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初めての薄毛、初めての老眼… からだの変化に気づいたのはいつ?

肩こり、腰痛は30代から

肩こりや腰痛、老眼…。もはや日常になってしまっている体の変化が、いつから始まったのか、覚えていますか?

わかさ出版が運営する健康情報サイト「カラダネ」は、40~60代の男女727人を対象に、人生の節目や、からだの異変を感じた年齢についてアンケートを実施しました。みんなの「初めて年齢」をウェブで公開しています。

これによると、初めて肩こりを経験した年齢は、平均35.5歳。40代の女性に限ると28.5歳で、若いころから肩こりに悩まされていることがわかります。腰痛は39.5歳で、肩こりよりも遅かった、と感じている人が多いようです。

また、ひざ痛は47.6歳と、さらに遅れてやってきます。実際、40代でひざ痛を経験しているのは男女とも20%程度ですが、50代、60代では40%以上と倍増。加齢とともに、肩に始まり、腰、ひざへと、痛む部分が上から順に下がっていく…というイメージでしょうか。

不調はからだのサイン

体質や体型の変化も、30代半ばから気になり始めるようです。「初めての便秘」は35.1歳で、「ぜい肉がつきやすくなった」のは39.6歳。女性では、「初めての生理不順」が38.8歳でした。

40代になると、さらに「老化」を感じさせる変化が現れます。薄毛や白髪が気になり始めたのは44.2歳、加齢臭が気になったのは47.7歳、老眼が気になりだしたのは48.9歳で、50代になると、尿もれや頻尿といったトラブルを感じる人も増えてきます(平均50.6歳)。

興味深いのは、多くの質問で、年代が若くなるほど「初めて年齢」も早まることです。たとえば、40代の人が加齢臭を気にし始めたのは38.4歳、50代は47.7歳、60代は57.4歳でした。

不調はからだのサイン。気づかぬふりをしているうちに、その状態が「普通」になってしまわないよう、早めにメンテナンスを始めましょう。

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