【シニアの新しい趣味】相撲に興味が出たから見に行ってみたい
連日報道されていた相撲協会絡みのニュースを見て、「相撲協会の問題で相撲に興味を持った」という方も多いのではないでしょうか?
最近でも貴乃花親方が一門の看板を下ろすなど、相撲協会の動きはまだまだ活発なようです。
暴力事件というネガティブなイメージがついてしまった国技「相撲」ですが、あまりにも連日ニュースなどで放送されていたため、「相撲に興味が出た」という方もいますよね。
そこで今回は、相撲の成り立ちと楽しみ方についてご紹介させていただきます。

画像提供:YOURSTOCK(ユアストック)
相撲の成り立ち
相撲は人間の闘争本能である力比べや取っ組み合いから発生した伝統あるスポーツ。
サッカーワールドカップで対戦したセネガルにも相撲によく似た「セネガル相撲」があったり、モンゴルにも「モンゴル相撲」があるなど、世界各地に似たようなスポーツがあるのです。
このように日本の相撲に似た形態のスポーツは古来より世界各地で行われてきました。
日本の相撲の期限は、古事記(712年)や日本書紀(720年)のなかにある力比べの神話や、宿禰(すくね)・蹴速(けはや)の展覧勝負の伝説が挙げられます。
元々相撲はその年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として毎年行われてきました。
これが後に宮廷行事となり、300年間続くことになったのです。
時は流れ、鎌倉時代から戦国時代にかけて。
世は武士が天下を治める武士の時代です。
この時代になると武士の戦闘訓練として相撲が行われていました。
織田信長公は深く相撲を愛し、元亀・天正年間(1570~1592年)に近江の安土城などで、各地から力士を集め上覧相撲を催し、勝ち抜いたものを家臣として召し抱えたそうです。
<大相撲七月場所>大相撲七月場所は7月8日より愛知県体育館で開催!
前売り券、販売中!→https://t.co/BOsoFcMhjN 追手風部屋力士一同お待ちしています!#sumo #相撲 pic.twitter.com/3LQPV3g7AS— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年6月21日
江戸時代に入ると世は太平の時代。
浪人や力自慢のもののなかから、相撲を職業とする人たちが現れます。
職業相撲人によって、全国で観進相撲が行われるようになり、江戸時代中期には定期的に相撲興行が行われるようになりました。
やがて谷風、小野川、雷電の3大強豪力士が出現。
将軍上覧相撲も行われ、相撲人気は急速に高まっていきます。
この頃に今日の大相撲の基礎が確立されたのです。
江戸中期以降は歌舞伎と並び、一般庶民の娯楽として定着しました。
そこから現代に至るまで、きちんとルール化され、洗練され、様式化されてスポーツとしての形態を整えてきました。
土俵入り、番付表、化粧廻し、髷、着物、取り組みなど、江戸時代から大きく変わらぬ姿を今も残しているのです。
古来より日本人に親しまれてきた相撲。
これだけの歴史や伝統がある、ということがわかると相撲協会騒動の見方が少し変わるかもしれませんね。
大相撲の楽しみ方 本場所と巡業ってなに?
<佐渡ヶ嶽部屋>幕下以下の力士に胸を出す琴勇輝。#sumo #相撲 pic.twitter.com/Ve2t1P8lV6
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年6月14日
相撲には「本場所」と「巡業」の2種類があることはご存知ですか?
貴乃花親方は「巡業部長」でしたよね。
本場所とは、力士の地位・球菌を決定する番付作成の基準となる戦いのこと。
もともとは1月と5月の2回だけでしたが、現在は1月(初場所・東京)・3月(春場所・大阪)・5月(夏場所・東京)・7月(名古屋場所)・9月(秋場所・東京)・11月(九州場所)と年6回行われています。
(地方)巡業とは、本場所の合間に、本場所が開催されていない地方をまわる興行のこと。
公開稽古を行ったり、取り組みを行ったりするほか、握手会も行われるなど本場所では味わえない「楽しさ」が特徴です。
本場所中は自分の昇格や給金がかかっているため、ピリピリとした雰囲気ですが、地方巡業では積極的にファンサービスしてくれるため、巡業に参加したことで相撲ファンになったという人も多いそう。
そもそも巡業は相撲道の普及、地域の活性化、青少年育成を目的として行われています。
春は関東、夏は東北・北海道、秋は中部・近畿、冬は九州で開催。
過去にはモンゴルやハワイなどでも地方巡業が行われたことがあったそうです。
地方巡業では本番さながらの真剣勝負を生で観戦できるのはもちろん、「花相撲」の別名で親しまれている通り、イベント感覚で楽しめる催しがたくさんあります。
そのひとつが初切(しょっきり)。
初切とは力士たちが入念に練習を重ね、本来では大相撲でしてはいけない禁じ手をコミカルに披露してくれる催しのこと。
回し蹴りなんかを披露することもあるんだとか。
このように相撲の楽しさを広く教えてくれるのが巡業の良いところ。
名だたる名力士たちを一度に見られる機会でもあります。
今まで相撲を見たことがない、という相撲初心者の方は巡業から見始めてみると良いかもしれません。
上記サイトから巡業のスケジュールを見ることができるので、お住まいの地域の近くで巡業がある際は足を運んでみてはいかがでしょうか?
さいごに
<千秋楽の様子>幕内の取組。御嶽海(9勝6敗)押し出し 逸ノ城(8勝7敗)。 #sumo #相撲 pic.twitter.com/1L24kaxcZg
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年5月27日
いろいろあった大相撲。
しかし、闘う力士たちは真剣そのものです。
あまりいいきっかけではありませんが、相撲に興味を持ったら実際に力士たちが闘う姿を見に行ってみてはいかがでしょうか?
きっと新鮮な驚きと感動があるはずです。
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これは相撲協会の公式サイトでは無いよね!
過去の貴乃花巡業部長を引き合いに出す必要は無い!
それと貴乃花部屋は解散では無いでしょう! 貴乃花一門が解散でしょう!
悪意が隠された居る様で相撲フアンとしては不快!