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【災害時の避難情報】車で逃げようとしても通れない道なら危険!通れる道だけを教えてくれる「通れた道マップ」

2019年6月18日に発生した新潟・山形地震で、改めて災害時の避難情報を事前に確認する方も多いのではないでしょうか?
避難しなければならない状況下でどのように避難を行いますか?

避難所が少し遠い、足元に不安がある、という方は自動車を使う方もいるはず。
しかし、車で避難所の近くに向かおうとしても、土砂崩れや地面の破裂で通れない道となっている場合、より危険に陥る可能性があります。
リスクを回避するために、トヨタが「通れた道マップ」のサービスを提供しているようです。

車で避難するのはあり?なし?災害時のガイドライン

車で避難するのはあり?なし?災害時のガイドライン

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

車での避難が問題となったのは2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災。
津波から逃れるために自動車で避難した人が大勢いました。

しかし、自動車で避難する、逃げるということは大きなリスクを伴うもの。

渋滞してしまうと身動きがとれなくなりますし、津波からの避難の場合、海沿いの道路を走っていると津波にのみ込まれる可能性も充分にあるのです。

津波から避難する場合、自動車での避難はとても危険なため、原則として徒歩だとされています。
あくまで原則としてですが、地形や状況によっては自動車が必要になる場合もあります。
避難する際に自動車を使用するかどうかは現在も議論が続く問題。
自分ひとりが自動車で避難するなら良いですが、多くの人が自動車で避難を行うと道路は渋滞し、津波に飲み込まれる危険性が高くなります。
その一方、津波から逃れるために高台に逃げる必要がありますが、高台が近くにない場合、そして身体が不自由な場合、どうしても自動車を使わなければなりません。

東日本大震災後に内閣府などが岩手県・宮城県・福島県の住民に対して面接調査を行いました。
地震直後に自動車を利用して津波から避難した人は全体の約57パーセントだったそう。
自動車を利用した主な理由は「車で避難しないと間に合わない」が最多の34パーセント。
次いで「家族で避難しようと思った」(32パーセント)、「安全な場所まで遠い」(20パーセント)という結果に。
避難場所までの移動距離の調査では、自動車を利用した人は2キロとなり、徒歩で避難した人の500メートルと比較すると2倍も長い距離なのです。
東日本大震災のときは、自動車を利用しなければ簡単に、短時間で避難できない状況だった、ということがわかりますよね。

その一方で「平時の移動には車を使っているから」(23パーセント)、「避難をはじめた場所に来るまで来ていたから」(20パーセント)など、地震発生時に車を使用していたり、日頃から移動に車を用いているため、そのまま車で避難したと回答した人も目立ちました。

実際に東日本大震災のとき、車で避難し、津波にのみ込まれ、そのまま命を亡くした方も多くいました。
車で津波に飲み込まれてしまうと脱出するのは非常に困難ですし、為すすべがありません。
基本的には、災害時は自動車で避難しない、ということを覚えておきましょう。

では、自動車に乗っているときに被災したとき、ドライバーはどのような行動を取るべきなのでしょうか?



自動車に乗っているときに災害発生!どんな行動が正解?

走行中に地震が発生した場合、車でそのまま避難することは道路の渋滞などから困難になり、津波が発生するとのみ込まれてしまう危険を伴います。
さらに火災などが発生した場合、道路が渋滞していたり、車を諦め路上駐車をして歩いて避難してしまうと、消防車や救急車などの到着が遅れ、被害、犠牲が大きくなる可能性が高まります。

走行中に地震が発生した場合、運転者がどのような行動をとるべきなのかをあらかじめ知っておくことで、冷静に避難できるだけでなく、多くの人の命を救うことにもつながるのです。

警察庁は「車の走行中に地震に遭ったとき」のガイドラインを発表しています。
これによると、重要なのは次の3つの手順。

1.車を左側に寄せて、停止
2.ラジオなどで災害情報や交通情報を確認し、周囲の状況に応じて行動
(高速道路を走行中は警察官の指示に従う)

車を置いて避難する場合は、できるだけ道路外に車を止めるようにしましょう。
やむを得ず道路に車を置いて避難する場合、「窓を閉め、エンジンを切る」「車のキーは社内に残したままドアロックはしない」という2点を守りましょう。
ほかの避難する人の通行を妨げたり、緊急車両の妨げにならないよう、しっかりと配慮する必要があります。

引き続き車に乗って避難する場合、信号機が停止したり、道路が損壊したり、さまざまな障害があることが予想されるので、路面状況などにも気を配りながら避難を行いましょう。

地震直後の交通状況は通常と大きく異なる

東日本大震災のとき、車で避難する際に障害になったことは「車の渋滞」。
続いて「地震による道路の被害や道路上のがれき」です。
このほか信号機が停止していたり、踏切が上がらなかったり、といった交通規制や指示が機能しなくなったため渋滞したこともあったそう。

安易に自動車で避難を行うと、思わぬ状況に直面し、スムーズに避難が行えないかも知れませんね。

アイフォン、アンドロイド、パソコンから閲覧可能で通れる道路を案内してくれる「通れた道」とは?

アイフォン、アンドロイド、パソコンから閲覧可能で通れる道路を案内してくれる「通れた道」とは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

2019年6月19日(水)にトヨタ自動車が発表したのは、山形県沖地震に伴う「通れた道マップ」です。

通れた道マップ
https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/

これは6月18日に新潟県で震度6強の地震が発生したことに伴って実施したモノで、通れた道マップの表示エリアは該当地域に変更されました。

通れた道マップは過去24時間の道路の通行実績を集計し、地図上に反映するサービス。
災害時に被災地の避難や救援のための活動を支援することを目的に公開されています。

もしも地震が発生し、避難しなければならない。
しかし、道路の状況がわからない、という場合はぜひ活用してみてください。

閲覧はスマートフォン、パソコン、どちらからでもOK。
基本的には地図上に状況が表示されるので、難しくなく閲覧できるでしょう。

車に長い時間避難するときに注意しなければならないこと。アラームが鳴ったり、災害レベル、種類がわかるアプリを入れておこう

車に長い時間避難するときに注意しなければならないこと。アラームが鳴ったり、災害レベル、種類がわかるアプリを入れておこう

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

災害時に気をつけなければならないもののひとつに「エコノミークラス症候群」があります。
長時間同じ姿勢で座ったりすると血行が悪くなり、血液が固まった「血栓」ができやすくなります。
血栓がなにかの拍子に剥がれ、流れ出してしまうと血管を通り、肺に達し、重要な血管を塞いでしまうことも。



被災したときはエコノミークラス症候群にも充分注意しなければなりません。

スローネットでは過去にエコノミークラス症候群についてご紹介しています。
過去の記事をぜひご覧ください。

災害時に役立つ「車中泊」のススメ 快適な車中泊をするために必要な装備とは

このほか、スマートフォンをご利用の方はぜひアプリを入れておきましょう。
オススメは「Yahoo!防災速報」です。
地震、津波、豪雨などの災害情報をいち早く届けてくれます。

Yahoo!防災情報

iPhone版
https://apps.apple.com/jp/app/yahoo-%E9%98%B2%E7%81%BD%E9%80%9F%E5%A0%B1/id481914139

Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.emg&hl=ja

また、防災グッズも準備しておくと良いですね。
こちらも過去ご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

もしものときのために 防災グッズリストを活用して災害セットを揃えよう

災害はいつ遭うのか、予測ができないもの。
正しい知識をきちんともって、いつでも準備ができている状態でいるのが非常に重要でしょう。

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