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家にいても止まらないくしゃみと鼻水!ドア閉めてるのにどこから?

今年も花粉のシーズンが到来しました。目を開けられないほど腫れてしまうといった花粉症特有の症状を抱えている方もいるのではないでしょうか?
コロナ禍かどうかは関係なく、できるだけ外出もしないし、家でも窓は閉めているのに花粉症が収まらない理由は何でしょうか?

本日は家にいるときの花粉症対策についてご紹介します。

今年、花粉はひどいほう?いつまで続くの?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

まずは花粉症のメカニズムから見ていきましょう。花粉症のメカニズムについては環境省のホームページ及び厚生労働省のホームページに詳しく書かれています。

環境省:花粉症環境保健マニュアル

厚生労働省:はじめに ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~

上記の内容を要約すると、東邦大学習志野キャンパスの調査で千葉県船橋市における過去40年間のスギ・ヒノキ花粉総飛散数は年々増加していることがわかっており、特に2005年以降はより多くの花粉が飛散しているそうです。

日本発の花粉症は1961年のブタクサ花粉で、当時都市郊外に放置された荒れ地や河川敷が多く、キク科やイネ科の草木が生い茂り、一気に流行しました。
ところが1970年代後半から1980年代前半にかけ、関東を中心にほぼ3年周期でスギ・ヒノキ花粉の飛散量が急増。都会の耳鼻科には花粉症患者であふれたそうです。

当時、東京都の疫学調査が1983年〜1987年の間に、都民を対象に3地域で行われました。このとき、スギ花粉症の推定有病率が都民の10パーセントと報告されましたが、1995年にそれまでにないほど多くのスギ・ヒノキ花粉が飛散したことで患者数が急増したと推定されています。

この頃には花粉症患者の疫学調査が大々的に行われるようになりました。
東京都は1996年に2回目の疫学調査を実施。前回同様3地域で実施した疫学調査では、推定有病率が20パーセントになり、10年前に実施した調査から10パーセントも患者数が増加していることが明らかに。2000年代以降もスギ・ヒノキ花粉は増減を繰り返しながらも、増加を続け、2011年には過去最大の飛散量となりました。



東京都が2006年に実施した3回目の疫学調査では、推定有病率が28パーセント。また、スギ・ヒノキ花粉の飛散量は、1996年までの20年の平均飛散量の2倍以上に増加していることもわかりました。
これだけ花粉量が増加したのであれば、花粉症を発症する人が増加するのも頷けます。

その後も2019年に疫学調査を東京都は実施。このとき、都民の推定有病率は約49パーセントにまで増加し、今や2人に1人が花粉症を患っていることがわかりました。

花粉症のメカニズム。正体はアレルギー?症状や治療法とは?薬で治る・収まる?

では花粉症とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

花粉症は鼻腔内に入ったスギ・ヒノキなどの植物花粉に対する免疫反応により、鼻水などの症状が引き起こされる病気のこと。
花粉が飛散する量が多いシーズンに発症することから、季節性アレルギー性鼻炎と呼ばれています。
花粉症のメカニズムについてより詳しく見ていきましょう。

まず、アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着すると、体内で抗体が生成されます。
この抗体はマスト細胞と結合。その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されます。これによって鼻水などのアレルギー症状が現れるのです。

花粉症を治療する際は投薬治療が一般的ですが、このほかにも注射をしたり、レーザーで鼻粘膜を焼いたりというのが多いようです。
発症してしまったら投薬治療を行い、予防として冬に注射やレーザー治療を行う人が多いようですね。

花粉症になる人はどんな人?

花粉症を発症する可能性は誰にでもあります。
若い人だけでなく、シニア世代であってもある年、急に花粉症になったりします。その原因としては遺伝的にアレルギー体質であることが主原因。
近年は食や生活が変化したことで、花粉症を発症しやすくなってきているともいわれています。

実際に和食を中心とした生活を送っているシニアほど花粉症は発症しにくく、インスタント食品やスナック菓子を食べる人ほど花粉症有病率は高いとする見方もあります。このほか、自律神経を乱しやすい睡眠不足、不規則な生活、ストレスも花粉症発症の原因になりがちなのだとか。
花粉症対策には食事、生活習慣を見直すのが最初の一歩といえそうですね。

2021年シーズンの花粉飛散傾向

今年は1月半ば頃から平年を上回る暖かさの日が増え、2月4日(木)には関東で統計開始以来、もっとも早く春一番が吹きました。2月上旬には九州から関東と広い地域で花粉の飛散が開始。東京・大手町では2月13日(土)から花粉が飛散し始めています。また、東北難文の一部地域でもすでに花粉は飛散し始めています。

今年のピークを詳しく見ていきましょう。

スギ花粉のピーク

・仙台 … 3月中旬〜下旬
・東京 … 3月上旬〜中下旬
・名古屋… 3月上旬〜中旬
・金沢 … 3月中下旬
・大阪 … 2月下旬〜3月上旬
・広島 … 2月下旬〜3月上旬
・高松 … 2月下旬〜3月初旬
・福岡 … 2月下旬

ヒノキ花粉のピーク

・仙台 … ピークなし
・東京 … 4月上旬〜中旬
・名古屋… 4月上旬〜中旬
・金沢 … ピークなし
・大阪 … 3月下旬〜4月上旬
・広島 … 3月下旬〜4月上旬
・高松 … 3月下旬〜4月初旬
・福岡 … 3月下旬〜4月上旬

今年はスギ花粉の飛散開始が例年に比べ早い地域が多く、ピーク時期も早いとみられています。

例年比では花粉飛散量はやや少なめですが、昨年と比較すると非常に多くなりそうです。花粉症という方はぜひご注意を。

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