「ミドル」と「シニア」　境目はどこに？

「気持ち」と「体」で6歳差

自分は「ミドル」だと思いますか？ それとも、「シニア」ですか？

大人用おむつなどの製品を扱う大王製紙は、「健康と気持ちの若さ」の関係について、50代、60代の男女300人を対象に、意識調査を実施しました。

調査では、「気持ち」と「体の状態」について、それぞれ「ヤング」「ミドル」「シニア」のどれに当てはまると思うかを回答してもらいました。

50代では、「気持ち」も「体の状態」も「ミドル」が7割近くを占めています。一方、60代になると、「気持ち」は「シニア」という回答が36％に増加。50代の3倍近くになっています。「体の状態」でも「シニア」が6割で、「ミドル」と逆転しました。

気持ちと体の年齢を自己評価してもらったところ、50代の平均は「気持ち」が42.4歳に対し、「体」が49.8歳、60代の平均は「気持ち」51.3歳、「体」57.4歳で、各年代とも気持ちと体の年齢には6歳以上のギャップが見られました。

シニアでも「気持ちはヤング」

では、ミドルとシニアの境目は、どこにあるのでしょうか。

上記の調査からは、体の健康が気持ちに与える影響の大きさがうかがえます。「体が健康だと気持ちも若々しく保てると思いますか？」という質問に対し、95％が「はい」と回答しています。また、体は健康でも、60代になると現役を引退したり、孫ができたりすることで、シニアの仲間入りをしたと感じる人が増えるのかもしれません。

興味深いのは、冒頭の質問で、「気持ち」はミドルでもシニアでもなく「ヤング」と回答した人は、50代が17％、60代が12％と、少数派ながらも割合は年代によって大きく減少していないことです。「残りの人生で、今日が一番若い日」という言葉もあるように、体は老いても、気持ちはいつまでも「ヤング」でいたいものですね。