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時代が求めたエロス「日活ロマンポルノ」の魅力

「そういえば昔見たピンク映画。あれはよかったな」

1971年から1988年まで、1100本もの作品が制作された「日活ロマンポルノ」
日活ロマンポルノといえば、他のピンク映画とは一線を画し、「日活ロマンポルノ」というジャンルを確立した映画でもあります。
そんな日活ロマンポルノは、時代が求めたとともに、日活そのものの生き残りをかけた路線でもあったのです。

女性のボディー

画像提供:imagenavi(イメージナビ)


少しだけ昔を思い出して、改めて日活ロマンポルノについて詳しくご紹介すると共に、現在でも見られる場所やサービスをご紹介いたします。

時代に対するアンチテーゼがエロスを求めた?

1960年代後半、家庭のカラーテレビの普及率が飛躍的に伸びた影響で、映画離れが映画業界を悩ませていました。
日活も例に漏れず、映画製作を一旦ストップしなければならないほど傾いていたというのです。
映画産業が主力の日活にとって、映画が製作できないというのは大問題

その一方、アダルトビデオなど家庭でアダルトな映像はまだ見られる環境にありませんでした。
そのため、ピンク映画やや成人映画を見るために劇場に足を運んでいた人が多かったといいます。
映画産業は縮小の一途をたどっていたにも関わらず、アダルト映画産業はじわじわと伸び始めていたのです。
日活はこのアダルト映画に目をつけました。

1970年代初頭、学生運動が終わりを迎え、当時の若者たちを中心に社会全体が既成のものに反発するような空気になっていた時代。
日活は、監督もスタッフも基本は社員という事と、元からセットや美術が撮影所にあったため、人件費も製作費用も低予算で、他の映画会社とは比べ物にならないほどクオリティの高い作品をたくさん生み出せたのでした。
時代背景と、それまで日活が長年培ってきた土壌もあり、日活ロマンポルノは若者たちから熱狂的に支持されることになったのです。

青春、コメディ、時代劇……様々なジャンルがあった

女性のボディー

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

1971から1988年のわずか17年間で約1100本もの作品が製作され、アダルト映画でありながら芸術性や革新性が高く評価され、現在もファンが増え続けている日活ロマンポルノ

世間の劇場で多く上映されていたポルノ映画は、「濡れ場が入っていれば後は何をやってもよかった」そう。

その中でも、ロマンポルノは異色でした。
「濡れ場」が入っていればなんでもよいことを逆手に取り、新人監督や新人脚本家などが、自らの技術を試す、新たな試みを行う場としても利用。
表現の規制が極端に少ないからこそ、いろいろと試し、どんどん技術力、構成力が上がり、スタッフが育っていったといいます。

他のピンク映画会社と比べて、日活には時代劇のセットや撮影スタジオがある点で大きく異なり、撮影のロケにおいてもロマンポルノ製作以前から、ロケハンによる知識と技術が受け継がれていたため、様々なジャンルの作品を生み出す事ができたのです。

リブロート・プロジェクトで新しい表現に挑戦

女性のボディー

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

日活の創立100年(2012年)を迎える事業を前年頃から企画されている中、渋谷ユーロペースで曽根中生監督の劇場未公開『白昼の女狩り』(1984年)を公開したのをきっかけに、100周年の企画として2012年同劇場で『生きつづけるロマンポルノ』と題され、厳選されたロマンポルノ32タイトルの上映会を開催。

その企画が日活社内のロマンポルノに対する注目度を高める事にもなったのです。

日活株式会社がロマンポルノ製作を開始して生誕45年を迎えた2017年、塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫、行定勲5人の有名映画監督による完全オリジナル新作の製作をする「ロマンポルノ・リブロート・プロジェクト」がスタート。

ロマンポルノは若手発掘の場でもあった事から「ロマンポルノ・リブロート・プロジェクト」も監督も若手を起用したらどうかという案もあったそうですが、監督経験値が必要な濡れ場撮影に加え、製作期間はたったの7日間しかないという事もあり、日本映画界を牽引する5人の監督が起用されました。

アダルト映画というジャンルであるが故にキャスティングには苦労をしたそうですが、監督の実績もあった事から、役者たちはロマンポルノにチャレンジする事を決意。

今回、リブロート・プロジェクトで公開されたジャンルは様々で、純愛、レズビアンなど、作品によって、観客の客層は違ったようですが、若い女性の反応も多く、時代の変化を感じた企画になったそうです。

こんなサイト&劇場で見られます

【DMM】
DMM
【http://www.dmm.co.jp/digital/nikkatsu/-/list/=/article=maker/id=40148/sort=date/】

【U-NEXT】
【https://video.unext.jp/freeword?full=1&type=&order=public_start_desc&filter=&query=%E6%97%A5%E6%B4%BB%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E】

【Googleplay】
Google Play
【https://play.google.com/store/search?q=%E6%97%A5%E6%B4%BB%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E】

 

コメント
  1. ご紹介ありがとうございます。日活ロマンポルノ公式サイトでは、作品を視聴できる動画配信サイト(正規許諾先)や作品データベースも提供しておりますので、ぜひご活用くださいませ。

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