氷上の華麗な天使に夢中！フィギュアスケート鑑賞入門（シニア）

2018年2月に開催される冬季の平昌オリンピックを控え、これから始めるシニアの趣味としておすすめできるのが、フィギュアスケート鑑賞です。
入門編から応用まで、ルールを知るだけで毎年秋から冬の楽しみが増えます。
また、ジュニアの頃から選手を応援していれば、その選手がオリンピックに出たときの感慨はひとしおです。

画像提供：YOURSTOCK（ユアストック）

日本人選手がつぎつぎ躍動！フィギュアスケートの魅力

毎年冬になるとフィギュアスケートの中継が高視聴率になるなど、近年急速に支持されている趣味が、フィギュアスケート鑑賞です。
最近では地上波、BS問わずさまざまな試合が中継されていますので、自宅でゆっくり秋から冬にかけて楽しめる趣味となることでしょう。
先日引退した浅田真央選手や、金メダリストである羽生結弦選手が有名ですが、日本のフィギュアスケートのレベルは高くたくさんのおすすめの選手がいます。
華やかな女性で言えば、メディアにも良く取り上げられている本田真凛（ほんだまりん）選手です。妹の本田望結（ほんだみゆ）さんもジュニアで活躍しており、姉妹で取り上げられています。
また、ジュニアで全国の頂点に輝いた坂本花織（さかもと かおり）選手も生き生きとした演技が魅力的です。
男子では、シニアで活躍している宇野昌磨（うの しょうま）選手はもちろん、ジュニアにも着目です。
全日本ジュニア選手権で優勝した友野一希（ともの かずき）選手や4回転ジャンプに挑戦している島田高志郎（しまだ こうしろう）選手もおすすめです。
フィギュアスケート鑑賞を取り入れる場合、将来的にオリンピックで活躍しそうな選手をジュニアの頃から応援していれば、長く応援でき、また入賞したり、よい成績をおさめた時には大変喜ばしいものになるでしょう。

フィギュアスケートの基本：プログラムや採点の仕組み

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ニュースなどでフィギュアスケートをご覧になった際、よく「ショートプログラム」と「フリープログラム」という言葉は耳にされることは多いかもしれません。
それぞれの得点などのルールも知るとより深く楽しむことができますので、趣味としてこれからフィギュアスケート鑑賞を始めるなら、入門編としてルールを抑えることは大切です。

ショートプログラムとフリープログラムは原則として同じルールが適用されていますが、ショートではジャンプとスピンが規定されており、フリーでは一定の制限があるものの文字通り自由に構成ができます。
ショートのほうが時間が短く、フリーは演技構成点が入るためフリーの得点の比重が大きくなります。
得点は、技術点と演技構成点、それから減点の加法によって行われます。技術点はジャンプやスピン、ステップなどに応じて加点され、難しい技を決めれば点数が高くなります。基礎点はGOE(出来栄え点)で構成され、トリプルアクセルなど技によって決まっており、後半に行うと加点があります。GOEとはその要素がどれだけできたか、ということです。ジャンプやスピンには実行できる上限があります。そして演技構成点（PCS）には「スケーティング技術」「つなぎのフットワークと動作」「演技と実行」「振り付け／構成」「音楽の解釈」があります。
フィギュアスケートの基礎知識として、これらの加点の仕組みは知っておきましょう。

推し選手を見つけて応援しよう

フィギュアスケートをシニアの趣味として楽しむのであれば、まずは推し選手を見つけることから始めましょう。
推しとは、自分のお気に入りの選手という意味で、誰かのファンになるということです。
まずは、メディアでも目にしやすいので、世界で活躍しているようなシニアの選手からお気に入りの選手を探すとよいでしょう。
長く楽しみたかったり、成長を見守りたいのであれば、ジュニアの頃から応援するのがよいかもしれません。
ジュニア選手権などで直感的に「この選手を応援したいな」と思ったら、その選手の演技や印象に残ったことを日記やブログにつけておくのもよいでしょう。
SNSのコミュニティーなどに入れば、同じ趣味を持つシニア友達ができる可能性もあります。
応援しているジュニアの選手が、何年かしてからシニアの世界に立ち、オリンピックなどに出場すると、それだけで「応援していてよかった」と思えるかもしれません。
選手のことをわかってきたら、次はその選手の持つ技や演技で使用している曲、衣装、コーチ、振付師などに着目していくようになれば、フィギュア通として立派にファン道を進んでいると言えます。
フィギュアスケートはそれだけ、奥の深い世界です。きっと、長く続けられる趣味になることでしょう。

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