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食物アレルギーがある人必見!安心して食べられる「低アレルゲン食品」を知っていますか?

食物アレルギーへの理解は高まってきていますが、それでもすべての食品を安心して食べられるわけではありません。
とくに卵や牛乳、エビなど、食品のアレルギーを持つ方は外食の時、慎重にメニューを選ばなければならないのがストレスになりますよね。
最近では、大手の飲食チェーンでは低アレルゲンメニューを提供しているようです。

そもそも食物アレルギーはどのような症状を起こすの?

そもそも食物アレルギーはどのような症状を起こすの?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

皆さんはアレルギーはお持ちですか?
アレルギー性鼻炎、花粉症など重い、軽いに限らず、アレルギーを持っている人は多いですよね。

2016年に厚生労働省が発表した資料によると、アレルギー疾患はここ10年で増加傾向にあり、今では国民の2人に1人が罹病していると推計される葬。
ぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などもアレルギー疾患に該当するので、かなりの人数がアレルギーを抱えていることがわかりますよね。

さまざまあるアレルギーのなかで、三大欲求である「食」を制限されてしまうのが「食物アレルギー」です。

食物アレルギーって何?

大人から子どもまで多くの人が罹病している食物アレルギー。
一体どのようなアレルギーなのでしょうか?

食物アレルギーは特定の食べ物に含まれる「アレルゲン(アレルギーの原因物質。多くの場合はタンパク質)」に身体の免疫機能が過剰反応し、さまざまな症状を引き起こします。
アレルギーにとって敵となる免疫ですが、そもそも免疫とは身体にとって害になるものを排除する働きをしています。
通常なら身体は栄養源となる食物が消化され、吸収されても何も反応しません。
しかし、免疫機能や消化吸収機能に何らかの問題がある場合、吸収された食べ物を「害のあるもの」と見なして排除しようと働きます。
この排除しようとする働きがアレルギー反応なのです。

食物アレルギーを持っている人は、経口摂取だけでなく、吸入、皮膚接触、注射といった経路で侵入したものにも反応してしまい、いずれの経路でもアレルギー症状が起きた場合、食物アレルギーと認定されます。

多くの場合、食物アレルゲンに対するIgE抗体が原因。
アレルゲンが身体に入ると、排除しようとして免疫細胞の指令によって「IgE抗体」が血液中に作られます。
IgE抗体は皮膚や粘膜に存在するマスト細胞と合わさった状態でアレルゲン侵入に備えるのです。
実際にアレルゲンが体内に入るとIgE抗体が捕捉。
同時にマスト細胞からヒスタミン、ロイコトリエンなどの物質が放出されます。
これらの物質が放出されることで、鼻づまり、息苦しさ、炎症といったアレルギー症状を引き起こすのです。

食物アレルギーは5つのタイプに分かれる

そんな食物アレルギーですが、症状別に5種類に大分されます。

ひとつめが「即時型食物アレルギー」。

食べた後、顔や身体にじんましんが出たり、喉がイガイガし、嘔吐したり、咳が出て全身が赤くなったりするのが即時型食物アレルギーの特徴。
幅広い年齢で見られますが、多くは0歳から1歳児。
年齢が上がるとともに治ることも多いので、年齢が上がると患者数は減少します。

ふたつめは「食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎」。

基本的には生後1ヶ月から3ヶ月頃から湿疹が顔をはじめ、全身に広がったりし、治りにくい場合は疑われます。

三つ目は口腔アレルギー症候群。

幼児から大人まで幅広い年齢で見られるアレルギーです。
生の果物や野菜を食べると口の中、周辺にかゆみなどが出るのが特徴です。
リンゴ、モモ、洋梨といった生の果物や野菜を食べたときに発生することが多いよう。



四つ目は食物依存性運動誘発アナフィラキシー。

食後に運動したとき、重篤なアレルギー症状が出ることも。
じんましん、むくみ、咳が出て呼吸困難になる、といったことが特徴。
食物依存性運動誘発アナフィラキシーは学童から大人まで幅広い人が罹病します。

五つ目は新生児・乳児消化管アレルギー。

生まれて日の浅い赤ちゃんに粉ミルクを飲ませた際などに発生するアレルギーで、嘔吐や下痢、血便などの症状が見られます。

アレルギーは食べれば治る?

最近では食物アレルギーの治療方法として「経口免疫療法」が話題に。
アレルギーを持っている子どもが、あえてアレルギー反応の出る食品を食べ続けることでアレルギー反応が出ないようにするという治療法。
しかし、牛乳アレルギーなら1日1ccから始める子どもや5ccから始める子どももおり、専門医の緻密な治療計画が重要となります。
そのため、「食べれば治る」という聞きかじった情報だけで、子どもや孫に自己判断で治療を行うのはNG。

アレルギーはアナフィラキシーショックで死にも直結する病気です。
アレルギーをしっかりと理解し、アレルゲンを摂取しないよう気をつけるのが一番でしょう。

低アレルゲン食品とは?

低アレルゲン食品とは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

重篤な症状を引き起こしやすい人に向けて作られており、「乳、卵、小麦、そば、落花生、えび、かに」を原材料として使用していない商品のことを「低アレルゲン食品」と呼びます。

同じ工場、製造ラインで「乳、卵、小麦、そば、落花生、えび、かに」を使用したほかの製品の製造をしている場合はあります。
また、商品説明で明記していない限り、アレルゲンの意図しない微量混入がない、とも言い切れないそう。

とはいえ、しっかりとアレルギーに配慮した食品も販売され始めており、アレルギーをお持ちの方も選択肢が増えてきたのではないでしょうか?
次のハードルは外食。
外食は小麦粉やバターなどアレルゲンとなる食品を使っていることが多く、そのメニューにアレルゲンは使われていなくとも、厳密に管理されているわけではないので、リスクはつきもの。
気軽に外食はできないのでしょうか?

低アレルゲン食品を提供している飲食店は?どんなメニューがあるの?お弁当はある?ケーキは?お米は?ハンバーガーは?

低アレルゲン食品を提供している飲食店は?どんなメニューがあるの?お弁当はある?ケーキは?お米は?ハンバーガーは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

アレルギーをお持ちの方は、食べたくても食べられないものが多いですよね。
小麦粉アレルギーの方なら、うどん、そば、とんかつ、ハンバーグなどなど小麦粉が使われているありとあらゆる食品がNGというかたもいるでしょう。
蕎麦アレルギーの方なら店に入っただけでもNGという話をよく聞きます。

そのため、調理器具を分けて調理するなどよっぽど気をつけている店以外での外食というのはかなりハードルが高いもの。

外食チェーン店でもこうしたアレルゲンに配慮した食品を提供している場所も存在します。

そのひとつがハンバーガーチェーン店の「モスバーガー」。
モスバーガーでは7大アレルゲン食材を原料として使用せず、なおかつ美味しさを考え抜いたメニューを提供しています。
店内での混入を防ぐために個包装となっており、調理も袋のまま加熱し、スタッフの手が直接触れないようにするという徹底っぷり。
これなら安心して食べられそうですね。

また、ケンタッキーフライドチキンも7大アレルゲン食材を原料としない「低アレルゲンメニュー」を提供しています。

2017年から提供を始めており、「バーベキューチキン」「バナナケーキ」などのラインナップがあるそう。

このほか、宅配弁当サービスでは低アレルゲン食品メニューの提供も行っています。
自宅で食べたい、会社に持って行きたい、自分以外の人が作ったものを食べたい、という方は探してみてはいかがでしょうか?



アレルギーへの理解が深まることで、外食の選択肢が増えることでしょう。
今後もこうしたメニューが増えていくといいですね。

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