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コロナが流行る今、どうしても移動で電車やバスなど乗り物に乗らなければならないときの注意点は?

どうしても外せない用事があり、公共交通機関を使わないといけないときもあるでしょう。
しかし、さまざまなひとが利用するバスや地下鉄などを乗るのはやはり怖く感じる方も多いと思います。
公共交通機関を利用するときに気をつけることはあるのでしょうか?

本日はどうしても公共交通機関を利用するときの注意点についてご紹介します。

ここでおさらい!コロナウイルスの感染経路は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

2019年12月以降病原体不明の肺炎患者が増加2020年に入ってから新型コロナウイルスによる肺炎だということが明らかになりました新型肺炎と当初呼ばれていた新型コロナウイルス感染症は中国から世界各地に広がり日本国内でも感染拡大していったと考えられています。

もうご存知の方も多いかと思いますが新型コロナウイルス感染症はどのように拡大していくのでしょうか改めておさらいしてみましょう。

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の比較

わかりやすいよう、インフルエンザで考えてみましょう。

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症の一種です。
ウイルスは変異を重ねるため、流行するタイプが毎年異なります。

インフルエンザの場合、多くは5日ほど高熱が出たり、関節が痛くなったり、倦怠感があったり、喉の痛みなどに襲われます。

しかし、一週間も経つと、症状が改善しますよね。
インフルエンザに罹患した経験がある方ならよくわかるかと思います。

ところがインフルエンザウイルスであっても、免疫力や体力の弱い子ども、高齢者が感染した場合、肺炎や脳症といった合併症を引き起こすことも十分に考えられる恐ろしい病気。
甘く見てはいけません。

インフルエンザによる死亡者数は2020年、アメリカで少なくとも1万4,0000人という発表がありました。
実際に日本で、全世界でどのぐらいの方がインフルエンザでなくなっているのでしょうか?

国立感染症研究所感染症情報センターの資料(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/18a.pdf)によると、季節性インフルエンザによる超過死亡数は2002年〜2003年1万1,000人、2003年〜2004年2,400人、2004年〜2005年1万5,100人、2005年〜2006年6,800人だと言われています。

この資料によると、年間人口の10パーセントから20パーセントが季節インフルエンザに罹患し、全世界では300万人から500万人の重症例があり、全世界では25万人から50万人の死亡例があると言います。



AFPが各国当局の発表に基づき、日本時間5月26日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルス感染症による死者数は34万4107人に増加したそうです。
インフルエンザと比較は難しいですが、死者数だけを見ると、インフルエンザ並みに恐ろしい病気である、ということがわかりますよね。

当初は感染力こそ強いが、死亡率は低い、弱いウイルスだと言われていましたが、これだけの人が亡くなっていることを考えると変異しているのか、当初の見立てが甘かった、と言わざるを得ません。

新型コロナウイルス感染症の症状

新型コロナウイルス感染症の症状は、発熱や全身の倦怠感、乾いた咳、呼吸困難、喉の痛み、鼻水、嘔吐、下痢、消化器系の症状、筋肉痛などを訴える場合もあるそうです。

症状はインフルエンザととても似ているのではないでしょうか?

この他にも味覚異常や足に湿疹ができる、と言ったことも初期症状として挙げられています。

まだ完全には明らかになっていませんが、もしもこの時期、風邪のような症状がある場合は非常に注意が必要だと言えるでしょう。

新型コロナウイルス感染症の潜伏期間

まだ完全には明らかになっていませんが、現在わかっている範囲の情報をお伝えします。

そもそも潜伏期間は病原体に感染してから、初発症症状が発現するまでの期間だと言われています。
新型コロナウイルスは潜伏期間でも感染する恐れがあると言われており。自分自身に症状がなかったとしても、周囲の人にウイルスを移し、感染させ、症状を発症させてしまう可能性もあるため、外出自粛などが呼びかけられているというわけですね。

コロナウイルスの平均潜伏期間は5日程度だと報告されています。
感染して症状が発現した人の多くは12日目までに症状を呈しているのだとか。

日本でも緊急事態宣言が出され、外出自粛が促されましたよね。
その理由のひとつがウイルスの潜伏期間中に、人と人との接触を避けるため。
厚生労働省では、当初新型ウイルス感染症の潜伏期間は1日から14日程度と報告していました。
そのため濃厚接触者については最大である14日間、健康状態を観察することが必要だったのです。
最近の報告では感染12日目までに症状が現れる人がほとんどだということから、今後は14日間ではなく12日間に見直されていくのではないでしょうか?

新型コロナウイルス感染症の感染経路

新型コロナウイルスの感染経路について、現時点では「飛沫感染」と「接触感染」のふたつが考えられています。

「飛沫感染」は感染者のくしゃみや咳、つばといった飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを鼻や口から吸い込むことで感染する経路のこと。
「接触感染」は感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りのものに触れ、そこにウイルスが付着し、別の人がそこに触れることで、ウイルスが手に付着。
その手で口や鼻を触ることで、粘膜から感染する経路のことです。

こうした感染経路からわかるとおり、まずはマスクをして自分のくしゃみや咳、唾液などをできるだけ飛散させない工夫が有効だということがわかりますよね。



また、手で顔を触らない、手洗いを徹底する、ということも予防としては有効だと言えるでしょう。
帰宅後すぐに手を洗いうがいをし、顔もしっかりと洗う。
こうした対策が新型コロナウイルス感染症拡大を防止するために有効だと言えるでしょう。

満員電車やバスなどを乗るとき、注意すべき点は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

5分10分で帰宅するなら良いですが、電車など公共交通機関を使って外出する場合は、基本的に密閉された空間になります。
もしも、そこに新型コロナウイルス感染者がいた場合、ウイルスに罹患する確率が高くなってしまいます。

どのようにすれば良いのでしょうか?

先ほどもご紹介しましたが、感染経路は基本的に飛沫感染と接触感染。
そのため、まずは自分自身マスクをして身を守るということが大切です。

また、誰が触ったかわからないところには触れないというのが大切。
極端な話、電車に乗る時だけゴム手袋をして手すりを掴むような工夫が求められます。

公共交通機関に限らず、エレベーターのボタン、エスカレーターの手すり、階段の手すり、お金など、手で触れる機会が多い部分は要注意。
神経質な方の中には帰宅後すぐに、お札をアルコール消毒して干す、なんていう方もいるそうです。
こういうときは現金払いよりも、クレジットカードなどで支払った方が感染リスクが低いといえそうですね。

また、ウイルスは表面がつるつるした場所の方が長生きすると言われています。
例えばスマートフォンや携帯電話、パソコンのキーボードといったよく触れる部分では、ウイルスが長生きすることになるので、定期的にしっかりとした清掃を行いましょう。

いずれにしても、万が一手で触れてしまっても、その手で顔を触れないのが安全。
こまめに手洗いをし、可能であればアルコール消毒もこまめに行うようにするとよいでしょう。

外出のときは汚れた手で顔を触らないように注意する!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

感染を防ぐためには人の飛沫を吸わない、手で目や鼻、口を触らないというのが有効な対策です。

自宅なら多少緩くても良いかもしれませんが、特に外出時はこの辺を徹底するのが大切。

マスクの外側にはウイルスだけではなく、雑菌などが繁殖している恐れもあります。
マスクの外側にも手を触れないということも覚えておきましょう。

マスクを外す時は小指にマスクの耳のゴムに引っ掛けて、慎重に外すというやり方が推奨されています。
なるべくマスクにも触れないよう気をつけましょう。



また、咳やくしゃみが出てしまう場合もありますよね。
もしも外で咳やくしゃみが出そうになった時は、手で抑えるのではなく腕などで押さえるようにしましょう。

新型コロナウイルス感染症対策は、やりすぎなぐらいでちょうどいいと思います。
あまり神経質になりすぎると、それはそれで心のバランスを崩してしまいます。

しかし、気を使わなすぎると、新型コロナウイルスに罹患する可能性が高くなります。
しっかりとした対策法を知っておき、実践していきましょう。

コメント
  1. やっぱり、電車は怖いですね 御中元の季節ですよねーデパートにも行けず、ネットで買うしか無いでしょうネネット販売 そろそろ慣れないとだめですね 。

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