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在宅時間は「ムード」で楽しむ!簡単に部屋の印象を変えるには「照明」がおすすめ!

特に在宅の時間が増えた今、暗い部屋でずっと過ごすと気持ちも暗くなったりしませんか?

そこでおすすめなのが部屋の照明です。
照明を見直して新たな雰囲気で、気分リフレッシュさせてみませんか?

外出自粛によるストレス…部屋の明るさがこれらに重要な理由は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

部屋の明るさはメンタルコントロールを考える上でも非常に重要な要素です。例えば集中力を高める場所である事務系オフィスや子ども部屋では青白い照明や白い照明が主に利用されていますよね。実際にオフィスを思い浮かべてみると、多くが白い照明でしょう。

対して集中せずにリラックスしたい場所の代表格である自宅では、黄色や赤などあたたかい色調にすることが理想的だと言われています。
このように光と人の心は密接に関わっているのです。
IKEAなどの台頭によって近年流行っている北欧家具。これらの北欧家具はなんとなく優しい色味という印象がありますよね。

北欧生まれの照明器具メーカーというのは多く、デザイン性はもちろんですが、利便性も考えられた照明を数多く販売しています。そもそもうつ病や自殺者対策から光の重要性に気がつき、開発を進めてきたため、照明器具メーカーが多いのだとか。

北欧ではうつ病を起因とする自殺者が多く、その理由のひとつが日照時間が短いこと。冬場は自宅にいる時間がどうしても長くなってしまう北欧の人たちにとって、照明器具は単に部屋を明るく照らす道具という役割以上に、心地よい時間や空間を創るもの、という考え方が根付いている、というわけです。

北欧家具、雑貨、時計などが人気の理由は日照時間が短くて、とても寒い冬季に手作業を極めるという文化によるものも大きいそうです。

【おすすめ北欧スタイル照明の紹介】

日照時間が短いとうつ病になる?

1984(昭和59)年、精神科医のローゼンタールらが「冬季うつ病」をはじめて報告しました。秋から冬にかけてうつ病のような症状が発現し、春先によくなるというサイクルを繰り返すのが冬季うつ病の特徴です。病気の発症時期と季節に関連があるというのが特徴で、直接の原因や生活の変化がないため、うつの原因を特定するのが難しいといわれています。

冬にうつ症状が現れることについては現在まで、かなり研究が進められており、有病率は欧米で1パーセントから10パーセントなのだとか。非常に多いと思いませんか?日本でも同様の調査が行われており、日本では2.1パーセントが冬のうつ病が疑われると報告されました。

発症する年齢は20代前半が多く、特に女性が多いのが特徴。居住地の緯度、年齢、性別によって有病率に差があり、高緯度地方のほうが有病率が高いこともわかっています。さらに気象条件にも影響されやすく、白夜が存在する高緯度地域では有病率が非常に高くなっています。

実際にアメリカ南部のフロリダ州の有病率は約1パーセント。しかし、アラスカ州ではなんと約10パーセントの人が季節性うつ病を抱えていることもわかっています。
関西医科大学の木下教授は、日本でも九州や近畿に少なく、東北や北陸の日本海側に多いとみられると話しています。

より詳しく見ていくと、北海道や秋田では3パーセントから4パーセント台と高く、大阪・名古屋は1パーセント未満という結果が出ているので、北に住んでいる人ほど注意が必要です。

季節によってうつ症状が現れる季節性感情障害(SAD)は「再発性うつ病」と躁状態を間に挟む、増悪を繰り返す「双極性障害」の2種類があります。双極性障害にはさらにうつ状態と躁状態が同じ程度の「双極Ⅰ型障害」と、躁状態が小さい「双極Ⅱ型障害」に分けられ、双極Ⅱ型障害の方が患者数が多いと考えられています。

今までであれば冬場でも外出していた人は多いのではないでしょうか? しかし今年は昨年から続く新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、ステイホーム、外出自粛が求められています。律儀に守って、必要最低限意外は自宅で過ごしている、という方は日照時間が不足している恐れがあります。

冬季うつは冬場にうつ病のような症状が出るということが正しいのではなく、日照時間が短いことでうつ病のような症状が出る、というのが正しい情報。自宅に閉じこもり、日の光を浴びていない方は特にご注意を。

冬季うつ病チェック

  • 倦怠感が常にある
  • 気力が低下した
  • 1日10時間以上の過眠(寝ても寝ても眠い)
  • 炭水化物や甘いものを欲する過食
  • 体重増加

こうした症状が冬場に現れる方は「冬季うつ病」かもしれません。

冬になると体温を上げるため、炭水化物や甘いものを欲する人が増えます。これ自体は生理的に起こるもので仕方の無いことです。冬季うつ病の場合は、これらが異常に発生し、日常生活に支障をきたしてしまいます。もしも冬季うつ病が疑われる場合は精神科、心療内科、神経科といった専門医院を受診しましょう。

だから部屋の照明が肝要

とはいえ、外出はしたくないし、あまり日の光が射し込む家ではない、という方は照明を見直してみませんか?

例えば白い照明と電球色では体感温度も変わるそうですよ。白い光色は緊張感を呼び起こしますが、涼しさや寒々しさも感じるそうです。そのため、夏場はこうした照明の方が涼しく感じるものなのだとか。一方で寒い冬は電球色の照明にすることで、リラックス効果があるだけでなく、暖かさも感じるのだとか。

人間は視覚によって感じる温度が3℃前後変動するそうです。照明はもちろんですが、テーブルウェアやインテリアなどを工夫するだけで、冷暖房効果をより高めることができそうですね。

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>>次ページ ムードを作る?雰囲気を良くする?など目的に合わせた照明の種類を把握して、家に設置できる照明を選ぼう!間接照明のおすすめ

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コメント
  1. 記事内容には興味を持ったが、フォントが小さすぎて読む気が萎える。
    シニア相手のHPならもっとこの点を配慮してください。

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