紫外線は目にも悪影響?外出の時はUVサングラス着用で目を守ろう!
春も終わり、ますます日差しが強くなる季節がやってきます。
日差しが強くなると増えるのが紫外線。
紫外線は日焼けやシミ、シワの原因になることは知られていますが、実は目にもダメージを与えるのです。
角膜に紫外線が当たると、角膜が炎症を起こし、目の痛み、充血といった症状が出ることも。
ダメージを与え続けると、ダメージは蓄積され、白内障などの病気につながることもあるそう。
今回は目を紫外線から守る方法を考えていきましょう。
紫外線(UV)ってなに?アウトドア趣味の方は特に要注意
地表まで届く太陽の光には可視光線と紫外線、赤外線が含まれています。
可視光線とは目に見える光のこと。
具体的には人の目に見える波長のことを可視光線と呼び、人の目に見えない紫外線や赤外線と区別するために生まれた言葉です。
波長が380ナノメートルから770ナノメートル程度で、太陽光や電気の光などあらゆる光はこの波長の長短によって色を感じることが可能になります。
赤外線とは赤く見える光線の波長よりも長い、人の目には見えない電磁波のこと。
大気を通る分、熱作用が大きいことが知られています。
そして日焼けの原因ともなる紫外線は、波長が可視光線よりも短く、X線よりも長い不可視の電磁波のこと。
紫の外側に現れることから「紫外線」と呼ばれています。
紫外線は波長の短い順に「UV-C」(100~280nm)「UV-B」(280~315nm)「UV-A」(315~400nm)に分かれており、UV-Cはオゾン層に吸収されるため、地表には届きません。
しかし、UV-BとUV-Aは地上まで降り注いでおり、皮膚や目が吸収することで、白内障、眼精疲労、シミ、そばかす、シワの原因になるのです。
そのため、年齢を重ねている人ほど紫外線対策はしっかりとしなければなりません。
紫外線は一般的に夏(6月から8月)に強くなる傾向。
特に真夏の快晴時にもっとも紫外線が強くなります。
また、登山など高地に行くことが趣味の方は要注意。
紫外線は低地よりも高地のほうが太陽に近い分強くなるので、影響を受けやすくなります。
足場が砂場の場合は低地であっても、紫外線を反射しやすくなるため、影響を受けやすくなります。
また、冬であっても、足場が雪の場合は紫外線を強く反射するため、「スキー焼け」をしてしまうのです。
これらの場所は紫外線の影響を受けやすい、というだけで紫外線は曇でも雨でも、秋でも、春でも、冬でも降り注いでいるので、一年中きちんとした紫外線対策が求められます。
肌に紫外線を当てると日焼けをしてしまいます。
しかし、肌に紫外線をあてなくとも、日焼けしたように肌が黒くなるケースもあります。
それが目からの紫外線吸収。
目に紫外線が当たると脳はメラニンを生成するよう指示を出します。
メラニンは黒色の色素なので、メラニンを生成してしまうと、肌が黒くなってしまうのです。
実際にマウスによる実験でも目だけに紫外線を当てた場合、日焼けするというデータもあるほど。
サングラスをかけた状態とかけていない状態でメラニン増加を調べたところ、サングラスをかけた状態では、裸眼の状態に比べ、メラニン増加を半分以下に抑えることが可能だということもわかりました。
目を守るためにはサングラス装着が有効であることがわかりますよね。
目に紫外線が当たると、メラニン増加以外にどのような影響があるのでしょうか?
紫外線は目の寿命を縮める?
紫外線に当たると、肌は黒くなったり、皮が向けたり、やけどのように水ぶくれになってしまったり。
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
目に紫外線が当たるとどのような影響があるのでしょうか?
目に紫外線が当たると、目が炎症を起こします。
目の組織である角膜や水晶体は、紫外線を吸収し、目を守る働きをもっています。
しかし、「UV-B」は「目が充血する」「眩しい」「異物感がある」「涙が止まらない」「目が開けられない」「目が乾燥する」といった原因になる光。
これを電気性眼炎(雪目)と呼び、ダメージを受け続けると目の細胞を破壊していきます。
雪目はスキー場や海水浴場で強い太陽光を浴びた際や、電気溶接などを行い長時間直接紫外線にさらされたことで、角膜表面が傷つく病気。
おおむね6時間から10時間程度で、充血したり、目がゴロゴロしたり、涙が出たり、まぶしく感じたりする症状が現れます。
このようにダメージを与え続けると、ダメージは蓄積されていき、白内障につながることも。
白内障は眼球内の水晶体が白く濁る病気で、進行すると徐々に目が霞んで見えなくなっていく病気です。
水晶体は本来光が通過するほど澄んだ器官ですが、遺伝や加齢、これまでのダメージなどさまざまな影響を受け白く濁っていきます。
原因はさまざまですが、白内障を予防するためには原因を減らすのが大切。
白内障予防で最も簡単にできるのは、今以上にダメージを蓄積させないことです。
そのためにはサングラスや帽子などを装着するのが有効。
サングラスは正面からの光を防ぐことができますし、防止は上や横からの光を防ぐことができます。
日焼け止めを塗ることで、皮膚は紫外線から守ることは可能です。
しかし、意外と見落としがちなのが目のダメージ。
だからこそ、サングラスや帽子などでしっかりと防ぎましょう。
紫外線から目を保護するためのサングラスにも寿命が。UVカットサングラスを装着してみませんか?透明なサングラスでも効果はあるの?
これからの季節、外出時の必需品ともいえるのが「サングラス」。
「UVカット機能」がついたサングラスを選ぶようにしましょう。
市場にはUVカット機能がついているサングラスとついていないサングラスがあります。
色が濃くて、光からしっかりと目を守ってくれそうでもUVカット機能がついていなければ意味がありません。
反対に透明な眼鏡であっても、UVカット機能が備わっていれば、それだけで目を紫外線から守ることができるのです。
すでにサングラスを持っているからサングラスなんて不要、という方もご注意を。
デザインや材質が気に入っていたり、改めて買うほどでもない、と考えている方も多いでしょう。
しかし、紫外線カット機能は永続的に備わっているものではないのです。
UVカットサングラスの使用目安期間は5年と言われているので、5年以上前に購入したサングラスの場合、UVカット機能が弱くなっていたり、なくなっている可能性もあります。
眼鏡店ではUVカット率を調べてくれるところもあるので、気になる方はぜひ一度調べてみるとよいでしょう。
また、普段コンタクトレンズを装着している、という方もご安心を。
最近ではUVカット機能付きのコンタクトレンズも販売されています。
一説によると、UVカット機能はサングラスよりも高い効果を発揮するのだとか。
UVカット機能がついたサングラスやコンタクトレンズを購入する際は、インターネットでの購入がオススメです。
なかでも「SmartBuyGlasses」はニュースレターに申し込むことで50%オフになるなど、お得感が強め。
人気ブランドの「Ray-Ban」や「TOM FORD」なども揃えているので、お気に入りがきっと見つかるはずです。
海外の販売サイトなので、日本で購入するよりも安価で購入できるのも嬉しいポイント。
さまざまなデザインのサングラスが並んでいるので、興味がある方はぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?
目を守ると、長く自分の目でモノを見ることができます。
紫外線ダメージは年々少しずつ蓄積していくもの。
だからこそ、今年から対策をして、ダメージを減らしてみませんか?
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