259.02月サークル句会①(01/26~02/10)
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トピック作成者:昇峰 さん2019.2.8
2月前半のサークル句会の選句結果です。今回の一席は、苦瓜さんの「臘梅」の6点句、二席は、さんせんさんの「冴返る」の5点句、三席は利明さんの「日脚伸ぶ」の4点句でした。サークル句会終了後、秩父の宝登山へ臘梅を見に行きましたが、今年は遅いようでまだ4分咲きでした。来回もよろしくお願い申し上げます。
一席 6点句(◎◎◎◎○○)
60.蠟梅の匂仄かに躙口 苦 瓜
二席 5点句(◎◎○○○)
20.冴え返る板廊長き永平寺 さんせん
三席 4点句(◎◎◎○)
08.改札にてくてくマップ日脚伸ぶ 利 明
4点句(◎◎○○)
13.切通し抜けて二月の海に会ふ 昇 峰
52.身を縮め拝む御堂の余寒かな さんせん
(◎○○○)
25.潮風にゆれる花菜や安房の道 panapana
3点句(◎◎◎)
34.長老の炉端話や湯治宿 昭 子
(◎◎○)
37.難解なサインコサイン春寒し 孤 山
46.冬桜仄かに匂ふ仁王門 麦 秋
(◎○○)
30.水牛に曳かれて渡る干潟かな 苦 瓜
54.雪解や一隧道の繋ぐ村 昇 峰
56.立春や日差しに弾む水車の音 panapana
(○○○)
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり 方 舟
2点句(◎◎)
31.早春のときめく旅や電子地図 panapana
53.夕暮の運河の淀み多喜二の忌 孤 山
(◎○)
09.がうがうと音を溶かして雪解川 昇 峰
38.残したき平成ひと句春浅し panapana
39.花石蕗や煙はうすく登り窯 苦 瓜
(○○)
04.梅が香を風の運びし石舞台 方 舟
45.春めくや気持浮き立つ小買物 孤 山
1点句(◎)
02.淡雪の触れなば消えん百度石 さんせん
05.梅二月昼まで閉ざす庵の門 昇 峰
16.公園の水も動かず冬深し しょうく
17.紅梅の影に師の句碑彫深く 方 舟
27.白魚の手先で紡ぐ来世路 Tiger 6
40.春寒や固く閉ざしし神輿蔵 昇 峰
44.春めきし古都に溢れる異邦人 panapana
57.龍の玉茶室に活けて客を待つ 麦 秋
58.流氷の軋む音聞く夕べかな 孤 山
(○)
01.あの頃の褞袍の父や古時計 昭 子
07.縁側の揺り椅子止まる春日向 利 明
22.さらさらと竹の葉擦れや夜の雪 昭 子
26.春雷や主なき部屋の温度計 翔 行
41.春雨や箪笥に亡妻の古財布 翔 行
42.春立つや渓流に音戻り来ぬ さんせん
48.また同じこと言う友を寒見舞い しょうく
49.水光る糺の森や春の朝 苦 瓜
55.雪間から土の香りと命の香 しょうく
無点句
03.抱きたる稚の目線に梅咲けり
10.寒の晴れ白雲ひとつ流れてゆく
11.祈願する母子にふふみし梅一樹
12.帰船待つ頬の冷たく明の風
14.草青む古城の壁の隙間にも
15.厨隅鬼追い疲れ豆転げ
18.古備前の雛も並びて婆の唄
19.篠笛の丘に響くや春を待つ
21.ささやかな願ひを籠めて豆を撒き
23.残雪に豊作祈る型残る
24.残雪に淀の流れも勢を増し
28.白魚も大挙押し寄せ扉明け
29.白魚や天に飛び跳ね生を知る
32.僧の引く砂の波紋や冴え返る
33.大仏の餡パンずしり山笑ふ
35.追儺豆掃く早朝の清々し
36.時切れのなら町に鹿冴返る
43.春近き小さな公園太極拳
47.冬空や身を寄合うて小浜かな
50.紊れたる特攻寄せ書き寒き春
51.みちのくの山は墓標や春淡し
59.林立のタワークレーン春立てり
評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
麦 秋 Tiger6 孤 山 昭 子 翔 行 利 明 苦 瓜 panapana しょうく 方 舟 さんせん 昇 峰
一席 6点句(◎◎◎◎○○)
60.蠟梅の匂仄かに躙口 苦 瓜
二席 5点句(◎◎○○○)
20.冴え返る板廊長き永平寺 さんせん
三席 4点句(◎◎◎○)
08.改札にてくてくマップ日脚伸ぶ 利 明
4点句(◎◎○○)
13.切通し抜けて二月の海に会ふ 昇 峰
52.身を縮め拝む御堂の余寒かな さんせん
(◎○○○)
25.潮風にゆれる花菜や安房の道 panapana
3点句(◎◎◎)
34.長老の炉端話や湯治宿 昭 子
(◎◎○)
37.難解なサインコサイン春寒し 孤 山
46.冬桜仄かに匂ふ仁王門 麦 秋
(◎○○)
30.水牛に曳かれて渡る干潟かな 苦 瓜
54.雪解や一隧道の繋ぐ村 昇 峰
56.立春や日差しに弾む水車の音 panapana
(○○○)
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり 方 舟
2点句(◎◎)
31.早春のときめく旅や電子地図 panapana
53.夕暮の運河の淀み多喜二の忌 孤 山
(◎○)
09.がうがうと音を溶かして雪解川 昇 峰
38.残したき平成ひと句春浅し panapana
39.花石蕗や煙はうすく登り窯 苦 瓜
(○○)
04.梅が香を風の運びし石舞台 方 舟
45.春めくや気持浮き立つ小買物 孤 山
1点句(◎)
02.淡雪の触れなば消えん百度石 さんせん
05.梅二月昼まで閉ざす庵の門 昇 峰
16.公園の水も動かず冬深し しょうく
17.紅梅の影に師の句碑彫深く 方 舟
27.白魚の手先で紡ぐ来世路 Tiger 6
40.春寒や固く閉ざしし神輿蔵 昇 峰
44.春めきし古都に溢れる異邦人 panapana
57.龍の玉茶室に活けて客を待つ 麦 秋
58.流氷の軋む音聞く夕べかな 孤 山
(○)
01.あの頃の褞袍の父や古時計 昭 子
07.縁側の揺り椅子止まる春日向 利 明
22.さらさらと竹の葉擦れや夜の雪 昭 子
26.春雷や主なき部屋の温度計 翔 行
41.春雨や箪笥に亡妻の古財布 翔 行
42.春立つや渓流に音戻り来ぬ さんせん
48.また同じこと言う友を寒見舞い しょうく
49.水光る糺の森や春の朝 苦 瓜
55.雪間から土の香りと命の香 しょうく
無点句
03.抱きたる稚の目線に梅咲けり
10.寒の晴れ白雲ひとつ流れてゆく
11.祈願する母子にふふみし梅一樹
12.帰船待つ頬の冷たく明の風
14.草青む古城の壁の隙間にも
15.厨隅鬼追い疲れ豆転げ
18.古備前の雛も並びて婆の唄
19.篠笛の丘に響くや春を待つ
21.ささやかな願ひを籠めて豆を撒き
23.残雪に豊作祈る型残る
24.残雪に淀の流れも勢を増し
28.白魚も大挙押し寄せ扉明け
29.白魚や天に飛び跳ね生を知る
32.僧の引く砂の波紋や冴え返る
33.大仏の餡パンずしり山笑ふ
35.追儺豆掃く早朝の清々し
36.時切れのなら町に鹿冴返る
43.春近き小さな公園太極拳
47.冬空や身を寄合うて小浜かな
50.紊れたる特攻寄せ書き寒き春
51.みちのくの山は墓標や春淡し
59.林立のタワークレーン春立てり
評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。
選者(敬称略)
麦 秋 Tiger6 孤 山 昭 子 翔 行 利 明 苦 瓜 panapana しょうく 方 舟 さんせん 昇 峰
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12
08.改札にてくてくマップ日脚伸ぶ
20.冴え返る板廊長き永平寺
30.水牛に曳かれて渡る干潟かな
34.長老の炉端話や湯治宿
52.身を縮め拝む御堂の余寒かな
53.夕暮の運河の淀み多喜二の忌
58.流氷の軋む音聞く夕べかな
60.蠟梅の匂仄かに躙口
20.冴え返る板廊長き永平寺
30.水牛に曳かれて渡る干潟かな
34.長老の炉端話や湯治宿
52.身を縮め拝む御堂の余寒かな
53.夕暮の運河の淀み多喜二の忌
58.流氷の軋む音聞く夕べかな
60.蠟梅の匂仄かに躙口
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11
さんせん選
05.梅二月昼まで閉ざす庵の門
09.がうがうと音を溶かして雪解川
13.切通し抜けて二月の海に会ふ
16.公園の水も動かず冬深し
25.潮風に揺れる花菜や安房の道
34.長老の炉端話や湯治宿
37.難解なサインコサイン春寒し
54.雪解や一隧道の繋ぐ村
05.梅二月昼まで閉ざす庵の門
09.がうがうと音を溶かして雪解川
13.切通し抜けて二月の海に会ふ
16.公園の水も動かず冬深し
25.潮風に揺れる花菜や安房の道
34.長老の炉端話や湯治宿
37.難解なサインコサイン春寒し
54.雪解や一隧道の繋ぐ村
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10
08・改札にてくてくマップ日脚伸ぶ
20・冴え返る板廊長き永平寺
37・難解なサインコサイン春寒し
39・花石蕗や煙りはうすく登り窯
40・春寒や固く閉ざしし神輿蔵
44・春めきし古都に溢れる異邦人
46・冬桜仄かに匂ふ仁王門
53・夕暮の運河の淀み多喜二の忌
20・冴え返る板廊長き永平寺
37・難解なサインコサイン春寒し
39・花石蕗や煙りはうすく登り窯
40・春寒や固く閉ざしし神輿蔵
44・春めきし古都に溢れる異邦人
46・冬桜仄かに匂ふ仁王門
53・夕暮の運河の淀み多喜二の忌
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9
しょうく選
02.淡雪の触れなば消えん百度石
08.改札にてくてくマップ日脚伸ぶ
13.切通し抜けて二月の海に会ふ
27.白魚の手先で紡ぐ来世路
38.残したき平成ひと句春浅し
46.冬桜仄かに匂ふ仁王門
56.立春や日差しに弾む水車の音
60.蠟梅の匂仄かに躙口
02.淡雪の触れなば消えん百度石
08.改札にてくてくマップ日脚伸ぶ
13.切通し抜けて二月の海に会ふ
27.白魚の手先で紡ぐ来世路
38.残したき平成ひと句春浅し
46.冬桜仄かに匂ふ仁王門
56.立春や日差しに弾む水車の音
60.蠟梅の匂仄かに躙口
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6
特選
60.蠟梅の匂仄かに躙口
入選
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり
13.切通し抜けて二月の海に会ふ
20.冴え返る板廊長き永平寺
30.水牛に曳かれて渡る干潟かな
41.春雨や箪笥に亡妻の古財布
60.蠟梅の匂仄かに躙口
入選
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり
13.切通し抜けて二月の海に会ふ
20.冴え返る板廊長き永平寺
30.水牛に曳かれて渡る干潟かな
41.春雨や箪笥に亡妻の古財布
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5
特選
31 早春のときめく旅や電子地図
入選
20 冴え返る板廊長き永平寺
25 潮風にゆれる花菜や安房の道
37 難解なサインコサイン春寒し
55 雪間から土の香りと命の香
56 立春や日差しに弾む水車の音
31 早春のときめく旅や電子地図
入選
20 冴え返る板廊長き永平寺
25 潮風にゆれる花菜や安房の道
37 難解なサインコサイン春寒し
55 雪間から土の香りと命の香
56 立春や日差しに弾む水車の音
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4
特選
17.紅梅の影に師の句碑彫深く
入選
07.縁側の揺り椅子止まる春日向
20.冴え返る板廊長き永平寺
25.潮風にゆれる花菜や安房の道
54.雪解や一隧道の繋ぐ村
60.蝋梅の匂仄かに躙口
17.紅梅の影に師の句碑彫深く
入選
07.縁側の揺り椅子止まる春日向
20.冴え返る板廊長き永平寺
25.潮風にゆれる花菜や安房の道
54.雪解や一隧道の繋ぐ村
60.蝋梅の匂仄かに躙口
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3
特選
60 蠟梅の匂仄かに躙口
入選
04 梅が香を風の運びし石舞台
08 改札にてくててくマップ日脚伸ぶ
09 がうがうと音を溶かして雪解川
30 水牛に曳かれて渡る干潟かな
52 身を縮め拝む御堂の余寒かな
60 蠟梅の匂仄かに躙口
入選
04 梅が香を風の運びし石舞台
08 改札にてくててくマップ日脚伸ぶ
09 がうがうと音を溶かして雪解川
30 水牛に曳かれて渡る干潟かな
52 身を縮め拝む御堂の余寒かな
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2
特選
52.身を縮め拝む御堂の余寒かな
入選
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり
25.潮風にゆれる花菜や安房の道
38.残したき平成ひと句春浅し
39.花石蕗や煙はうすく登り窯
45.春めくや気持浮き立つ小買物
52.身を縮め拝む御堂の余寒かな
入選
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり
25.潮風にゆれる花菜や安房の道
38.残したき平成ひと句春浅し
39.花石蕗や煙はうすく登り窯
45.春めくや気持浮き立つ小買物
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1
特選
31.早春のときめく旅や電子地図
秀句
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり
49.水光る糺の森や春の朝
54.雪解や一隧道の繋ぐ村
56.立春や日差しに弾む水車の音
60.蠟梅の匂仄かに躙口
31.早春のときめく旅や電子地図
秀句
06.梅見茶屋小さき座布団並びけり
49.水光る糺の森や春の朝
54.雪解や一隧道の繋ぐ村
56.立春や日差しに弾む水車の音
60.蠟梅の匂仄かに躙口