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教えて!「産地直送の旅」の魅力ア・ラ・カルト ニューヨーク編

こんな旅したかった!

教えて!「産地直送の旅」の魅力ア・ラ・カルト

 旅行会社エイチ・アイ・エスの現地駐在員が実際に足を運んで企画した「産地直送の旅」。Slownet編集部が、世界各地の現地駐在員にパンフレットには書かれていない企画への思い、都市の見所などをうかがい、旅好きなSlownetの皆様の趣味にあった、体感の旅の魅力をご紹介いたします。
 第4回は、ニューヨークです。

ニューヨーク編

現地駐在員
アメリカ在住19年
1995年~アメリカ在住
生野聖子
エイチ・アイ・エス ニューヨーク支店に勤務しております、生野聖子(しょうのきよこ)と申します。
1995年8月に渡米し、エイチ・アイ・エスには1997年から勤務しています。ニューヨーク支店では勤務暦の極めて長いスタッフの1人です。短足胴長で潜水艦のような妙な形をした凶暴な中型犬雑種(12歳 ♂)と一緒に、マンハッタンのベッドタウン ニュージャージー州に暮らしています。出身は大分県大分市、関さば・関あじ・城下カレイ・フグは私の好物四天王ですが、残念ながらアメリカではそんな素敵なお刺身を味わうことができないので、もっぱら「牛肉」の追求に余念のない日々を過ごしています。

地図

産地直送の旅 その1

いま一番、旬のエリア

生野さんが企画されたツアーでは、各都市にあるフランク・ロイド・ライトの作品を見学しますね。ライトの建造物の魅力は、どういったところにありますか?

ルッカリー・ビルディング

ライトの建築が優れている理由のひとつは、「自然との調和」であるとよく言われます。
私自身は建築技術に関する知識は皆無ですのでこれは全く個人的な印象ですが、西洋の伝統的な有名建築物や庭園はおおよそシンメトリー(左右対称)に造られているものが多い中、ライトはその古くからの美意識を大きく覆すことで近代建築を牽引した人物なのではないかと感じています。そして、その歴史への裏切りこそが、彼のコンセプトである「自然との調和」を可能にした要因ではないか、と考えています。

落水荘

このツアーの最大の見所でもある「落水荘」はその良い例で、人の手によって作為的に造られた美を強く感じさせるシンメトリーに対し、あるがままの自然の形を生かして建てられています。また、ライトの建築物は、「豪壮」とか「華麗」とかいう言葉からはほど遠い自然の景観の一部として存在しています。ライトのつくり出す世界は、そこに住む人にも訪れる人にも精神的な豊かさを与え続けてきたのではないでしょうか。ライトが生きた時代にあってはきっと、彼の造る建造物は誰も見たことのない新しい美意識に基づいたものであったことでしょう。かといって決してキテレツではない彼の作品は、当時の人々にも「好ましい新しさ」として、その人々の生活の中に自然に受け入れられていったのではないかと私は想像しています。

フレデリック・C・ロビー邸

ライトは旧帝国ホテルを設計したことで日本人にはよく知られている建築家ですが、ライトと日本とのつながりは帝国ホテルだけには留まりません。ライトは生前日本文化を深く理解し愛した人としても知られ、浮世絵に魅せられ、水墨画に描かれた山村の構図に大きく影響を受けたと言われています。そんなライトの作品だからこそ、私たち日本人はとりわけ強い共感を覚えるのではないでしょうか。

訪問都市の中でもピッツバーグは印象が薄いのですが、どんな都市ですか?

ピッツバーグ

このツアーでは、シカゴ、ピッツバーグ、ニューヨークを基点にライトの作品の数々をご案内します。ニューヨークは言うまでもなく世界的な観光都市、シカゴは産業の発達したアメリカの大都市のひとつです。何かしらステレオタイプな印象のあるこの2都市に比べると、確かにピッツバーグは皆様にとって印象の薄い都市ではないかと思います。

 

フリック・アート&ヒストリックパーク

ところが、実際に訪れると、その文化度の高さに大きな感銘を受けました。それはとりもなおさず、地理の教科書にあった通り「鉄鋼業」を中心とした産業が栄えたことに直接的に起因しています。ピッツバーグの産業の繁栄は、カーネギーやフリックら、今ではちょっとお目にかかれないレベルの大富豪を生み、彼らの富によってこの街の文化が育まれました。ピッツバーグにある美術館の数々、名門大学やそれに付設された研究機関には、その量にも、質にも、実際に訪問していただくと驚かれることでしょう。ライト作品を置いても、ピッツバーグは広く皆様にご紹介したいアメリカの街です。

ホテルのラインナップを見てみると、名門でないホテルもあるようですが、ホテルを選ぶ際、どのようなところにこだわったのですか?

ザ・キタノ・ニューヨーク

今回このツアーを企画するにあたり、「名門ホテル」「一流ホテル」といったホテルの格にまどわされず、快適性をあえて重視しました。格式ばったホテルよりも、心身ともに休めていただくことのできるホテルの方が、結果的にお客様に喜んでいただけるに違いないと考えたからです。そうはいっても、どの都市のホテルも高級ホテルであることに変わりはありません。

ザ・キタノ・ニューヨーク

中でも1番のお勧めは、ニューヨークでご宿泊いただく「キタノ・ニューヨーク」です。海外旅行に行くのに何も日本のホテルでなくても……と思われるかもしれませんが、長い行程で疲れが出はじめたころに受ける、日本人にとって痒いところに手の届くおもてなしは、必ずや皆様に喜びと感動を与えることでしょう。
このホテルの凄いところは、日本のホテルでありながら、日本人以外の宿泊客、しかもリピーターが極めて多いことです。日本のおもてなしの精神が世界中に受け入れられている事実を実感できるのは、とても嬉しいことですね。

産地直送の旅 その2

人気のグルメ

美味しい牛肉を探し求めている生野さんオススメの肉料理をご紹介いただけますか。

ポーターハウスステーキ

私のイチオシは、今日本でも注目されはじめている「ドライエイジド・ビーフ」(乾燥熟成肉)のステーキです。
日本で美味しい牛肉と言えば「霜降り肉」が主流ですが、アメリカでは依然「赤身」の牛肉が主流です。アメリカの赤身の牛肉はそれを低音保存で熟成させ、旨み成分であるアミノ酸を引き出すことで肉本来の持つ美味しさを味わいます。ニューヨークには昔から「ドライエイジド・ビーフ」を使ったステーキの有名店がありましたが、ここ数年で数多くのステーキハウスが次々と開店し、「ドライエイジド・ビーフ」の黄金時代を迎えました。そんなニューヨークのトレンドは日本にも飛び火し、特に健康志向の強い方には「脂身が少ないけど美味しい牛肉」として人気が出はじめているようです。

ウルフギャング

「ドライエイジド・ビーフ」の古くからの名店である「ピーター・ルーガー」へ行って以来、考え方は大きく変わり、私はアメリカの牛肉の本当の美味しさを知らなかっただけだったことに気づかされました。
このツアーでは、ニューヨークでこの「ドライエイジド・ビーフ」を使ったステーキを召し上がっていただきます。「ドライエイジド・ビーフ」の本場ニューヨークで、しかも数あるステーキハウスの中でも特に味に定評のある「ウルフギャング・ステーキハウス」本店の味を、たっぷりお楽しみください。

アメリカではお目にかかれない温水洗浄便座

外国人が日本で感動するもののひとつといえば、温水洗浄便座でしょう。1967年に伊奈製陶(現:LIXIL)が国産初の温水洗浄便座付洋風便器を発売して以来、右肩上がりに普及し、今では70%を超える一般家庭に普及したと言われています。
一方、オフィスビルや商業施設といった公共施設での採用も進み、現在では日本人の生活に不可欠な衛生機器となりました。ところが、海外では普及が進まず、アメリカでもなかなかお目にかかれません。しかし、「キタノ・ニューヨーク」には全室に温水洗浄便座が装備されています。これも日本流のおもてなしでしょうか。

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