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【運転免許返納問題】自家用車を維持する、タクシーを利用する、どっちがお得?どちらが経済的かを徹底比較

最近、高齢者の免許の自主返納に対する厳しい意見が次々と出ていますよね。
実際に高齢で、まだ運転されている方にとっては耳が痛い話題ではないのでしょうか?

運転免許を返納しよう、返納した方がいい、と簡単に言いますが、現実問題として運転しなければ生活できない、という方も多くいます。

運転免許を自主返納し、コールタクシーを利用する高齢者も増えているよう。
実際、自家用車を利用すること、必要なときだけタクシーを利用すること、どっちがお得でしょうかを今回は考えていきましょう。

自家用車を利用する場合、年間の維持費は平均いくらぐらいかかる?運転免許の返納率はどのくらい?身分証明書はどうする?運転免許返納は年齢一律に行うべき?

自家用車を利用する場合、年間の維持費は平均いくらぐらいかかる?運転免許の返納率はどのくらい?身分証明書はどうする?運転免許返納は年齢一律に行うべき?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

運転免許返納問題はテレビなどで頻繁にとり上げられる問題です。
とはいえ、日本各地すべてで公共交通機関が便利に発達しているわけではありませんし、自家用車に頼らざるを得ない事情を抱えている人が多いのも事実。

最近では自家用車は持たずにタクシーを生活の足として利用している人も増えているそうですが、都度支払いを行うタクシーはコストがものすごくかかりそうなイメージがあります。
そこで今回の記事では自家用車を維持する場合と、タクシーを活用した場合でどのくらいの費用差があるのかを考えていきます。

まずは運転免許返納について見ていきましょう。

運転免許を返納する人は増えている?

警察庁の発表委によると、2018年に運転免許を自主返納したのは約42.1万人だそう。
このうち75歳以上は29.3万人いたそうです。
2年連続で運転免許返納者は40万人を越えました。

運転免許返納者が増加しているのはもちろん、免許保有人口に対する返納率も上昇しており、運転免許返納という制度自体が浸透していることがわかります。

しかし、75歳以上の運転免許保有者の5%しか返納していない、という状況は変わらないようです。

たとえば、一律75歳以上は運転免許を返納あるいは取り消す、という風に制度改定を行ってはどうか? とテレビなどで議論されていますが、現実的に不可能でしょう。
警察庁の資料「外国の高齢者に対する運転免許制度の概要」によると、海外でも定年制を設けている国はなく、日本だけが定年制を設ける、というのは議論になりにくいと予想されます。

現実的には3年に1度実施される運転免許更新や認知症検査を毎年行うようにする、という検査頻度を上げるところが落とし所といえそうですね。



運転免許返納後の身分証明

運転免許を取得されている方は、運転免許証を公的な身分証明として利用している方が多いでしょう。
実際にこれだけでたいていの場合身分証明になるのでとても便利ですよね。

運転免許を返納してしまった場合、身分証明書を失ってしまうのでしょうか?

運転免許証を自主返納した人は、運転経歴証明書の交付を申請できます。
2012年4月1日以降に交付された運転経歴証明書は運転免許証に代わる公的な本人確認書類として利用できるので、その点はご安心ください。

車の年間維持費はどのくらい?

では本題に戻りまして、自動車の年間維持費はどのくらいかかるのでしょうか?
車種や任意保険のグレード、等級によっても異なってくるので、あくまで一般的な例とお考えください。

まず車を維持するのに必要なのは税金。
自動車税は以下の金額となります。

  • 1.0超〜1.5リッター以下 34,500円
  • 1.0超〜1.5リッター以下 34,500円
  • 1.5超〜2.0リッター以下 39,500円
  • 2.0超〜2.5リッター以下 45,000円
  • 2.5超〜3.0リッター以下 51,000円
  • 3.0超〜3.5リッター以下 58,000円
  • 3.5超〜4.0リッター以下 66,500円

排気量によって自動車税は異なります。
年度途中で購入した場合、購入翌月から翌年3月までを購入時に納付する決まりとなっています。
また、新規登録からガソリンエンジンの場合は13年、ディーゼルエンジンは11年経過すると、税率が約15%加算されます。

次に車検の時や車を新規登録する際、自動車の重要に対して支払うのが「自動車重量税」です。

0.5トン刻みに増え、新車の場合は3年分、車検の場合は有効期間に応じて2年または1年分を支払います。
1.0t超~1.5t以下の場合、エコカー減税適用なしで24,600円(13年未満)となります。
結構高いですよね。

そして車検の時に支払うのが自賠責保険。

普通車の場合24ヶ月で25,830円、36ヶ月で35,950円となります。
軽自動車なら24ヶ月で25,070円、36ヶ月で34,820円とやや割安ですね。
自賠責は排気量や重量ではなく、軽自動車・普通自動車の区分のみです。

そして車を走らせる際にかかるのがガソリン代。
昔は90円台も珍しくありませんでしたが、最近は税込み140円(レギュラー)が一般的でしょうか?
乗る車の燃費や走行距離によって代わってきますが、リッター15キロ走る車で毎日10キロ程度乗った場合は月額6,300円くらいですね。

そのほか、マンションなどに住んでいる場合は駐車場代、車検代、メンテナンス代などがかかってきます。
すべて足し合わせると、軽自動車で年間38万円程度、1.5リッターのコンパクトカーなら44万円程度、2.5リッターのミニバンなら50万円程度が概算の年間維持費でしょうか。



もちろん、雪が降る地域ならタイヤ交換をしなければなりませんし、走行距離が長い、車の燃費が悪いといった条件で金額は異なってきます。
実際に車を所有するだけで、このくらいの年間支出がある、という目安でお考えください。
これに自動車の購入費などが上乗せされるので、ある計算では年間80万円を車のために支出しているとも言われています。

必要なときだけ、タクシーを利用する場合はどれぐらい費用が掛かるの?

必要なときだけ、タクシーを利用する場合はどれぐらい費用が掛かるの?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

では、すべてをタクシーに置き換えた場合、どうなるでしょうか?
自家用車ほどの気軽さはなくなりますが、事故の心配などはなくなりますよね。

年間維持費38万円で考えてみましょう。
タクシーに1回1,000円で乗ったとすると、380回乗れる計算となります。
2日に1回タクシーで往復2,000円使える計算ですね。

ちょっとお得に感じますが、1,000円で移動できる距離は2.5キロほど。
実際には自家用車がお得な場合が多いといえそうです。

北海道札幌市では旅行会社のHISが高齢者向けの定額乗り放題タクシー定期券の販売を開始。
自宅から病院や駅といった1箇所とイオンから1箇所を指定できる物で、月1万8,000円~4万5,000円だそう。

金額だけみると、タクシー生活は絶対にお得とはいえなそうですね。
しかし、事故を起こしたときの責任のコストをどう見るかで個々人の判断は変わりそうです。

割引適用や補助金などの特典も

割引適用や補助金などの特典も

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

自治体によってはタクシー代の助成がある場合があります。
こうした助成を組み合わせると自家用車を所有するよりも、安全で安くタクシーを利用できることもあります(利用方法によって異なる)。



たとえば福島県喜多方市の場合、「介護保険の在宅サービス利用者が、市内のタクシー会社を利用し、定期的に通院等をする際のタクシー料金の一部を助成し、在宅サービス利用者の経済的負担軽減を図ります。」と定められています。
市内に住んでおり、要介護1以上で定期的な通院が必要な人を対象に、1枚500円の券を1ヶ月で6枚交付してもらえるのです。
こうしたサービスを活用することで、自家用車よりも安価にタクシーを利用できるでしょう。

暮らし方、暮らす地域によってお得さは変わってきます。
しかし、都会暮らしで公共交通機関が発達しているのであれば、タクシー生活に切り替えても良いかも知れませんね。

コメント
  1. 又かと言った感じがします。何時までこの論議を重ねる心算なのでしょう。年齢制限をかけるなんて、まったく可笑しい。個人差があるのは認めますが、私(82歳)にとっては全く迷惑な論議です。
    私にとっては、運転は鬱屈した精神を解放してくれる最良の方法です。ドライブを楽しんで適度の緊張感を味わって、無事に帰宅した充実感は何物にも代えがたいものです。ルールを決めるなら法律で可決して欲しい。そうで無ければ今話題の煽り運転とかの罰則を強化してほしい。もうこういった論議はして欲しくない。

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