安全運転を支援する「サポカー補助金制度」がスタート!運転する方は申し込んでみては?
昨年は高齢ドライバーの事故が問題になり、高齢者講習の強化や免許返納を促す声も多くありました。
実際にさまざまな制度が改定されてきており、今後ますます高齢者の運転免許更新のハードルは上がっていくでしょう。
安全装置のついた車だけを運転できる「限定免許」なんていうのも話題にあがっていますよね。
しかし、シニア世代には生活の足となる自動車運転をやめさせることにはいかないのです。
本日は今年3月からスタートしたサポカー補助金制度についてご紹介します。
サポカー補助金制度とは?いつから始まる?
65歳以上の高齢運転者による衝突軽減ブレーキや、ペダルの踏み間違い急発進抑制装置が搭載された安全運転サポート車の購入などを支援するサポカー補助金の申請受付が3月9日からスタートしました。
「サポカー補助金」とは、経済産業省による自家用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進事業補助金」及び国土交通省による事業用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進に係る自動車事故対策費補助金」の総称。
「サポカー補助金は」、安全運転サポート車の車両(新車・中古車)購入補助と、後付のペダル踏み間違い急発進抑制装置導入補助の2種類の補助制度で構成されています。
詳しくは昨年12月に発表された経済産業省のプレスリリースをご覧ください。
サポカー補助金制度の対象になるのは?トヨタは?ホンダは?日産は?スズキは?スバルは?ダイハツは?
スズキ-新車
- アルト
- アルトラパン
- ジムニー
- ジムニーシエラ
- キャリイ
- エスクード
- ハスラー 他
スバル-新車
- レガシィ
- インプレッサ
- XV
- フォレスター
- レヴォーグ
- WRX 他
ダイハツ-新車
- ミライース
- ミラトコット
- キャスト
- ムーヴ
- ムーヴキャンパス
- タント
- ウェイク
- アトレーワゴン 他
トヨタ-新車
- プリウス
- カムリ
- アルファード
- ヴェルファイア
- ハリアー
- カローラ
- C-HR
- ヴィッツ
- スペイド
- ノア
- ヴォクシー
- エスクァイア 他
日産-新車
- リーフ
- ノート
- デイズルークス
- デイズ
- セレナ
- スカイライン
- ジューク
- エルグランド
- エクストレイル 他
ホンダ-新車
- フィット
- シャトル
- フリード
- オデッセイ
- ステップ和丼
- グレイス
- レジェンド
- クラリティ
- インサイト 他
マツダ-新車
- MAZDA2
- MAAZDA3
- CX-3
- CX-30
- CX-5
- CX-8
- FLAIR 他
三菱-新車
- アウトランダー
- エクリプスクロス
- RVR
- デリカD:5
- デリカD:2
- eKクロス/eK和丼
- ミニキャブバン 他
このほか、アウディジャパン株式会社、ビー・エム・ダブリュー株式会社、FCAジャパン株式会社、ゼネラルモーターズジャパン株式会社、ジャガー・ランドローバージャパン株式会社、メルセデス・ベンツ株式会社、Group PSA Japan株式会社、ポルシェジャパン株式会社、フォルクスワーゲングループジャパン株式会社、ボルボ・カー・ジャパン株式会社、ニコル・レーシングジャパン株式会社の一部車種も対象になっています。
中古車も一部対象に
また、中古車も一部対象となっており、スズキのランディ(2014年1月発売)の一部グレード、スバルのレガシィ・インプレッサ・XVなどの一部グレード、ダイハツのミライース・ミラトコット・キャスト・ムーヴなどの一部グレード、トヨタのプリウスやアクア・クラウン・MIRAIなどの一部グレード、レクサスのLSやGSなど一部グレード、日産のリーフやノートなどの一部グレード、ホンダのフィットやオデッセイ・フリードなどの一部グレード、マツダのデミオやCX-3・アクセラなどの一部グレード、三菱のデリカD:2やRVR・アウトランダーなどの一部グレードも補助金の対象となっています。
また、輸入車も対象となっているものがあるので、詳しくはサポカー補助金の対象者リストをご覧ください。
経済産業省:サポカー補助金の対象となる車種・装置について(令和2年3月25日現在)
後付け装置も対象に
増えてきた後付け装置に関しても、国土交通省の先行個別認定を受けた装置は対象。
実際に補助を受けるためには所定の条件があるので、上記ページよりしっかりと確認をお願いいたします。
車の買い換えを考えている方は、ぜひお得なサポカー補助金の対象となっている車を選びましょう。
サポカー補助金制度の申請方法は?申請書や必要書類から受け取り方法まで
すでに受付が始まっているサポカー補助金。
所定の条件を満たしている登録者なら10万円、片方の条件を満たしている登録者なら6万円。
軽自動車なら最大7万円、中古車であっても最大4万円の補助を受けることができます。
まだ後付のペダル踏み間違い急発進抑制装置購入補助についても、障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進抑制装置などは4万円の補助、ペダル踏み間違い急発進抑制装置の実は2万円の補助が出ます。
何の対象者も2019年度中に満65歳以上となる高齢運転者。
もしも自分が対象者という場合は、ぜひこの機会にサポカーの購入、及びペダル踏み間違い急発進抑制装置の取付を検討してみてはいかがでしょうか?
サポカー補助金の申請に必要な書類
新車・中古車購入で申請に必要な書類は以下の6点。
- 申請書
- 申請者本人の運転免許証の写し
- 自動車検査証の写し
- 車両購入したことがわかる書類(領収書の写しなど)
- 補助金振込先金融機関の通帳の写し
- その他、次世代自動車振興センターが定めるもの
後付装置購入で申請に必要な書類は次の5点です。
- 申請書
- 後付装置は設置しようとする高齢運転者本人の運転免許証の写し
- 自動車検査証の写し
- 代金支払い完了の書類(補助金文が取り付け費用から控除されていることが確認できるもの)
- その他、次世代自動車振興センターが定めるもの
次世代自動車振興センターが定めるものについては、一般社団法人次世代自動車振興センターサポカー補助金のご案内のページをご覧ください。
ここで特徴的なのは新車または中古車購入と、後付の装置購入では補助金の交付のされ方が異なるという点です。
新車や中古車を購入する際は、購入者が一旦、販売店にすべての支払を行う必要があります。
支払いを終えたあと書類を準備し、次世代自動車振興センターに申請書類を郵送。
所定の審査を通過すれば、購入者に補助金が交付されるという流れです。
後付装置の場合は、「後付装置取扱認定事業者」に取り付けを行ってもらうことで、購入者は補助金を差し引いた額を事業者に支払えば OK。
申請手続きが従業者が行うことになっているので、とても楽ですよね。
この仕組みで注意が必要なのは、後付装置取扱認定事業者から購入した後付装置でなければ、サポカー補助金が交付されないという点。
馴染みの自動車修理工場などが、後付装置取扱認定事業者でない場合、後付装置を取り付けても補助を受けることはできません。
何も詳しい情報は一般社団法人次世代自動車振興センターの所定のページに記載されているので、検討されている方はご覧になってください。
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私は、数年前からスバルの運転支援装置「アイサイト」(名称)付きの車に乗っていますが、初めて運転したときの実例を紹介しますと、
1.ショッピングセンターの駐車場にバックで入れようとしたとき、コーナーを曲がり切れていない状態でバックしたため、衝突防止機能が作動し急ブレーキが掛かり衝突を回避しました。
2.右折待ちの対向車が、突然走り出して自社の前を横切りました。「アイサイト」が探知して自車は急ブレーキが掛かり衝突を回避しました。
3.一般道で急加速したときアラームが鳴りました。この時は、ブレーキは掛からなかったのですが、過速度を感知したと思われます。急発進の事故回避としての仕様は、感知した後は10km程度しか速度は出ません。
4.車線はみ出し防止は、頻繁にアラームが鳴るので自車の状態を知ることが出来ます。
このように支援装置は、非常に有効なので取り付けるべきだと思います。新車でオプションで付いている装置は、もっと機能が豊富なので、新車購入を考慮中の場合は、支援装置つきを買うべきです。
サポカー買った
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