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サークル句会

235.02月サークル句会①(01/26~02/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2018.2.7
平成30年2月前半のサークル初句会の選句結果です。今回の一席は、しょうくさんの「雪」句とTOTOROさんの「冬遍路」句の7点句、三席は、さんせんさんの「うすらい」句の6点句でした。一席のしょうくさんの句は、降雪が音を吸い込むとの見立て、同時出句も、凍滝が音を閉じ込めているとの見立てが効いています。TOTOROさんの冬遍路は臨場感を出して秀逸です。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 7点句(◎◎◎◎○○○)
  15.音という音吸い込んで雪つもる        しょうく
  36.七輪を囲む円陣冬遍路            TOTORO
三席 6点句(◎◎◎○○○)
  07.うすらいを割って手水のかなびしゃく     さんせん
5点句(◎◎◎◎○)
  65.人の波大きく揺れて鬼やらひ         panapana
   (◎◎○○○)
  46.裁ち台の古傷撫でつ針供養          雪 子
  78.湯めぐりのうなじに残る余寒かな       さんせん
4点句(◎◎◎○)
  16.音なくて音ある如く滝凍る          しょうく
   (◎○○○)
  79.落柿舎の壁に蓑笠春寒し           利 明
3点句(◎◎○)
  47.探梅や苔の蒸したる歌碑の文字        そよかぜ
  53.八十年住めばふる里福は内          夢追人
  69.焙烙の豆賑やかに春隣            利 明
   (◎○○)
  03.石垣に歴史重ねし名草の芽          翔 行
  40.水仙や海峡滑る機帆船            利 明
   (○○○)
  34.残雪を踏んで高野の奥の院          panapana
2点句(◎○)
  14.熾に水打ってどんどの一日終ふ        方 舟
  23.鬼太郎の妖怪列車春隣            夢追人
  24.草萌えの明るき畦の田を囲む         雪 子
  30.小雪舞ふ朝からざんぶ露天風呂        俊 雪
  51.残る鴨行く鴨灘を広くせり          山椒の実
  52.バス停に遊山の人や春めきぬ         泥 舟
   (○○)
  20.寒明けや肩の重荷の下りるごと        雪 子
  27.恋成就したるや膝に戻る猫          方 舟
  39.神官の木沓六足春隣             TOTORO
  66.広前の神鼓のリズム春隣           TOTORO
  72.みぞるるや箱根古道の七曲り         さんせん
1点句(◎)
  02.威儀正す干支七巡の年男           方 舟
  11.魞挿して水平線を近づける          山椒の実
  19.寒明や遅くまでつく艀の灯          昇 峰
  26.玄関に僧の声する彼岸かな          泥 舟
  54.初午や吹き抜け路地に笛太鼓         panapana
  71.水よりも冷たき風や柳の芽          昇 峰
  75.柳の芽うぶ毛輝く藝術美           Tiger 6
   (○)
  01.青空に蕾ならべて梅二月           昇 峰
  17.堅香子や二上山に皇子の陵          麦 秋
  28.豪雪に吾がハンドルも儘ならず        俊 雪
  29.豪雪や単身赴任の暮らし尚          そよかぜ
  33.覚め易き父母亡き里の虎落笛         さんせん
  35.山門に日差しやはらか春立てり        さんせん
  41.雪嶺を仰ぎどっぷり露天風呂         俊 雪
  58.春浅し息吹を映す京の山           panapana
  61.春うらら山の駅長今不在           麦 秋
  63.春ならひ押されて尖る波頭          山椒の実
  70.水底の鯉の尾なびく寒の明          昇 峰
  74.山羊つなぐ綱二尋や草萌ゆる         方 舟
  77.雪山に抱かれて遊ぶ湯治客          俊 雪
  80.立春よと声に明るき響きあり         山椒の実
無点句
  04.一鉢の家守のごとき君子蘭
  05.凍滝の凍に逆らひ光舞う
  06.薄凍を踏んで登校裾汚し
  08.姥捨ての田を鋤く漢や昼の月
  09.麗らかや道草をして和菓子店
  10.絵踏てふ史実留めたる碑文
  12.沿道に花売る人やお中日
  13.大雪にサラリーマンの足躍る
  18.片栗の蕾の丘に赴任せり
  21.環濠の街迷路めく春の水
  22.紀元節忘れ去られし歌ことば
  25.渓流に糸を垂るるや春兆す
  31.冴返る辻に錆にし鎖塚
  32.先取りの街の装い春寒し
  37.植物園初音に耳をそばだてて
  38.しらすおろし宿の朝餉の一品に
  42.蒼天や孫誕生の梅二月
  43.外歩き出はなをくじく春時雨
  44.空澄みて蝋梅かおり透き通る
  45.焚き上げの祈祷木あまた節替り
  48.チャイナ服太もも割れて春めけり
  49.なんとなく春の気配の陽射して
  50.二月てふ過ぐる速さや九九八
  55.初音して空の匂へるごときかな
  56.早寝して夜半に覚めみる雪明り
  57.腹の穴見せる阿羅漢堂冴ゆる
  59.春一番滑り台をも駆け上がり
  60.春一番欄干つかみ渡る人
  62.春きざす川に光の流れける
  64.柊を挿す門口も雪の底
  67.風伯や臘梅の肌透きとほり
  68.富士仰ぎ口笛乗せて早春賦
  73.ものの芽の脈打つ調べ熊野古道(みち)
  76.山並の硬き白さや春浅し

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

参加者(敬称略)
利 明 麦 秋 雪 子 そよかぜ 泥 舟 TOTORO 山椒の実 翔 行 Tiger6 俊 雪 夢追人 panapana しょうく さんせん 方 舟 昇 峰
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昇峰さん
2018.2.13 21:29
07.うすらいを割って手水のかなびしゃく
15.音という音吸い込んで雪つもる
36.七輪を囲む円陣冬遍路
46.裁ち台の古傷撫でつ針供養
53.八十年住めばふる里福は内
65.人の波大きく揺れて鬼やらひ
69.焙烙の豆賑やかに春隣
79.落柿舎の壁に蓑笠春寒し
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16
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15
方舟さん
2018.2.13 19:40
03・石垣に歴史重ねし名草の芽
07・うすらひを割って手水のかなびしゃくいう
15・音という音吸い込んで雪つもる
24・草萌えの明るき畦の田を囲む
46・裁ち台の古傷撫でつつ針供養
54・初午や吹き抜け路地に笛太鼓
65・人の波大きく揺れて鬼やらひ
71・水よりも冷たき風や柳の芽
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14
さんせんさん
2018.2.13 19:04
さんせん選

 02威儀正す干支七巡の年男
 11.魞挿して水平線を近づける
 16.音なくて音ある如く滝凍る
 26.玄関に僧の声する彼岸かな
 36.七輪を囲む円陣冬遍路
 47.探梅や苔の蒸したる歌碑の文字
 51.残る鴨行く鴨灘を広くせり
 52.バス停に遊山の人や春めきぬ 
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13
しょうくさん
2018.2.13 15:09
しょうく選
   07.うすらいを割って手水のかなびしゃく
   14.熾に水打ってどんどの一日終ふ
   30.小雪舞ふ朝からざんぶ露天風呂
   36.七輪を囲む円陣冬遍路
   53.八十年住めばふる里福は内
   65.人の波大きく揺れて鬼やらひ
   69.焙烙の豆賑やかに春隣
   78.湯めぐりのうなじに残る余寒かな
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12
panapanaさん
2018.2.12 20:50
特選 78.湯めぐりのうなじに残る余寒かな

秀句 20.寒明けや肩の重荷の下りるごと
   36.七輪を囲む円陣冬遍路
   40.水仙や海峡滑る機帆船
   61.春うらら山の駅長今不在
   72.みぞるるや箱根古道の七曲り
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11
夢追人さん
2018.2.12 14:59
特選:15.音という音吸い込んで雪つもる
秀句:07.うすらいを割って手水のかなびしゃく
   34.残雪を踏んで高野の奥の院
   39.神官の木沓六足春隣
   65.人の波大きく揺れて鬼やらひ
   78.湯めぐりのうなじに残る余寒かな
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俊雪さん
2018.2.12 13:35
特選75.柳の芽うぶ毛輝く芸術美

秀句。07.うすらいを割って手水のなかびしゃく
   15.音という音吸い込んで雪つもる
   27.恋成就したるや膝に戻る猫
   36.七輪を囲む円陣冬遍路
   46.裁ち台の古傷撫でつ針供養
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9
Tiger 6さん
2018.2.12 10:08
特選
16.音なくて音ある如く滝凍る
入選
07.うすらいを割って手水のかなびしゃく
33.覚め易き父母亡き里の虎落笛
34.残雪を踏んで高野の奥の院
58.春浅し息吹を映す京の山
77.雪山に抱かれて遊ぶ湯治客
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8
翔行さん
2018.2.12 9:56
特選
47 探梅や苔の蒸したる歌碑の文字
入選
24 草萌えの明るき畔の田を囲む
27 恋成就したるや膝に戻る猫
72 みぞるるや箱根古道の七曲り
78 湯めぐりのうなじに残る余寒かな
79 落柿舎の壁に蓑笠春寒し
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7
山椒の実さん
2018.2.11 21:00
特選
40.水仙や海峡滑る機帆船

入選
03.石垣に歴史重ねし名草の芽
23.鬼太郎の妖怪列車春隣
46.裁ち台の古傷撫でつ針供養
66.広前の神鼓のリズム春隣
79.落柿舎の壁に蓑笠春寒し
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6
TOTOROさん
2018.2.11 20:22
特選 16.音なくて音ある如く滝凍る
入選
15.音という音吸い込んで雪つもる
28.豪雪に吾がハンドルも儘ならず
47.探梅や苔の蒸したる歌碑の文字
70.水底の鯉の尾なびく寒の明
78.湯めぐりのうなじに残る余寒かな
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5
泥舟さん
2018.2.11 20:05
特選
19 寒明や遅くまでつく艀の灯
入選
03 石垣に歴史重ねし名草の芽
35 山門に日差しやはらか春立てり
41 雪嶺を仰ぎどっぷり露天風呂
46 裁ち台の古傷撫でつ針供養
69 焙烙の豆賑やかに春隣
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4
そよかぜさん
2018.2.11 19:47
特選
15.音という音吸い込んで雪つもる
秀句
16.音なくて音ある如く滝凍る
20.寒明けや肩の重荷の下りるごと
40.水仙や海峡滑る機帆船
51.残る鴨行く鴨灘を広くせり
63.春ならひ押されて尖る波頭
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3
雪子さん
2018.2.11 16:14
特選
36 七輪を囲む円陣冬遍路

入選
01 青空に蕾ならべて梅二月
15 音という音吸い込んで雪つもる
34 残雪を踏んで高野の奥の院
52 バス停に遊山の人や春めきぬ
80 立春よと声に明るき響きあり
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2
麦秋さん
2018.2.11 11:08
特選
65.人の波大きく揺れて鬼やらひ
秀句
30.小雪舞ふ朝からざんぶ露天風呂
36.七輪を囲む円陣冬遍路
39.神官の木沓六足春隣
53.八十年住めばふる里福は内
79.落柿舎の壁に蓑笠春寒し
0人がいいねと言っています
1
利明さん
2018.2.11 10:36
特選
23 鬼太郎の妖怪列車春隣
入選
14 熾に水打つてどんどの一日終ふ
17 堅香子や二上山に皇子の陵
29 豪雪や単身赴任の暮らし尚
66 広前の神鼓のリズム春隣
74 山羊つなぐ綱二尋や草萌ゆる
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