コロナ自粛の中、改めてパートナーが必要だと感じた人は多い!?
コロナ禍での結婚願望の変化
コロナ禍で将来への不安が増していることが上記アンケートによってわかってきました。結婚観や恋愛観などはどのような変化が見られたのでしょうか?
結婚願望があるかないかを訪ねたところ、「ある」(20.3パーセント)「どちらかといえばある」(25.5パーセント)「ない」(29.2パーセント)「どちらかといえばない」(25.0パーセント)という結果にナリ、「結婚願望はない」と考えている人が多数派。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
「結婚願望がある」の理由では、「精神的に支えてくれるパートナーが必要」が1位で27.4パーセント、「老後の生活が寂しい、不安」(19.3パーセント)、「1人で生活しているのが寂しい、不安」(18.4パーセント)と続きます。
不安の解消や精神的な拠り所を求め、結婚を希望する人が多いようです。
結婚したいと思えない理由について訪ねると、「ひとりで生活するのが好き、快適と感じる」(29.8パーセント)や、「結婚に縛られたくない、自由でいたい」(21.6パーセント)など、自由を求める回答が多い傾向。
一方で「精神的に余裕がない」(15.1パーセント)、「金銭的に余裕がない」(13.8パーセント)、「時間的に余裕がない」(5.5パーセント)など、状況的に結婚できないという回答が41.7パーセントと半数近くを占める結果になりました。
コロナ禍で結婚願望に変化があったかを尋ねたところ、変化なしが91.7パーセントで大多数。一方で結婚願望なしから結婚願望ありに変化したのが6.2パーセント、結婚願望ありから結婚願望なしになったのが2.1パーセントという結果になり、10パーセント近くの人の意識に変化があったようです。
結婚願望が変化した理由を尋ねると、「将来に不安を感じるようになった」が21.4パーセントが最多。
「ひとりの時間が増えて寂しい」「ひとりだと何かあったとき心配」「精神的に頼れる人が欲しい」がいずれも16.7パーセントで2番目に多い結果となりました。
ここでいう不安とは一体どのようなものなのでしょうか?
結婚願望なし→ありへ変化した理由
- 孤独感がある。喜怒哀楽を共有できる人がいれば、寂しさも紛らわせることができると思う(40歳会社員男性)
- 1人の時間は必要だと思うし嫌いではないが、今年のように家にこもることが多くなると誰かに会いたいし、周りの結婚してる友人たちを羨ましく感じるので結婚したくなった(43歳会社員男性)
- 世間から孤立した感覚を味わったから(45歳会社員女性)
- 家族という単位をこんなにも感じたことはなく、不安に感じることが多すぎた(41歳無職女性)
- コロナがいつまで続くか分からないので一人でいるのはあまりにも寂しいし不安(42歳会社員女性)
- 外出規制もされているコロナ禍で、自分自身に何かあった時に高齢の両親に頼ることは出来ないなと感じた(40歳会社員女性)
- 精神的に辛い時に支え合える人が欲しい(45歳会社員女性)
コロナ禍がきっかけで「結婚願望なし」から「結婚願望あり」へ気持ちが変化した人たちは、男女問わず、「孤独感」「寂しさ」が理由だったことがわかります。
万が一の不安から、一緒に支え合って生きていける人が欲しいと感じるようになったという回答が多く見られました。
コロナによる経済状況の悪化により、結婚に消極的になった人も
コロナ禍がきっかけで「結婚願望あり」から「結婚願望なし」へ気持ちが変化したのはこの調査によると4人でした。
うち3人が「結婚にはかなりお金がかかるから」(46歳会社員女性)など経済的な事情を挙げていました。
コロナにより家計が悪化したことで、結婚に消極的になるケースもあるようです。
より詳しい調査の結果は以下からご覧いただけます。
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