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サークル句会

251.10月サークル句会①(09/26~10/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2018.10.7
10月前半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、麦秋さんの「夜寒」句と、さんせんさんの「紅葉」句が同じ6点句、三席は、昇峰の「水澄む」句の5点句でした。三句とも、俳句に何度も使われている素材ですので、新鮮味は乏しいかもしれません。作り方、表現法で形の出来ている俳句ということでの評価と言えます。来回もまたよろしくお願い申し上げます。

一席 6点句(◎◎○○○○)
  14.瓦斯燈の川面に揺るる夜寒かな         麦 秋
  15.旧館の小窓に絡む蔦紅葉            さんせん
三席 5点句(◎◎◎◎○)
  07.石垣の反りを映して水澄めり          昇 峰
5点句(◎○○○○)
  48.廃坑の道を閉ざして吾亦紅           さんせん
4点句(◎◎◎◎)
  27.白抜きの豆の暖簾や新豆腐           利 明
   (◎○○○)
  06.鳩や塔暮れ残る柿の秋             昇 峰
  63.巫女さんの笑い声洩れ神の留守         しょうく
   (○○○○)
  08.一舟の舳先かすめて鰡飛べり          昇 峰
3点句(◎◎◎)
  53.ひとり居の母の安否や秋すだれ         さんせん
  67.山の気を肺腑に満たす星月夜          TOTORO
   (◎◎○)
  11.薄紅葉昔とどむる門構             昇 峰
  26.錠剤の一つ増えたり蚯蚓なく          そよかぜ
  74.時の鐘小江戸に釣瓶落としかな         panapana
2点句(◎◎)
  22.狛犬に闇の深まるちちろ虫           TOTORO
  61.ほろ苦き野の味かすか零余子飯         しょうく
   (◎○)
  01.青垣に刺さる稲妻今宵また           苦 瓜
  23.山門に覗く楓の薄紅葉             さんせん
  32.増水の土手に溺るる曼珠沙華          さんせん
  36.単線を通す山裾芋の露             TOTORO
  54.ビルの街四角の空の月見かな          しょうく
   (○○)   
  04.鮎くだる命を繋ぐ旅路かな           翔 行
  58.ほうじ茶の香り漂う秋の暮れ          そよかぜ
  64.水澄むや湖底に現るる分教場          利 明
  71.秋高し和服好みの異邦人            panapana
  73.警報音待つ間の長き夜寒かな          panapana
  75.リハビリの杖と歩みし秋の空          panapana
1点句(◎)  
  28.真円に投網波立つ十三夜            方 舟
  29.新調の眼鏡を試す秋灯下            そよかぜ
  37.重陽を重ねてすでに八十路過ぐ         cosi cosi
  55.二つ程峠を越へて初紅葉            泥 舟
  66.名月を右や左に山手線             利 明
  70.黎明の洗面の水秋告げる            しょうく
   (○)
  18.九十九里浜の砂紋や十三夜           方 舟
  31.冷まじや焔背負へる黒不動           麦 秋          
  41.都井岬茶屋で一服馬肥ゆる           翔 行
  44.敦煌の壁画の模写や萩の寺           苦 瓜
  46.鍋囲み孫の笑顔に秋深し            Tiger 6
  56.ふと気付くほどのそよかぜ鵙日和        昇 峰
  68.山の幸一籠とどく十三夜            方 舟
無点句
  02.紫陽花や蹴鞠のごとく風が撞く
  03.紫陽花をゆっくり避けて車椅子
  05.荒野らに取り残さるる吾亦紅
  09.一筆を添へて新米義母より来
  10.いま鳴きし鳥は何ぞや鱗雲
  12.運動会孫と駆けっこ息が切れ
  13.御嶽の登山再開天髙し
  16.桐一葉独り暮らしも十余年
  17.銀杏を踏まずに歩む君と僕
  19.兼六園縄の芸術冬支度
  20.公園の紅葉見ずにアイス食べ
  21.小流れの水澄み過疎のいよよかな
  24.終活の楽しと思う鵙日和
  25.秋暁や山路をいそぐ修行僧
  30.掬ふ手の新米蒼く冷たかり
  33.体育の日オリンピックはすぐそこに
  34.体育の日ヨガ教室の門叩く
  35.台風の迫る予報に息を呑む
  38.月煌々瀬戸内海ゆくクルーズ船
  39.手捻りに煎茶薄めの夜長かな
  40.天高し室堂平日本晴
  42.遠山の夕日短し吾亦紅
  43.鳥よけの網に戸惑い赤とんぼ
  45.蜻蛉の群れ飛ぶ中に埋まりけり
  47.残る蚊の待ち受けてゐる奥社
  49.初紅葉背に受け鎮守詣でかな
  50.花明かりひそと寄り添うクチナシが
  51.バラ一輪手話を聞いてる窓際で
  52.帆舟の大回転や鰡飛躍
  57.保育所の屋外授業柿簾
  59.奉納の俵どっしり今年米
  60.星月夜火を噴く島やアリューシャン
  62.ままならぬ思ひの丈や暮の秋
  65.虫の声晶子生家の釣瓶跡
  69.予後の身に重荷となりし冬支度
  72.観覧車ゆらりゆらりと秋高し

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
麦 秋 TOTORO 泥 舟 そよかぜ 利 明 Tiger6 翔 行 苦 瓜 panapana しょうく 方 舟 さんせん 山椒の実 昇 峰

選句中(敬称略)
cosi cosi  
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1
11ページ
14
昇峰さん
2018.10.14 20:03
14.瓦斯燈の川面に揺るる夜寒かな
15.旧館の小窓に絡む蔦紅葉
23.山門に覗く楓の薄紅葉
27.白抜きの豆の暖簾や新豆腐
53.ひとり居の母の安否や秋すだれ
55.二つ程峠を越へて初紅葉
61.ほろ苦き野の味かすか零余子飯
63.巫女さんの笑い声洩れ神の留守
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13
山椒の実さん
2018.10.14 19:38
特選
07.石垣の反りを映して水澄めり
入選
06斑鳩や塔暮れ残る柿の秋
08.一舟の舳先かすめて鰡飛べり
14.瓦斯燈の川面に揺るる夜寒かな
18.九十九里浜の砂紋や十三夜
75.リハビリの杖と歩みし秋の空
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12
さんせんさん
2018.10.13 22:12
さんせん選
 
 01.青柿に刺さる稲妻今宵また
 07.石垣の反りを映して水澄めり
 11.薄紅葉昔とどむる門構
 27.白抜きの豆の暖簾や新豆腐
 29.新調の眼鏡を試す秋灯下
 61.ほろ苦き野の味かすか零余子飯
 67.山の気を肺腑に満たす星月夜
 74.時の鐘小江戸に釣瓶落としかな
 
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11
方舟さん
2018.10.13 20:58
07・石垣の反りを映して水澄めり
22・狛犬に闇の深まるちちろ虫
26・錠剤の一つ増えたり蚯蚓なく
27・白抜きの豆の暖簾や新豆腐
36・単線を通す山裾芋の露
53・一人居の母の安否や秋すだれ
67・山の気を肺腑に滿たす星月夜
70・黎明の洗面の水秋告げる
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10
しょうくさん
2018.10.13 17:23
しょうく選
  07.石垣の反りを映して水澄めり
  14.瓦斯燈の川面に揺るる夜寒かな
  28.真円に投網波立つ十三夜
  32.増水の土手に溺るる曼珠沙華
  37.重陽を重ねてすでに八十路過ぐ
  48.廃坑の道を閉ざして吾亦紅
  53.ひとり居の母の安否や秋すだれ
  66.名月を右や左に山手線
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9
panapanaさん
2018.10.13 10:09
特選 26.錠剤の一つ増えたり蚯蚓なく

秀句 04. 14. 41. 54. 64.
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8
苦瓜さん
2018.10.13 8:12
特選。27
秀句。06・08・58・63・73
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7
翔行さん
2018.10.12 17:25
特選
15 旧館の小窓に絡む蔦紅葉 

入選
11 薄紅葉昔とどむる門構
46 鍋囲み孫の笑顔に秋深し
48 廃坑の道を閉ざして吾亦紅
63 巫女さんの笑い声漏れ神の留守
75 リハビリの杖と歩みし秋の空 
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6
Tiger 6さん
2018.10.11 20:42
特選
67.山の気を肺腑に満たす星月夜

入選
23.山門に覗く楓の薄紅葉
63.巫女さんの笑い声洩れ神の留守
64.水澄むや湖底に現るる分教場
71.秋高し和服好みの異邦人
74.時の鐘小江戸に釣瓶落としかな
0人がいいねと言っています
5
利明さん
2018.10.11 16:16
特選
74 時の鐘小江戸に釣瓶落しかな
入選
06 斑鳩や塔暮れ残る柿の秋
14 瓦斯灯の川面に揺るる夜寒かな
15 旧館の小窓に絡む蔦紅葉
31 冷まじや焔背負へる黒不動
73 警報音待つ間の長き夜寒かな
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4
そよかぜさん
2018.10.11 15:48
特選
54.ビルの街四角の空の月見かな
秀句
07.石垣の反りを映して水澄めり
08.一舟の舳先かすめて鰡飛べり
15.旧館の小窓に絡む蔦紅葉
36.単線を通す山裾芋の露
68.山の幸一籠とどく十三夜
0人がいいねと言っています
3
泥舟さん
2018.10.11 15:16
特選
11 薄紅葉昔とどむる門構
入選
14 瓦斯燈の川面に揺るる夜寒かな
15 旧館の小窓に絡む蔦紅葉
32 増水の土手に溺るる曼珠沙華
44 敦煌の壁画の模写や萩の寺
48 廃坑の道を閉ざして吾亦紅
0人がいいねと言っています
2
TOTOROさん
2018.10.11 14:23
特選 06斑鳩や塔暮れ残る柿の秋

秀句
04.鮎くだる命を繋ぐ旅路かな
08.一舟の舳先かすめて鰡飛べり
48.廃坑の道を閉ざして吾亦紅
56.ふと気付くほどのかはかぜ鵙日和
58.ほうじ茶の香り漂う秋の暮れ
0人がいいねと言っています
1
麦秋さん
2018.10.11 13:30
特選
22.狛犬に闇の深まるちちろ虫
秀句
01.青垣に刺さる稲妻今宵また
15.旧館の小窓に絡む蔦紅葉
26.錠剤の一つ増えたり蚯蚓なく
48.廃坑の道を閉ざして吾亦紅
71.秋高し和服好みの異邦人
0人がいいねと言っています
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