メニュー
ゲストさん
【登録無料】大人のSNSを「はじめよう」同世代の仲間と「つながろう」 抗がん漢方を考える会01
 

SNSなりすまし裁判で名誉権侵害が成立…仮に被害を受けたらどうすればいい?

SNS『GREE』内で自分になりすまし、他人を罵倒する書き込みをされたとして、長野県に住む男性がなりすまし実行犯に対し、723万円の損害賠償を求めた裁判の判決が大阪地裁で行われました。

キーボード

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

その中で裁判長は「社会的評価を低下させ、名誉権を侵害した」として、被告側に130万円を支払うよう命令。
「なりすまし」行為で名誉権侵害が成立することが、司法によって認められることになりました。

なぜ723万円が130万円に減額された?

今回の判決で、なりすまし行為が名誉権侵害であることが認められましたが、723万円の損害賠償請求額が130万円に大幅に減額されたことも事実。被害者としては納得がいかないかもしれません。

なぜこのような金額になったのでしょうか。インターネット問題に詳しい法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に、ご意見を伺いました。

「賠償額については、慰謝料と認容額の約1割分が「弁護士費用」として認められるのが通常の実務です。
慰謝料額についてはこれまでの蓄積から概ね30~100万円程度の間で、裁判官の心証により認定されることが多いです。

なお、これらのほかに、インターネット上の権利侵害の場合には誰がやっているか不明であるため、発信者情報開示請求が必要になり、そのために調査費用(弁護士費用)がかかることになります。

これについても認めてもらえる方向になってきていますが、報道だけからは、この件でそれが認められているかは明らかではありません。ただ、金額が比較的高いことからすると、認められていると想像されます」(清水弁護士)

今回の損害賠償額は、過去の判例から見ると、一般的な金額といえるようです。

なりすまし被害に遭った場合どのように犯人を特定する?

TwitterやFacebookなどでは、たびたびアカウントが乗っ取られる事態が発生し、誰にでも「なりすまし」をされるリスクがあります。

仮になりすましを受けた場合損害賠償請求を行うことができることは分かりましたが、どのようにすれば相手を特定できるでしょうか。

法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に方法などをお伺いすると……。

「なりすましの場合、それだけでは一般的には権利侵害とはいえないですが、名誉毀損やプライバシー侵害がある内容が含まれていれば、それを理由にして発信者情報開示請求を行うことで特定することができる余地があります」(清水弁護士)

「なりすまされただけ」では一般的に権利を侵害しているとはいえませんが、名誉毀損やプライバシー侵害に遭った場合は、それを理由に発信者開示請求を行い、犯人を特定できる可能性があるそう。

そうはいっても、自分が受けている被害が名誉毀損やプライバシー侵害にあたるかどうかは、判断のつきにくいところ。

まずはインターネット問題に精通した弁護士への相談してみることが、第一歩といえるでしょう。

*取材協力弁護士:弁護士 清水陽平(法律事務所アルシエン。インターネット上でされる誹謗中傷への対策、炎上対策のほか、名誉・プライバシー関連訴訟などに対応。)
*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)

===========================================
※本記事は「シェアしたくなる法律相談所」から提供を受けております。著作権は提供会社に帰属します。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

【関連記事】
・YouTuber「なりすまし」問題…法的に罰することはできる?
・「朝出社したら会社が無かった」…勤め先が倒産したらするべき5つのこと
===========================================
Slownetでブログやコメントを更新すると同じ趣味の仲間が見つかるかも!?人気のサークル情報などをお知らせするメールマガジンも受け取れる、Slownet会員登録はこちらから↓
Slownet会員登録はこちらから

コメント
  1. ここに書いて良いのか迷いますが、、、。
    最近 比較的ノーマルな方のアイコンが次々と消えていきます。
    このサイトは 気楽な話 意見 思い 報告 愚痴でストレス発散 等で入っているのですが??。

  2. SNSで名誉棄損が成立したのは大きな前進です。
    Slownetでも類似の事案が発生しているようですが
    健全なるSNSを維持・発展させるためには、適度な
    規制も必要と思います。

コメントを書く(クリックしてください)

関連記事
NEW!
2019年2月14日

暮らし・社会

タクシーの運転手が道を間違えた! 回り道した分の返金は可能?

何かとトラブルが多い乗り物、タクシー。ドライバーは正確かつ迅速に顧客を目的地に送り届けることが仕事ですが、不慣れな道の場合、遠回りしてしまうなどして時間がかかってしまうことがありま...
NEW!
2019年2月13日

暮らし・社会

【ロマンポルノ女優も】有名人の「終活」に学ぶ。終活をしている?

親を看取ったあと、「自分もそろそろ」と思うシニアも多いと思います。 トレードマークのストールを処分した中尾彬さんや、洋服やタンスなどを断舎離した高橋英樹さんなど、芸能界でも「...
2019年2月7日

暮らし・社会

「児童福祉法」が大幅に改正…子どもの虐待を予防するために何が変わった?

平成28年6月3日に制定・施行された「児童福祉法の一部を改正する法律」は、量は少ないものの、質的には大改正だといわれます(一部は平成28年10月1日、同29年4月1日に施行)。 ...
2019年2月6日

暮らし・社会

シニアの恋愛事情、婚活で愛は見つかるか。デート商法の被害も

独身のシニアも多い現在、婚活パーティなどの出会いの場も多様化しています。 しかし、出会いを口実に法外な料金が発生したり、食事代を支払うだけだったり。 そんなデート商法は、あ...
2019年2月4日

暮らし・社会

【Slownetアンケート結果】コンビニのトイレを使用時、店員に一声かけますか?

先日、Slownet特集記事の生理現象の救世主「コンビニのトイレ」一声かけずに借りたら犯罪?にて、みなさまのご意見を募集いたしました。 本日はその結果をお知らせします! [...
2019年1月26日

暮らし・社会

【Slownetアンケート結果】ネット上で政治関連発言は行うべき?控えるべき?

先日、Slownet特集記事の【政治議論】ネットでの政治議論専門アプリ「ポリポリ」にて、みなさまのご意見を募集いたしました。 本日はその結果をお知らせします! [capti...