエンザの予防接種と肺炎球菌ワクチンを両方接種すること
いずれのワクチンも不活化ワクチンなので、6日以上の間を分ければ予防接種が可能となります。

予防接種をすることで重症化を防ぐことができる「インフルエンザ」
年明けに本格的な流行を迎える前に、打っておくことをオススメします。

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