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今年は焼き芋ブーム?この秋は焼き芋を楽しんでみよう!

秋の季節となると思いつく食べもののひとつが「やきいも」ではないでしょうか?味覚の秋は美味しい食べものが一杯ですが、とりわけ、やきいもは秋になると食べたくなる!という方も多いのではないでしょうか?

スーパーなどでも手軽に買えるようになったやきいも。近年ではブームになっているようです。

やきいもがブームになっている理由は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

やきいもブームは結構長く続いていて、2000年代初頭からなのだとか。コロナ禍でこのやきいもブームがさらに加速しているそうです。街中にはやきいも専門店が増え、海外でもやきいもがブームになっているのだとか。

2005(平成17)年に創業した「芋やす」(茨城県土浦市)は2021年5月、2号店となる浅草店をオープンしました。同様に、東京都豊島区に本店がある「芋王」は都内に2店舗を展開していますが、2020年から2022年にかけて全国で10数カ所の期間限定店を展開しています。大阪・中崎町の「蜜香屋」は新ブランである「蜜香屋SUNAJI(スナジ)」2022年2月、JR新大阪駅の商業施設「エキナカマルシェ新大阪」にオープンするなど、大型店ではなく、小さなやきいも専門店が急増しています。

さらに今年、2022年2月には5日間にわたって「さつまいも博2022」が開催されました。新型コロナウイルス感染症の拡大直前の2020年に開催された第1回では、4日間に約5万人が訪れました。2022年は入場制限を設けて開催しましたが、5日間で約3万人も訪れたというのです。
このイベントには全国の人気やきいも店から来場者の投票で選ばれる「全国やきいもグランプリ」が目玉。第1回の開催時には出店した18点の中から「神戸芋屋 志のもと」(旧「芋屋HUG」)がグランプリに選ばれました。受賞したときはまだ、地元だけで知られるお店でしたが、グランプリ直後から取材やビジネスのオファーが殺到し、現在ではEC販売やフランチャイズ事業も展開し、全国50店舗を目指しているそうです。
このときグランプリを受賞した「長期熟成シルクスイート」は、近年ブームのねっとりとした食感が特徴。産地を指定しているやきいも店は珍しくないですが、この賞品は畑まで指定して選び抜いているそうです。

2022年のグランプリは「農家の台所」。期間中、長蛇の列ができていました。イベント時には1万本ものやきいもを仕込んでいたというのだから驚きです。

やきいもの歴史

それではやきいもの歴史をここで振り返ってみましょう。

中南米原産のかんしょが1605年、当時の琉球に伝来したところから歴史が始まります。高エネルギーであるサツマイモは江戸時代中期〜1950年くらいまで、飢饉や戦争の食糧難などから多くの命を救ってきてくれました。

やきいも文化は実は日本や東アジア独特の文化。日本においては300年くらい前からやきいものビジネスが展開されてきているようです。過去には4回のやきいもブームがあったのだとか。

1回目は1804年〜1868年。
江戸時代後期は砂糖が大変貴重で、甘く、安いやきいもは老若男女だけでなく、貧富の差を問わず、大人気を博しました。このときのブームは歌川国貞の浮世絵にも描かれています。

2回目は明治時代〜1923年ころまで。
明治維新以降、東京は人口が急増したことから、安い値段で購入できるやきいもの需要が急増しました。こうした需要に応えるため、街にはやきいも専門店が現れ始めます。この時代はまだ、やきいもは冬だけの商売で、夏はかき氷店として営業されることもあったようです。

3回目のブームは1951年〜1970年ころまで。ちょうど大阪万博の’時期くらいまでですね。
実はやきいもは、関東大震災を境にブームが一旦落ち着きました。洋菓子店が普及し始めたためです。また、食料統制が1941年からはじまり、1950年に終わるまで、やきいもの流通も停止されることになったのです。
1951年には三野輪万蔵によって石焼きいもの「引き売り屋台」が考案され、東京に登場します。これがきっかけとなり、石焼き芋ブームになりました。
しかし、大阪万博をきっかけに全国にファストフード店が増えたことから、徐々にブームが終焉を迎えたのです。

そして4回目のブームは2003年から現在まで。
現在、やきいもブームとなった要因はやきいも用のオーブンが開発されたことが挙げられます。スーパーなどにもやきいものオーブンが置かれていますよね。これはとても手軽で焼き温度と焼き上がり時間をセットすれば、簡単においしいやきいもを作れるのです。
やきいものおいしさは品種だけでなく、貯蔵期間、大きさ、オーブン内部の焼き位置、焼き温度、焼き上がり時間で決まると言われています。オーブンが開発されたことで、均一においしく焼けるようになったことで、一気にブームが巻き起こったのです。

また、販売方法も変わりました。以前は石焼き芋が主流で、軽トラックなどに屋台を乗せて売り歩く移動販売方式が一般的でした。しかし、現在では店内での固定販売方法に転換しました。これらがスーパーなどに普及したことで、安い値段でいつでもやきいもを購入できるようになったのです。
最近スーパーで見かけるやきいもは静岡県のマックスバリュが先駆けで、2003年から導入しているそうです。

2004年には白ハト食品工業が東京・銀座三越にやきいも専門店を出店。やきいも1本1,200円の超高額で販売しましたが、スイーツのようにおいしく、甘く、カラフルな包装によるオシャレさから多くの人をとりこにしました。それまでどちらかというと「地味」なイメージがあったやきいもが一気にメインストリームに躍り出たのです。
また、このとき、昔ながらのホクホクしたやきいもではなく、あんのういもを採用し、しっとり・ねっとりとした食感のやきいもを展開していました。現在ではねっとり、べちゃっとした印象のあるやきいもが大変多いですよね。

実際に2002年以前はベニあずまというホクホクとした食感のさつまいもが主流でした。2003年移行は上記のブームの手伝って、しっとり、ねっとりとした安納芋に注目が集まり、2007年にはさらにしっとり・ねっとりとしていてとても甘い「べにかるか」が育成されることとなりました。

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