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2021年は生活の質を高めてみては?

2021に入り、まだ新型コロナウイルス感染症との戦いは今年も続きそうですが、少しはポジティブに考えたいですね。
ポジティブになるために1つおすすめなのが、「こだわり」を持つことです。
ご自身の生活の質を上げてくれるこだわりの生活習慣などを取り入れることでやる気が出たり、プラスにつながることもあるかもしれません。

本日は新年から考えて欲しい、生活の質が上がる習慣についてご紹介します。

生活の質(QOL)とは?そんなに重要?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

最近よく耳にするのがQOLという言葉。
英語で表記すると「Quality of Life」のことで、生活の質、生命の質という意味がある言葉です。

より良い習慣に囲まれて、質の高い暮らしをする、というよりも肉体的、精神的、社会的、経済的などすべてを含めた生活の質を意味していて、総合して生きがいや満足度、活力という意味も含まれています。
加齢に伴い、身体が不自由になったり、介護が欠かせなくなったり、治療が必要になったりすると、以前と同じような生活を送ることは困難。
こうした状況が長く続けば続くほどQOLは低下してしまう、というわけです。

とりわけ高齢者は定年退職や健康状態の悪化などを起因として、社会とのつながりが希薄なるケースが多く見られ、社会から孤立してしまう人も少なくありません。
社会との接点を持つことで、QOLは向上するので、今現在あまり社会活動に参加していない、という方は地域の催しなどに参加して、社会とのつながりを作ってみてはいかがでしょうか?

QOLの定義

現代のQOLの定義についてさらに詳しく見ていきましょう。

QOLに関する研究は、なんと半世紀も前から行われてきました。
とはいえ、まだまだ新しい考え方なので、定義についてさまざまな議論が交わされています。
WHO(世界保健機関)は1994(平成6)年、QOLを「一個人が生活する文化や価値観のなかで、目標や期待、基準、関心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識」と定義しています。
評価基準として、国際間比較が可能な「WHO/QOL」と呼ばれるQOL基本調査票を開発したのです。

QOL基本調査票は、QOLの構成領域を身体的領域、心理的領域、自立のレベル、社会的関係、生活環境、精神性/宗教/信念の6領域に設定。
各領域をさらに細分化し、質問を設け、その回答を点数として集計する評価法です。

簡易版として用意されているWHO QOL26は身体的領域、心理的領域、社会的関係、環境領域の26の質問について、受験者が過去2週間の生活を思い起こし、どのように感じたか、満足したか、という5段階で評価・採点を行います。

病気の有無を図るのではなく、受験者の「主観的幸福感」を測定するのが大きな特徴でしょう。
点数が高ければ質が高く、低ければ質が低いということになります。

QOLが低下する原因

QOLが低下する原因にはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

冒頭でもお伝えしていますが、年齢を重ねたり、病気を患ったりしたことを起因として、「今まで出来ていた当たり前が出来なくなった」なら、QOLが低下してしまうでしょう。
運動能力の低下や健康状態の悪化は、精神的に落ち込んでしまう上、何かサービスを受けるときは一方的なサービスを受けることになります。
一方的なサービスは「周囲に迷惑をかけてしまっているかもしれない」と思い、落ち込んでしまい、ストレスに繋がってしまうのです。

QOLを向上させるポイントは「その人自身が何を持って幸せとしているのか」「何を大切にしているのか」。
ただ手を貸して快適な暮らしを送ってもらうことが、必ずしもQOLの向上には繋がらないのです。
本人の努力で本来克服できたはずのことも、周囲が手を貸したことで本人の能力が発揮できない、というケースもありますよね。
このような状態に陥ってしまったら、QOLは低下してしまっている状態と言えるのです。

ここまでお伝えしてきましたが、QOLは周りがどう思おうと関係なくて、本人がどう思うか、という主観が大切。
QOLを低下させないためには、自分自身がどう思うのかをしっかりと見つめてみましょう。

ADL

QOLと似たような言葉でADL(Activity of Daily Life)という考え方もあります。
ADLとは日常生活動作と言われていて、介護を考える上で重要な考え方です。

社会生活を送る人間の活動はある程度共通しているもの。
成人しているなら、布団から起きて、顔を洗って、食事をする、トイレに行く、服を着替える、玄関に行く、外に出る、帰宅後は食事、入浴、布団に入る、寝る、ということは多くの人に共通した行動ではないでしょうか?

食事、着替え、排泄、整容、移動、入浴に関しては、特に社会的な生活を送る上で欠かせない個人の活動ですよね。
この個人の活動のことをADLと呼んでいます。
1980年以前の障がい者リハビリテーションはADLの自立が目的でした。
しかし1980年以上はQOLを求める方向へとシフトしていったのです。

長い時間をかけて着替え、頼りないけれど自分の足で歩く。
結果として目的地での活動時間は短くなってしまうかもしれません。
人や機械の力を借りてADLに費やす時間を短縮すれば、目的地での活動時間は長くなります。

QOLは目的地での活動時間を長く確保できれば、自立度はより高くなるという考え方。
ADLができていたとしても、QOLが低ければ満足度は低くなります。
一方で、寝たきりであっても、本人の意思が尊重されていればQOLや満足度はより高くなるでしょう。

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