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冬になると必ず鼻づまり…。実は冬の鼻づまりには原因があります!

冬になるとなぜか鼻がつまりが始めることで悩まされている方も多いのではないでしょうか?
鼻づまりの原因はさまざまですが、特に冬に鼻づまりがひどくなる、という方は「ハウスダスト」や「ドライノーズ」が原因かもしれません。

鼻づまりを長期間放っておくと、病気になる可能性もあるのでしっかりと解消したいところ。
そこで今回は冬になると鼻が詰まる原因や解消法をご紹介いたします。

鼻が詰まる原因は?鼻づまりが引き起こす頭痛、息苦しさ、イライラ…どんな病気を引き起こす?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

そもそもなぜ鼻が詰まってしまうのでしょうか?
それにはいくつかの原因があります。

まずは鼻腔や粘膜が腫れること。
炎症やアレルギーで鼻腔が腫れると鼻が詰まってしまいます。
原因となるのは鼻炎、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、妊娠性鼻炎など。
このほかにも点鼻薬を常用している人は、腫れる可能性があります。

このほか、鼻汁が原因の可能性もあります。
鼻汁が溜まると空気の通り道が必然的に狭くなってしまいますよね。
鼻の粘膜の腫れを伴うことがほとんどで、どんどん鼻の通りが悪化してしまいます。
こちらも鼻炎や副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎が原因として考えられます。

軟骨や骨の構造で空気の通り道が狭くなっている可能性もあります。
鼻の中央にある鼻中隔が大きく湾曲してしまっていたり、鼻中隔の外側の下鼻甲介が分厚いことに起因し、空気の通り道が極端に狭くなってしまいます。
鼻中隔湾曲症やアレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎が原因として考えられるので、ぜひ医療機関へ。

また、鼻茸(鼻ポリープ)や鼻腔にできものがある場合も、空気の通り道が狭くなります。
副鼻腔の骨の中の粘膜や鼻粘膜が炎症で弱くなると、次第に粘膜が腫れてきてしまいます。
水を入れられたように粘膜がやわらかく腫れる組織変化を起こしたモノが鼻ポリープで、副鼻腔からの空気の通り道である鼻腔に飛び出してしまうと鼻づまりを引き起こします。
鼻ポリープは腫瘍ではないそうですが、薬を服用しても完全に消滅することは少なく、基本的には手術で取り除く必要があるそうです。
片方の鼻だけに存在する場合は良性腫瘍・乳頭腫の可能性があるため注意が必要なのだとか。
副鼻腔炎による鼻ポリープや乳頭腫、血管腫が原因と考えられます。
不安な方は耳鼻科を受診した方が良いでしょう。

さらに考えられるのが鼻腔に異物が入っている、という可能性。
ティッシュの切れ端などが鼻腔内に残っていると、鼻づまりを引き起こす原因に。
当たり前ですよね。
ティッシュ以外にも、食事中くしゃみをして米粒などが鼻腔に入ってしまう、といったことでも引き起こされます。
異物が入ったまま放置してしまうと、次第に炎症を起こし、強い鼻づまりや鼻汁といった症状が発現します。
大人なら原因がわかりそうですが、特に幼児の場合は親が気がついてあげなければなりません。
また、親が目を離したすきに何か思いも寄らぬモノを鼻に詰め込んでしまっているかもしれないので、注意深く観察しましょう。

最後に考えられるのが鼻と喉をつなぐ鼻咽喉に腫れがあるケースです。
鼻と喉の隙間にある咽頭扁桃が肥大したアデノイドという病気が代表例。
3歳から6歳頃までに大きくなり、通常なら徐々に小さくなっていきます。
原因となる病気はアデノイド、鼻咽喉血管線維腫、上咽頭がんなどが考えられます。

さまざまな原因をご紹介しましたが、多いのは「アレルギー性鼻炎」による鼻づまり。
これはどの世代でも起こりうるため、多くの人の鼻づまりの原因となっています。
幼児期ならアデノイド、大人なら肥厚性鼻炎や鼻中隔湾曲症、副鼻腔炎が鼻づまりの原因になっていることもあります。
鼻づまりに悩んでいる方は、まず耳鼻科を受診して確定診断を受けた方が良さそうですね。

鼻づまりの症状

鼻づまり、と一言で言っても症状は人によってさまざまです。

濃度の高い鼻汁が出る、鼻汁が喉に回る、痰や咳が出やすくなった、片方だけの鼻づまり、左右交互の鼻づまり、鼻血を伴った鼻づまり、といった症状が一般的。
青く濃度の高い鼻汁が出た、鼻汁が喉に回って痰や咳が出やすくなった、という場合は副鼻腔炎が疑われます。
片方だけ常に鼻づまりを起こしている、という場合は「鼻中隔湾曲症」の場合が多く、片方に鼻ポリープができている可能性もあります。
左右交互に鼻づまりを起こす場合は、鼻中隔湾曲症が疑われます。

人によってさまざまな症状があるかと思います。
ここでご紹介したのは一例なので、しっかりと耳鼻科で治療を行うことをおすすめいたします。

なかなか治らない冬の鼻づまりの原因は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

特に冬になると、鼻づまりが発生する、という方もいます。
もしかすると原因はハウスダストを起因とするアレルギー性鼻炎かもしれません。

なぜ冬になるとハウスダストによるアレルギー性鼻炎になる?

冬になると夏場は使用しなかった暖房器具を使用する方も多いでしょう。
温風がほこり(ハウスダスト)を舞い挙げてしまい、それを吸い込むと発症するケースも多いようなのです。

寒暖差で鼻が敏感になることも

このほか、寒暖差アレルギーの可能性もあります。

朝晩冷え込む季節はくしゃみが出たり、鼻づまりがひどくなったりはしませんか?
風邪はひいていないし、花粉症でもない。
もしかすると「寒暖差アレルギー」かもしれません。

寒暖差アレルギーは温度差で鼻が過敏になる病気です。
正式な病名は血管運動性鼻炎といい、温度差によって鼻が敏感になって鼻粘膜が腫れ、くしゃみや鼻水が出たり、鼻づまりを引き起こす病気です。
特に朝が冷え込む季節や日中の温度差が激しい季節に発症しやすいのが特徴です。

未だ原因はよくわかってはいませんが、異常気象が続いている近年に患者が増えてきたことから、自律神経のバランスが関わっているのではないか? と見られています。

ドライノーズが原因の可能性

このほか、低湿度状態で過ごすことが日常化している人は、鼻の中の潤いがなくなる「ドライノーズ」が疑われます。
ドライノーズはまだ認知度が低いため、症状が出ても鼻炎として処理されることが多いようです。

ドライノーズを放置すると、粘膜の働きであるバリア機能が低下してしまい、細菌やウイルスを身体に侵入させやすくなります。
鼻炎だけでなく、さまざまな病気疾患リスクが高くなる、というわけですね。

鼻炎だから、と軽視せず、まずはしっかりと耳鼻科を受診してみると安心できそうですね。

点鼻薬の使用しすぎ

最近は花粉症対策としてスプレータイプの点鼻薬を使用している人が多いそうです。
ドラッグストアなどを見てみても、花粉症対策コーナーに置かれていますよね。

点鼻薬は鼻水をしっかりと抑えてくれる反面、効き目が強すぎて鼻の中の潤いを失わせてしまうことがあります。
鼻の中から潤いが失われるとドライノーズになってしまうので、点鼻薬は1日1回まで、など回数を制限する必要があるでしょう。

冬の鼻づまりを解消法!ツボを押す、アロマも効果的

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

なかなか病院に行けない場合、なんとかして鼻づまりを解消したいモノです。
効果的な方法はないのでしょうか?

おすすめは「鼻つまみ」です。

鼻から軽く息を出したあと、親指と人差し指で鼻を軽くつまんで、20秒ほど息を止めてから静かに鼻で呼吸を再開します。
鼻づまりがそこまでひどくなければこれだけで症状が改善しますし、鼻づまりがひどい場合は、1分休んで再度行うと良いでしょう。

また、脇の下を30秒ほどもみほぐすと鼻づまりが改善します。
右の鼻が詰まっているなら、左の脇をまんべんなく、左の鼻なら右脇をまんべんなくもむようにしましょう。

このほか、ユーカリ、ティーツリー、ペパーミントの3種類のアロマは鼻づまりに効果的だと言われています。
寝る前など自宅ではこれらを試してみるのも良いかもしれませんね。



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