声が出にくい!もしかしたら声の「老化」かも?50代から始まる「声の老化」の仕組みとは
年齢とともに身体のあちこちが老化していくのは仕方のないこと。
特に顔は毎日見るものなので、老化など変化に気が付きやすい部位でもありますよね。
しかし、「こんなところも老化するの!?」と驚くのが声。
実は声も声帯の筋肉などが衰えることで、どんどん老化していくのです。
声がかすれたり、高い声が出にくくなったりするその症状。
声の老化かもしれませんよ。
声はどんどん老けていく!高い声が出ない、かすれる、吃音になった…声の老化とは?
昔と比べると声が低くなったり、高くなったりするのは声の老化かもしれません。
声は顔とともに印象を左右する大切なもの。
声が衰えると見た目は若くとも、老けて見られるかもしれません。
現役時代ならまだしも、定年退職してしまうと一日に発する言葉の数は少なくなるものです。
一日中人と関わっている、とうこともなくなりますからね。
鍛えていない声帯はどんどん衰えていきます。
声帯が衰えると「老人声」になってしまったり、ボソボソとしかしゃべることができなくなってしまったり、誤嚥の原因にもなってしまうのです。
実際に定年退職した60代男性はこうした悩みを抱えている方もいるようで、「妻に何を喋っているのかわからない」と言われ、発生や滑舌のトレーニングに通う人もいるのだとか。
発声や滑舌のトレーニングを行うと、話し方や声は劇的に変わるそうです。
また、女性の場合は閉経後に声の老化が顕著になってきます。
40代後半から50代で女性ホルモンの分泌量が減り、その影響を受け、声帯がむくんで太くなり、声が低くなるのです。
反対に男性は声が高くなることがあり、男性の場合はホルモンの影響ではなく、粘膜や声帯の筋肉が硬く、萎縮するためなのだとか。
声にハリがあると、若々しく感じられますが、ハリのない、しゃがれたような声は老けた印象を与えるものです。
声帯が老化すると、声の質に影響を与えるだけでなく、声がかすれる場合は声帯に隙間がある可能性があり、誤嚥の原因にもなってきます。
声の老化のメカニズム
老化の原因のひとつは声帯の衰え。
声帯の周りの筋力が低下することで、声が老化してしまうのです。
声帯は喉仏の奥にあり、二本の弦のような形をしたもの。
ギターなどの弦楽器と同様に、弦が振動することで音が出るため、声帯の状態やどのように声帯を使うかによって声の質が変わってきます。
この声帯は息を吸う時に開き、閉じると声が出ます。
声帯が閉じていて、気道から上がってきた空気によってきれいに振動すると、通る音、良い声が出るのです。
しかし、声帯周りの筋肉が衰えると、声帯がぴったりと閉じなくなります。
声帯が閉じず、隙間が空いてしまうとキレイに振動しなくなり、漏れたような、かすれた声になるのです。
また、声帯は粘膜もあります。
粘膜の層のなかにはヒアルロン酸やコラーゲンなどもあり、老化とともにこれらが減少すると弾力がなくなるため、声帯がぴったりと閉じにくくなるのです。
声帯は衰えてしまっても、トレーニングすることで回復させることができます。
年齢に負けない声を手に入れる!声磨きをして若々しい声に
一般的に幼い子供の声は女児で350Hertz、男児で300Hertz前後、声変わりをし成人すると女性は270Hertz、男性は150Hertzほどになると言われています。
男性の場合、幼少よりも1オクターブほど音が低くなるようです。
ここからさらに年齢を重ねると女性は180Hertzほどになり、20代女性と比較するとピアノの鍵盤で5つほど声が低くなるのです。
男性の場合は、160Hertzから170Hertzほどのなる場合が多く、若い頃と比べると声が高くなる傾向があります。
声が高くなる、といってもポジティブな要素ではなく、声帯が痩せて細くなるのが原因です。
声が衰える、と一口にいっても、声が低くなる、声帯の潤いがなくなる、などさまざまな原因があります。
声の老化を防ぐにはどのようなことを行えばよいのでしょうか?
声は生まれつきの声帯の長さのほか、身体のなかでの響き方(骨格)、発生方法などによって個性が出てきます。
先程説明したギターのような弦楽器も同様ですよね。
身体が大きく、声帯が太い人はより低音に、身体が小さく、声帯が細い人はより高い音になる傾向があるのです。
声のアンチエイジングは手術や治療などで行う方法も存在します。
加齢で減少したヒアルロン酸を声帯に直接駐車する「声帯内ヒアルロン酸注入術」を行えば、すぐにしわがれた(しゃがれた)声を改善することができます。
このほか、局所麻酔をし、声の変化を確かめながら甲状軟骨と輪状軟骨を近づけて固定する「甲状軟骨形成術Ⅳ型」といった手術も存在するのです。
こうした治療や手術に頼らなくとも、老化が原因の声の老化なら、ちょっとしたトレーニングで声を取り戻すことができるかもしれません。
普段の生活でできる声のアンチエイジング法はたくさん存在します。
1つ目はしっかりとした水分補給。
声の老化の原因のひとつは声帯の潤い不足。
そのため、水分をしっかりとったり、部屋を加湿したりするなど、声帯を乾燥させないことが大切です。
2つ目は「喫煙をしないこと」。
喫煙する人の声帯は常に腫れており、ぶよぶよの状態。
そんな状態ではちゃんと声は出ませんよね。
若々しい声を保つために、タバコを吸わないのは必須条件だといえるでしょう。
そして3つ目は意識的に声帯や周辺筋肉を使うこと。
「話す」「笑う」「声を出す」といった行為は、声帯を周辺筋肉を鍛えるのに最適です。
ただ声を出すのではなく、意識的に抑揚をつけたりすると良いでしょう。
歌を歌う、本を読み聞かせる、といった行為は抑揚がとても大切なので、推奨されています。
声も何もしないと老化していってしまいます。
できるだけ対策をして、いつまでも若々しくありたいものですね。
歌声喫茶も最適!カラオケで大声を出そう!
ただ大声を出せばよいというわけではありません。
大声を出し続ければ声帯を傷つけてしまう恐れも。
大声ではなく、抑揚が大切なのです。
抑揚といえば歌。
歌声喫茶なども最近復活してきているので、これらで声を出し、歌ってみるのも大切です。
自宅で思いっきり歌いたいときにはこんな商品を使ってみてはいかがでしょうか?
この商品はどんなに大声を出しても、ささやき声に変えてしまう、というもの。
自宅では思いっきり歌えない!という方は、こうした商品を利用することで、大きな声で歌うことができますよ。
また、歌うときは懐かしい曲をかけながら、というのはいかがでしょうか?
【大人のムード歌謡】
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ショップジャパンから販売されている「大人のムード歌謡」(9,990円)は、大人のムード歌謡CD5枚組で、各18曲収録。
80ページの歌詞カードもついているので、懐かしい気分にひたりながら、一緒に口ずさむのも良いでしょう。
プラス6,000円でカラオケセットも用意されているので、自分だけで歌いたい!という方はカラオケセットの購入がオススメです。
もっと歌がうまくなりたい!効率的に声を鍛えたい!という方は
こちらのくわえて発生するだけで、ハリのあるよい声がでるようになる「ビューティーボイストレーナー」がオススメ。
どの商品も自宅で楽しむことができるよう考えられているので、声磨きとともに、普段あまり声を出さなくなってきた、という方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
なんだか年寄りくさいと感じる声は声帯や声帯周りの筋肉の衰えが原因かもしれません。
周りの人よりも、ちょっと若々しい声を出すには日々の習慣が大切です。
声を鍛えて、若々しい声を出してみませんか?
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