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サークル句会

273.09月サークル句会①(08/26~09/10)

昇峰さん
トピック作成者:昇峰 さん
2019.9.8
九月前半のサークル句会の選句結果です。今月の一席は、方舟さんの「赤とんぼ」句、二席は、さんせんさんの「稲」句、三席は昇峰の「葛の花」句でした。コメントは皆さんの各々の鑑賞にゆずります。選者13名、選句票86点の中で、取敢えず順番をつけましたが、特に抜き出て選ばれる佳句はなかったようです。来回は8点を目指して頑張りましょう。

一席  4点句(◎◎○○) 
  42.雑念の無き釣り竿に赤とんぼ            方 舟
二席  4点句(◎○○○)
  14.稲穂波分けて一両電車かな             さんせん
三席  4点句(○○○○)
  24.街道に残る馬子唄葛の花              昇 峰

3点句(◎◎◎)
  85.二坪の家庭菜園豊の秋               孤 山
  105.夕映えの畦にかたまる曼珠沙華           孤 山
   (◎◎○)
  02.秋扇あふぎて話逸らしけり             昇 峰
  12.漁火やいつか紛れて天の川             昭 子
  58.代官の土下座に果つる村芝居            利 明
   (◎○○)
  09.朝霧の中より出づる渡し舟             苦 瓜
  99.山囲む民話の里や星月夜              昇 峰
   (○○○)
  03.秋風の抜ける改札無人駅              panapana
  04.秋風や朗吟響く古城跡               苦 瓜
2点句(◎◎)
  69.道産子の馬の鼻ずら赤とんぼ            方 舟
  76.二百十日地球自転の軸傾ぐ             山椒の香
 100.山肌を連なるリフト花芒              方 舟
   (◎○) 
  83.ひとり身の作る味噌汁秋の暮            翔 行
   (○○)
  40.五百羅漢ひしめく苑や昼の虫         方 舟
  48.信濃路の車窓にりんごまたりんご          panapana
1点句(◎)
  10.朝の影徐々に広がる芒原              方 舟
  18.末枯や周回遅れの駆け競べ             孤 山
  25.顔知らぬ父なりとても魂迎え            昭 子
  26.嵩上げの土手を仰ぐや赤のまま           利 明
  30.北国の馬柵に休む赤蜻蛉              麦 秋
  36.茣蓙かぶるゴリラの孤独秋思かな          翔 行
  47.残暑なほ紀伊の梅干しお茶請けに          翔 行
  59.大都会の麻痺を顕わに厄日過ぐ           山椒の香
  63.丹念に菊を育てて白髪に              麦 秋
  65.月中天慈光あまねく里眠る             昭 子
  66.露の宿下駄の鼻緒のしめりかな           山椒の香
  81.花葛の切岸揺るる日和風              利 明
  87.降りしきる雨搔き分けて稲光            孤 山
  89.分校を囲む稲田の黄金なす             さんせん
  90.糸瓜水きれいな人に貰ひけり            昇 峰
  92.放牧の牛の一声草の花               孤 山
  102.闇に浮く七堂伽藍星月夜              昇 峰
   (○) 
  08.朝顔や江戸の面影谷中かな             昭 子
  17.渦潮をわたる大橋秋の晴              方 舟
  21.老いてなほ矍鑠として温め酒            孤 山
  23.奥祖谷の民家の宿や星祭              苦 瓜
  27.風の盆哀切深き胡弓かな              麦 秋
  37.国境も県境もなく稲雀               昇 峰
  41.勤行の声厨より萩の寺               昭 子
  62.辰子像水面に揺らぎ豊の秋             翔 行
  67.テキサスの大地呑み込む秋夕焼           翔 行
  68.電柱に寄り添ふ芒風に揺れ             panapana
  70.となめして江戸川渡る赤蜻蛉            麦 秋
  71.灯りそむ見番小路十三夜              昇 峰
  72.鳥渡る丸き地球を俯瞰して             利 明
  74.なみなみとそそぐ手酌や秋涼し           さんせん
  91.奉納の名前くっきり今年米             山椒の香
 103.病みてなお心遊ばす花野かな            昭 子 
  111.霊泉の喉に染み入る秋暑し             さんせん
無点句
  01.秋一番勝って故郷想いけり
  05.秋場所や結びの一番湧く声援
  06.明け方の雨に秋めき路の草
  07.明けそむる尾根の笹原露浄土
  11.あれこれと思ひのめぐり灸花  
  13.一天に大き円描く星月夜
  15.色づきて富士の麓の稲田かな
  16.鰯雲赤ちゃん抱き渡し舟
  19.駅前の天空占拠椋の群
  20.笑み美しきナースの黒子秋日和
  22.おきっぱなし自転車捉え藪枯らし
  28.画仙紙に墨の香にほう秋暑かな
  29.雁の声わたりゆく湖の上
  31.国中の雲一つなき厄日かな
  32.熊谷に世界の若人集う闘球場
  33.熊谷に台風去りて闘球(ラグビー)来たる
  34.暮六つを暫し忙しき法師蝉
  35.紅白の萩に覆はる墓石かな
  38.子供にも抜かれる自転車秋の暮
  39.このあたり遊女墓なりをみなめし
  43.錆鮎の水に研がるる流れやう
  44.さ迷ひし夢まぼろしや風の盆
  45.爽やかに刀剣振う湖岸かな
  46.山陰を映す榛名湖渡り鳥
  49.秋爽や八つの峰々胸に屹つ
  50.秋灯す立ち飲みに寄る若気かな
  51.新道の側壁這ふや葛の花
  52.新涼や燗の加減を確かめて
  53.新涼やペディキュア紅の艶やかに
  54.鈴虫を聞けば懐かし過去の事 
  55.蟬時雨山門上の異国人
  56.蝉時雨響く小径を選び行く
  57.爽籟や栗毛の青の颯爽と
  60.台風の予報しきりに今朝の晴
  61.高台に心癒さる月見かな
  64.檀林の唱和を乱すつくつくし
  73.どんぐりや筋トレ励む老いふたり
  75.苦瓜の揺るる校庭農学部
  77.廃屋やひたと哀愁秋の風
  78.八月尽昭和史そっと読み終わる
  79.八朔の寺に採りたて供え物
  80.八朔や歌舞伎に集ふ農夫婦
  82.花槿落ちて静けし日の残り
  84.藤袴弓引く袴の女高生
  86.ふと目覚め深夜のラジオ夜長かな
  88.故郷の香りそのまま梨届く
  93.放浪記昭和は親し夜長かな
  94.干され吊るされ玉蜀黍の処刑
  95.満月や世界の若人集う闘球(ラグビー)
  96.水引の花楚々と風の中
  97.身に入むや戻らぬ子待つ夜の駅
  98.蚯蚓啼く小布施に残す北斎館
  101.闇迫る器材置き場や虫しぐれ
  104.夕月や無言で去りし君のこと
  106.闘球(ラグビー)や秋芝滑りトライあげ
  107.闘球や押せ押せ押せよライン越し
  108.闘球や芝滑走しトライあげ
  109.リハビリの踏み出す一歩露けしや
  110.流灯や父の十八番の酒屋唄
  112.路地裏の古きアパート月冴ゆる

評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

選者(敬称略)
麦 秋 孤 山 利 明 翔 行 Tiger6 山椒の香 苦 瓜 panapana しょうく 方 舟 さんせん 昭 子 昇 峰
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1
11ページ
14
昇峰さん
2019.9.15 21:30
10.朝の影徐々に広がる芒原
すすき野を朝日がゆっくり上っていく景。
58.代官の土下座に果つる村芝居
勧善懲悪は庶民の一番人気、水戸黄門か。
59.大都会の麻痺を顕わに厄日過ぐ
大都会に潜むもろさの露呈。
66.露の宿下駄の鼻緒のしめりかな
t「露の宿」…どんな宿でしょう。想像が膨らみます。
69.道産子の馬の鼻ずら赤とんぼ
のどかな牧歌。
85.二坪の家庭菜園豊の秋
二坪でも心豊かにしてくれそうです。
92.放牧の牛の一声草の花
草の花の斡旋が見事。
100.山肌を連なるリフト花芒
すすき野の広がる一大展望。
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13
昭子さん
2019.9.15 15:52
特選 
102.闇に浮く七堂伽藍星月夜
天と地の景を余すところなく描き、悠久の時の流れをイメージさせる
素晴らしい一句。上五がよく効いていると思いました。


入選
02.秋扇あふぎて話逸らしけり
04.秋風や朗吟響く古城跡
14.稲穂波分けて一両電車かな
24.街道に残る馬子唄葛の花
111.霊泉の喉に染み入る秋暑し 
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12
さんせんさん
2019.9.14 16:37
さんせん選

 12.漁火やいつか紛れて天の川
  満天の星に取り込まれて行くような雄大な景
 18.末枯や周回遅れの駆け競べ
  広場に孫を連れだし駆けっこに興じている。草の葉先の末枯れと我が身の衰えに哀愁が滲む
 26.嵩上げの土手を仰ぐや赤のまま
  無味乾燥な土手の工事と犬蓼の赤の対比
 42.雑念の無き釣り竿に赤とんぼ
  無心にたれた竿の先に赤とんぼが止まっているという単純な景色を一句に仕立てた観察眼
 65.月中天慈光あまねく星眠る
  中空に煌々と上がった月を見事に歌い上げた一句
 83.ひとり身の作る味噌汁秋の暮
  独り身のペーソス秋の暮れに響き合う
 100.山肌を連なるリフト花芒
  雪山シーズン前のリフトに芒の穂が揺れている写生に富んだ句
 105.夕映えの畦にかたまる曼珠沙華
  曼珠沙華と夕映えの畦の景色の妙
  
  
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11
方舟さん
2019.9.13 20:01
09・朝霧の中より出づる渡し舟
 霧の中より忽然と現れる渡し舟、川巾の広さをを感じさせる。
14・稲穂波分けて一両電車かな
 豊かな農村地帯を走るローカル線の雰囲気が伝わる。
47・残暑なほ紀伊の梅干しお茶請けに
 厳しい残暑を凌ぐ紀伊名産の梅干しによる塩分補給、農村地帯らではの風景。
63・丹念に菊を育てて白髪に
 菊を育てるのは一度はまると抜け出せない趣味。近くにも多くの趣味人を見る。
76・二百十日地球自転の軸傾ぐ
 先般の15号台風の強風、まさに地球の軸がずれるのではないかと思った。
85・二坪の家庭菜園豊の秋
 たった二坪でも家庭菜園の収穫は樂しみ、茄子やいんげんが豊作だったのか!
99・山囲む民話の里や星月夜
 東北地方の民宿か、語部の話を聞く外はまさに星月夜であった。
105・夕映えの畦にかたまる曼珠沙華
 夕刻の田を見回ると、畦のあちこちに一叢の曼珠沙華が更に夕日に映えている。
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10
しょうくさん
2019.9.13 16:57
しょうく選
     02.秋扇あふぎて話逸らしけり
        秋扇の使い方、ちょっとした皮肉
     12.漁火やいつか紛れて天の川
        漁火かと思わせる天の川はて?。
     30.北国の馬柵に休む赤蜻蛉
        ふと目に留まった、それを見つけた感覚。
     36.茣蓙かぶるゴリラの孤独秋思かな
        動物園での寸景かな
     42.雑念の無き釣り竿に赤とんぼ
        只一心魚信を待っているのと、休み所を見つけたトンボの対比
     76.二百十日地球自転の軸傾ぐ
        自転軸が狂ったとしか思えない台風
     81.花葛の切岸揺るる日和風
        切岸に円弧を描いた花葛
     87.降りしきる雨搔き分けて稲光
        雨を切り裂くように、雷光。
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9
panapanaさん
2019.9.13 11:30
 特選 89.分校を囲む稲田の黄金なす
   秋の収穫期を迎えた田園風景
   の中で学ぶ情景が感じられます。

 入選 08. 12. 23. 27. 112.
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8
苦瓜さん
2019.9.13 8:06
特撰。90
秀句。03.21.41.42.62
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7
山椒の香さん
2019.9.12 21:11
特選 
58.代官の土下座に果つる村芝居
  このときとばかり代官をこっぴどくいじめました。
  日頃のうっぷんをはらした百姓の高笑いがみえて
  おかしみさえ眼に浮かびます。

入選
04.秋風や朗吟響く古城跡
09.朝霧の中より出づる渡し舟
14.稲穂波分けて一両電車かな
48.信濃路の車窓にりんごまたりんご
71.灯りそむ見番小路十三夜
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6
Tiger 6さん
2019.9.12 9:29
特撰
105.夕映えの畦にかたまる曼珠沙華
情景が良く見えます。

入選
03.秋風の抜ける改札無人駅
40.五百羅漢ひしめく苑や昼の虫
48.信濃路の車窓にりんごまたりんご
83.ひとり身の作る味噌汁秋の暮
99.山囲む民話の里や星月夜
0人がいいねと言っています
5
翔行さん
2019.9.11 22:05
特選
69 道産子の馬の鼻ずら赤とんぼ
   北海道の秋が目に見えるようである。
入選
17 渦潮をわたる大橋秋の晴
24 街道に残る馬子唄葛の花
40 五百羅漢ひしめく苑や昼の虫
99 山囲む民話の里や星月夜
103 病みてなお心遊ばす花野かな
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4
利明さん
2019.9.11 16:41
特選
85.二坪の家庭菜園豊の秋
  菜園の広さはたとえ広くはなくとも、丹精込めて栽培した作物の
  収穫は格別、それも豊かな実りともなれば、まさに豊の秋、家族
  みんなの笑顔が見えるようです。
入選
09.朝霧の中より出づる渡し舟
24.街道に残る馬子唄葛の花
67.テキサスの大地呑み込む秋夕焼
70.となめして江戸川渡る赤蜻蛉
74.なみなみとそそぐ手酌や秋涼し
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3
孤山さん
2019.9.11 14:35
特選
02 秋扇あふぎて話逸らしけり
入選
04 秋風や朗吟響く古城跡
14 稲穂波分けて一両電車かな
24 街道に残る馬子唄葛の花
58 代官の土下座に果つる村芝居
72 鳥渡る丸き地球を俯瞰して
0人がいいねと言っています
2
麦秋さん
2019.9.11 12:58
特選
25.顔知らぬ父なりとても魂迎え
秀句
03.秋風の抜ける改札無人駅
42.雑念の無き釣り竿に赤とんぼ
37.国境も県境もなく稲雀
68.電柱に寄り添ふ芒風に揺れ
91.奉納の名前くっきり今年米
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