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【シニアの起業】60万人の受け皿を作る70歳からの起業

歳をとってからの起業に意味はあるのか?

一般的に起業というと、ある程度社会の流れや人脈が構築されている中堅どころの人たちが行うイメージがありますよね。

しかし、最近ではシニア世代の起業がとても増えてきています

これまでサラリーマンとして培ってきた技術や人脈をフル活用し、新たなビジネスを始める、エネルギーに溢れたシニア世代はとても多いのです。

今回はその中で定年退職者60万人の受け皿をつくる、と思いをもって起業した「一般社団法人 新現役交流サポート(SKS)」をご紹介いたします。

【シニアの起業】60万人の受け皿を作る70歳からの起業

画像提供:imagenavi(イメージナビ)


70歳で起業した保田さん

2017年2月に一般社団法人新現役交流会サポート(SKS)を立ち上げた安田邦雄代表(72歳)。

企業OBのなかには、ゴルフや海外旅行では満足できず、自分の持っている技術・経験を世の中のために使いたいと思っている人材が多くいるそう。

内閣府が2013年に行った「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」によると、65歳以上の6割以上が働きたいと思っている、という結果になりました。

しかし、60歳以上の就業希望者のうち、1割程度しか職につけていないという現状があります。
7割以上の高齢者が特に活動をせず、日々テレビを見たりして過ごしている状態なのです。
ハローワークやシルバー人材センターでは、技術・能力を持っている大企業をリタイアした人(新現役)にふさわしい仕事を見つけることはできません。

そこで安田さんは、中小企業庁などが進める人材マッチング事業が、政策の掛け声倒れで単年主義のため、成果が出ていないことに注目。
生命保険会社勤務のときのつながりを活かし、地元信用金庫を巻き込んで、2009年から「交流会」を都内で開催しました。

保田さんは「仕事をしたい起業OBに信用金庫、信用組合など地元金融機関と連携し取引先である求人側の中小企業と引き合わせる『交流会』という手法で、OBの能力を活用できる場所を効率良く見つけ出せる」と話します。

当初はあまり注目されていなかった交流会ですが、その実績が知られてくると、参加する起業と金融機関は増加。
参加した起業は2016年末までで2695社支援が成功した件数は50%を超す1378社にも達しています。

シニア世代の人材マッチングは成功率が低くなりがちですが、当人同士でじっくりと話し合える「交流会」だからこそ、成功率が高くなっているのです。

現在では東京をはじめ、名古屋、関西、北部九州にまで広がりを見せています。

「人材の宝庫」 交流会の魅力とは?

【シニアの起業】60万人の受け皿を作る70歳からの起業

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

「交流会」最大のポイントは仕事を求める起業OBと、課題解決ができる人材がほしい中小企業のトップ、さらには中小企業と取引関係の有る信用金庫、信用組合など地域金融機関による「3者面談」。
この3者面談ではそれぞれが本音で話します。

企業OBが人材データベースへの登録に基づき、人材を求める会社と面談し、要望が合致すれば「新現役」としての仕事が得られます。

交流会には求人する側の社長自らが出席するため、企業OBも仕事内容について遠慮なく聞くことが可能。
そのため、ハローワークなどとは異なり、実際に働いた時とのギャップ(ミスマッチ)が起こりにくいといいます。

金融機関側にもメリットがあります。
企業の業績が拡大すれば、地域金融機関としては喉から手が出るほどほしい新規有志の拡大にもつながります。

交流会は3者が幸せになれる場なのです。

行政制度を活用

【シニアの起業】60万人の受け皿を作る70歳からの起業

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

人材を新たにひとり雇うとなると、企業側が気にするのはお金の面。
また、雇われる側にとっては、労働条件の面が気になることでしょう。

交流会で生まれたつながりで雇用された人の多くは、まず週2~3回、マイペースで働くパターンが多いそうです。
中小企業庁で予算がつけば、最初の支援3回分は補助金が支払われるので、企業にとっても負担が少ないのです。

その後、企業側が企業OBの能力や労働を評価し、企業OBと意思が合致すれば、新たに雇用や業務委託契約を結び、「再就職」につながるケースも多いため、企業OBはまさに「無尽蔵の人材の宝庫」と言えるでしょう。

企業と企業OB、さらには地元信用機関という3者の思惑が見事に合致する「交流会」。
規模をどんどん拡大しながら企業と人材とのマッチングを行っています。

交流会のような機能を持った集まりは全国でも拡大傾向
再就職を考えている方は、こうしたサービスを利用してみるのも良いでしょう。

また、自分自身が地元で深いつながりがあり、企業や金融機関の悩みをよく聞いていた立場なら、「交流会」のように、自分自身で会を取り仕切ってみる、それを会社組織にしてみる、というのも、シニアの就職と言えるのではないでしょうか?

まだまだエネルギーがあり、多くの企業に必要とされているシニア世代。
現役時代に培った人脈と技術で、これからの日本を支えていく世代でもあります。

さまざまな選択肢の中で、自分が一番やりたいことを見つけられるとよいですね。

<関連記事のご紹介>

【シニアの再雇用】シニア世代と企業をマッチングさせるサービス

【シニアの起業】成功の鍵はやりたいことを追求する「ゆる起業」?

「もう歳だから…」はもったいない。シニア起業で第2、第3の人生を挑戦する生き方。

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