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Instagramやfacebook、twitterで広がる「ハッシュタグ社会運動」とは?

最近、アメリカで起きた人種差別の問題で多くの海外有名人が「#blacklivematter」といったハッシュタグとともに、真っ黒の画像を上げる運動が広がったことや、コロナの最前線で頑張る医療従事者を応援するキャンペーンなどがInstagramやfaceboookなどのSNSで行われたことで話題になりました。

新世代の社会運動は、昔と異なりSNSで簡単に広まり、投稿物が社会運動の参加と認識される時代になっています。

本日はSNS時代の「社会運動」を見ていきましょう。

ハッシュタグで社会運動とは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

2019年10月、「SNS変遷史『いいね!』でつながるしゃかいのゆくえ」(イースト新書)が出版されました。

「SNS変遷史『いいね!』でつながるしゃかいのゆくえ」(イースト新書)

同書はFacebook、twitter、Instagramなどの来歴とともに、それらが支持を集める理由などが紹介されています。

スマホ普及がSNSブームの鍵

スマートフォンの普及と、ユーザー数の拡大は順調に推移しています。
NTT ドコモモバイル社会研究所では、日本国内のスマートフォン及び携帯電話に関する「一般向けモバイル動向調査」を2010年から1年に1回、行っています。

昨年のデータにはなりますが、2019年のデータでは男性82.9パーセント、女性85.0パーセントがスマートフォンを所有しているということがわかりました。
2018年に行われた同様の調査では、男性74.2パーセント・女性74.3パーセントだったことから、かなり多くの人が、1年の間にスマートフォンを持ち始めたということがわかりますね。

性別や年代別で見てみると、2018年の調査で9割以上の人が保有していたのは、男性15歳から24歳・女性15歳から29歳および35歳から39歳でした。
2019年の調査では、男性15歳から49歳・女性15歳から49歳までと拡大。
特に女性の場合、20歳から24歳はスマートフォン保有率100パーセントとなりました。

ここで注目したいのは70歳以上。
高齢者層に限定した場合でも、2018年の調査では男性41.6パーセント・女性41.3パーセントだったのに対し、2019年の調査では男性56.2パーセント・女性53.4パーセントに上昇。
今や過半数の高齢者がスマートフォンを所有しているということがわかります。

NTTドコモ モバイル社会研究所:ケータイ社会白書2019年版

スマートフォンが普及したことで多くの人が利用するようになったのがSNS。
最近では、若者はもちろんですが、高齢世代にもSNSが普及し始めています。



「若年層のSNSを通じたビジュアルコミュニケーション調査」によると、若年の女性ほど情報を探すときに検索エンジンだけでなく、SNSを活用する傾向が指摘されています。
最近では検索エンジンで目的のものを検索するのではなく、Instagramやtwitterなどで商品や情報を検索する人が増えてきているそうです。

Instagramの発表によると、日本のユーザーはハッシュタグ検索を世界平均の3倍使っているそうです。
また、ハッシュタグはtwitterの登場で多くの人が利用するようになったと言われていますが、日本のユーザーは大喜利に使ったり、あるテーマをハッシュタグを冠して意見を発信していく使い方も見られる僧です。

実際にこうしたハッシュタグ人気を踏まえ、Instagramはハッシュタグのフォローも可能。
特定のハッシュタグに対し、新規投稿があった場合、自分のフィード(ホーム画面)に標示させることもできるのです。

社会運動にも発展

世界的なムーブメントとなるハッシュタグはいくつかありますが、最近話題なのは「#BlackLivesMatter」というハッシュタグ。
意味は「黒人の命は大切」です。

今もなお、アメリカではデモなどが行われているあの事件に対する抗議にも利用されていますよね。

日本で今年話題になったのが「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグ。
定年延長を含む検察庁法改正案に対して異議を述べるために多くの著名人が上記ハッシュタグをつけて発信しました。
twitterによるツイート数は1000万件近くに達したそうです。

※とはいえ、内500万ツイートはスパム(同じ内容の文を自動で数万件ツイートし、twitterのトレンド入りさせる手法のこと)ツイートと言われており、あたかも人気があるように見せかけていたという側面もあります。
テレビでは指原莉乃さんが、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけてツイートするよう依頼があった、という旨の発言をしており、同ハッシュタグ自体の信憑性が疑われています(続報についてマスコミは報道せず)。

このように、近年日本でもハッシュタグを活用したツイートなどの投稿によって国が動く自体にも発展してきています。
一昔前のようなデモの新しいスタイルといえるのではないでしょうか?

>>次ページ 人種差別をなくそう「#blacklivematter」で全世界のSNSユーザーが一斉投稿が

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コメント
  1. 今後、政治活動とは異なった社会運動の大きな流れになっていくだろう。
    世代、性別などさまざまセクターでのニーズを政治と連動して解決して
    行く可能性が高くなってきた。

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