第45部・第11回　オススメ写真加工アプリ

どんな写真もスケッチ風に加工する「PicSketch」

デジ形「次は個性的な写真加工アプリを紹介しよう。どんな写真もスケッチ風の画像にできる『PicSketch（ピックスケッチ）』だ」

アナ六「こいつは驚いた！鉛筆で描いた絵にしか見えませんぜ」

デジ形「こいつはただスケッチ風にするだけじゃなくて、いろいろなバリエーションがある。たとえば、マウスポインタを左右にドラッグすると画像のコントラストが変化し、上下にドラッグするとフィルが変化するぞ」

ミドリ「本来はタッチ操作で行うための機能のようだね」

アナ六「コントラストはほかのアプリにもあるので、何となくわかりますが、フィルっていうのは？」

デジ形「フィルっていうのは、『塗りつぶし』の意味で、全体を白っぽくしたり、黒っぽくしたりできるぞ」

アナ六「これだけでもかなり印象が変わりますねえ」

デジ形「画像の右側を見てもわかるように、こいついはさまざまな機能がついている。たとえば『Effects』では、たくさんのフィルターを利用できるぞ。もっとも、鍵のついているものは課金をしないと使えねえけどな」

アナ六「スケッチっていうから白黒の絵しかできないと思ったら、カラーもあるんですねえ」

ミドリ「フィルターによっては、スケッチとはかなりかけ離れたものもあるけど、それもまたおもしろいね」

デジ形「あとは下地に紙やカンバスなどの風合いを出したり、フレームをつけたり、テキスト入力したりするなど、たくさんの機能を使えるぞ」

ミドリ「気に入ったら課金して、全部の機能を使えるようにしてもいいだろうね」

アナ六「このアプリを知らないヤツに見せて、こいつはあっしが描いた絵だって、ホラを吹けそうですね」

デジ形「アナ六が描いたっていうのは、信じてくれない気がするけどな」

チュートリアルが充実した多機能アプリ「Polarr」

デジ形「最後に紹介するのは『Polarr（ポーラー）』っていうアプリだ。こいつは、これで無料なのかって思えるくらい機能が充実しているぞ」

アナ六「そんなすごいアプリ、あっしに使いこなせるんですかねえ」

デジ形「そう思うかもしれねえが、チュートリアルが充実していて、使い方をていねいに教えてくれるぞ」

アナ六「そいつはありがたいことで」

デジ形「もうひとつ驚くのが、顔のレタッチ機能で、色などを変えるだけでなく、輪郭や目や鼻、口など、顔のパーツごとに変形できて、まったく別人の顔に加工できるぞ」

ミドリ「これがタダだなんて信じられないよっ」

アナ六「あっしの顔も、シャープでクールな男前に変わりますかねえ？」

デジ形「あと、フィルターや色や光などの修整機能以外に、一部の色だけを変える『HSL』や『カーブ』や『トーン』とか、有料の写真加工アプリについているような機能がいろいろ使えるぞ」

アナ六「こいつは、とんでもない色になりますねえ」

デジ形「そしてもちろん、色の調整だけでなく、トリミングなどの基本の機能も充実しているぞ」

アナ六「ちょいとぼんやりした写真も、ずいぶんシャープになりましたねえ。これならあっしの写真もよくなりそうで」

デジ形「どうだアナ六、お前の写真も写真加工アプリで、少しは見栄えがよくなったか？」

アナ六「よくなったかどうかわかりませんが、こんなもんでどうでしょう？」

ミドリ「おや、もう使いこなせるようになったのかい？」

デジ形「ムムッ、こいつはハデに加工したものだな」

ミドリ「どれも色が極端で、何が写っているのかよくわからないよっ」

アナ六「最初に言ったように、あっしは微妙な調整っていうのが苦手で、最後にはエイヤッとレバーを左端か右端まで持っていかないと気がすまないんです」

デジ形「やれやれ、アナ六が写真加工をするときは、まずそういう操作のクセから直さないといけねえようだな」

ミドリ「でもその前に、落ち着いて写真を撮る習慣もつけないとね」

アナ六「うーん、名カメラマンへの道は、なかなか険しいもので」

※ソフトウェアのダウンロードは自己の責任において行ってください。また、ソフトウェアの質問は配信サイトの管理者にお問い合わせください。
※このコーナーで使用している画像は、それぞれのメーカー・運営会社等が著作権を有しています。