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おとなの文章教室【1】文章のプロに学ぶ「自分らしさ」が伝わる文章力

 どうすればいい文章が書けるのか、お悩みではありませんか。上手でなくてもいい、思ったことを表現できればいいだけなのに。でも、うまく言葉にならない。数行で書くことがなくなってしまう。気持ちが相手に伝わらない。相手に分かってもらえない。そんな方々に向けて、クリニック「おとなの文章教室」を開校します。

おとなの文章教室【1】文章のプロに学ぶ!「自分らしさ」が伝わる文章力

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

「いい文章」とはどんなもの?

いい文章とはどんなものか。定義があるわけではありません。私は全国紙の新聞記者として40年近く、働いてきました。海外特派員や論説委員をやり、またデスクとして記者たちの原稿を直すという役割もつとめてきました。世間的に言えば文章の「プロ」ということですが、本人的にはそんなことは思ったこともありません。

文章はこう書くんだよ、と言ったとたんに、ブーメランのようにその言葉は戻ってきて、自分に突き刺さります。えらそうなことを言って、あなたの文章はそうなっていないじゃないの、というわけですね。そう言われなくても、なんか視線で感じてしまうんです。だから文章教室なんてやりたくない。それが本音ではあります。

でも、文章を書こうと原稿用紙に向い(古いですね)、あるいはパソコンのキーボードに指を置いて、「うーん」と考え込んでしまう人がいるのは事実です。行ったり来たり、筆が一向に進まない。そんな方々には、文章のコツのようなものをお伝えできたらと思います。筆が止まってしまった時の、気持ちの入れ替え方というコツもあります。

必要なのはちょっとしたテクニック

おとなの文章教室【1】文章のプロに学ぶ!「自分らしさ」が伝わる文章力

画像提供:YOURSTOCK(ユアストック)

ちょっとしたことに気をつけるだけで、文章はずいぶん変わります。テクニックと言ってもいいでしょう。

たとえば、こんな具合です――

コツ1 「1段落4~5行」
段落[パラグラフ]をきちんと分けて書きましょう。一つの段落は4~5行で。

コツ2 「1段落で言いたいことは一つだけ」
一段落で言いたいことは一つだけにします。二つも三つもある時は、段落を分けましょう。

コツ3 「文章は短く」
2つ以上の文章をつなげる、いわゆる[複文]は避けましょう。

コツ4 「思いは言い切る」
語尾を「逃げて」いませんか。相手をおもんぱかるのもいいですが、自分の思いは言い切りましょう。

コツ5 「言いたいことを先に書く」
一番伝えたい結論を先に書きましょう。言い訳は後で。

 書き出す前に、まず言いたいことを整理しておくと、あとが楽になります。新聞的な感じですが、見出しをさきに考えてみるのです。いきなり見出しなんて、思い浮かばない。そうでしょう。だからこそ、考えてみるのです。何を自分は書こうしているのかを、つらつら考える習慣をつけるのです。

自分の思い、主張を伝えようというなら、なおさら構成と論理展開を考えておいた方が、文章はわかりやすくなります。結論をまず考え、そこに読者を導いていくための作戦をつくっておくのですね。とりあえず書き始めちゃって、途中から頭を整理するというのでも構いません。論理の流れ、構成を意識していただければ、それでいいのです。

谷崎潤一郎とか、三島由紀夫とか、井上ひさしとか、高名な文学者が文章論について書いています。結構、ハウツー的な中身にも触れられていて、文章にかけるそれぞれの熱い思いを感じさせます。私もいろいろ読んでみました。共通するものもあれば、全然違うことを言っている場合もあります。結局、文章というものは、つまりは書き手の個性に帰着する。そう思いました。テクニック面での巧拙はあったとしても、要は中身です、ということです。

皆さんの個性を表現する。それを少しでもお手伝いできれば、と思っております。

この講座では、皆さんから寄せていただいた課題文を素材として使わせていただき、文章を書くコツを論じてみたいと思います。同時に、文章にまつわるさまざまな随想、雑念、思いつきにも筆を走らせ、皆さんと交歓できたらとも考えています。

「おとなの文章教室」への参加方法

【おとなの文章教室1】文章のプロに学ぶ!「自分らしさ」が伝わる文章力

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

この「おとなの文章教室」は、どなたでも、いつからでもご参加いただけます。
毎回お題に沿った課題文を投稿いただき、1~2週間に一度、みなさんの作品を中心に、どうすればいい文章になるか、分かりやすくなるかなど、Slownet特集記事にてテーマに沿って考えます。

これまで沢山の記事を書いてきた遠藤タヌキ先生と一緒に、思いが伝わる文章の書き方について学んでみませんか?

【お願い】
皆さんから寄せていただいた課題文の中から、文章や表現などを部分的に抜き出したりして、書き方について考えていく予定です。
その時に使うために、本当のお名前とは別にハンドルネームをつけてください。「東京・たぬき親父」「青森・リンゴ好き女」といった感じです。

第1回課題文「自己紹介」

◇テーマ:自己紹介
30人ぐらいの趣味のサークルとか、同窓会とかを思い浮かべてください。そこで自己紹介をするイメージです。履歴だけでなく、何か心を砕いていることについての思いもちょっと書いてください。

◇長さ:500文字~800文字

課題文はこちらから投稿いただけます。

参加する

【ご感想やご意見はこちらから】
ご質問、ご感想やご意見は「おとなの文章教室 専用サークル」で受け付けますので、フォローをお願いします。
お気軽にメッセージをお寄せ下さい。どなたでも、いつでもご参加可能です!

講師プロフィール
「おとなの文章教室」講師プロフィール

遠藤 タヌキ 先生
(えんどう タヌキ)


全国紙の記者として、40年近く活躍。政治、国際、外交などについて沢山の記事を書いてきました。中曽根、竹下、宮沢政権から民主党政権、安倍政権まで取材し、冷戦の終結、ソ連崩壊なども目撃しました。都内の大学で、メディア論や文章論などを教えています。


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